沖縄へ行ったら泡盛は外せません!おすすめの泡盛11選のご紹介

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沖縄へ行ったら泡盛は外せません!おすすめの泡盛11選のご紹介

沖縄のお酒といえば泡盛が有名ですね。泡盛は原料のタイ米を洗浄したあと黒麹を混ぜて、さらにもろみを加えて発酵させたお酒です。寝かせれば寝かせるほど味に深みがでて美味しくなるといわれています。

泡盛は独特の香りやスッキリとした喉ごしが特徴で、お酒として味わうだけでなく、料理の際の調味料としても使われています。最近では、初めての人でも飲みやすい減圧蒸留で造られた泡盛もあり、クセやにおいもなくフルーティな味わいに仕上がっています。今回は、沖縄でもとりわけ人気の高い泡盛をご紹介したいと思います。

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沖縄へ行ったら泡盛は外せません!おすすめの泡盛11選のご紹介

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1. 北谷長老

沖縄本島中部の北谷町で造られている泡盛「北谷(ちゃたん)長老」。100年以上前の1894年に、玉那覇酒造から発売された歴史ある泡盛です。

蔵元のある北谷町などのごく一部の地域でしか販売されていませんでした。上品な香りで飲みやすく、口当たりの良いお酒として口々に広まり、今では全国に知られる存在に。とはいえ家族と数名のスタッフのみで醸造しているため、年間の生産量は限られています。

沖縄で北谷長老を見かけたら、ぜひ1本購入してみましょう。

2. 残波ホワイト

残波(ざんぱ)といえば、全国的に有名な泡盛の1つ。読谷村に工場をもつ比嘉酒造の主力商品で、モンド・セレクションの金賞を7年連続で受賞しています。かつては泡盛というと男性の酒というイメージでしたが、残波ホワイトは女性でも飲みやすいように改良された1本です。蒸留器を用いた減圧蒸留の酒造方法により、フルーティでスッキリした味わいが楽しめます。

ストレートやロックがおすすめですが、カクテルにしてもおいしいですよ。残波ホワイトは飲みなれない人向けの柔らかい味に仕上がっているので、初めて泡盛を飲むという人はまず残波ホワイトを試してみると良いでしょう。

3. 久米島の久米仙

沖縄本島に近い離島の久米島で造られている泡盛「久米島の久米仙」。醸造の際には、久米島の名水「堂井(ドーガー)」と呼ばれる冷たくて甘みのある湧き水を使用します。冷却にも自然の風と天然水を用いるなど、自然に近い方法で造られる品質の良い泡盛です。

飲んだ時に鼻に抜ける香りが特徴的な久米仙。ほんのり甘さが口に広がり、クセがなく飲みやすいため久米島の島人にも人気があります。またシークワーサー入りなどさまざまな味や、びーどろガラスや壺に入ったボトルなど、味だけでなく目でも楽しめる工夫がなされています。

4. くら

もともとラム酒を製造していたヘリオス酒造が、昭和54年に焼酎乙類の免許が交付されたことをきっかけに造り始めた泡盛「くら」。カナダ産の樫樽に貯蔵して熟成させることで、琥珀色をしたまろやかな味わいに仕上がります。

また後味もすっきりしているので、泡盛初心者や女性にも飲みやすい泡盛です。美しい琥珀色に芳酵な味わいと香りのくらは、泡盛初心者から通の人まで、幅広い人気を誇っています。

5. 菊之露

宮古島の代表的な泡盛として有名なのが「菊之露」。島のミネラルやカルシウムをたっぷり含んだ硬水にもろみを仕込み、泡盛独特の旨みやまろやかな風味をストレートに感じることができます。水で割ってもその味が崩れることはありません。こちらも飲みやすいので、泡盛初心者にもおすすめです。ぜひ自分好みに割って飲んでみてください。

泡盛本来の熟成された深い風味が楽しめるため、泡盛の代表格ともいえる1本です。高品質なのに価格がお手頃なのも、人気の理由の1つといえるでしょう。

6. 瑞穂

那覇市を走るゆいレールの市民病院前駅のすぐ目の前にある瑞穂酒造。琉球王国尚泰王即位の年にできたという歴史のある泡盛です。酒蔵の地下には貯蔵庫があり、1年中一定の温度に管理された環境の中でじっくりと熟成させています。度数の高いロイヤル瑞穂や、逆にマイルド瑞穂という25度くらいのスッキリとした飲みやすいタイプなど、種類もいろいろです。

ロイヤル瑞穂はグラスに入れた瞬間、キャラメルやナッツのようなほのかに甘みのある香りを楽しめます。後者は飲みやすいことから女性の人気が高く、ストレートかロックで飲むと、泡盛の旨みやコクを味わえるのでおすすめです。またマイルド瑞穂は、食中酒としても楽しめますよ。

7. まさひろ

かつては残波ホワイトと同じ比嘉酒造で造られていた泡盛「まさひろ」。残波と並ぶ比嘉酒造の代表的な銘柄で、3代目蔵主昌廣(しょうこう)の名を読み変えて「まさひろ」と命名された、50年以上の歴史ある泡盛です。

伝統を受け継いだ、飽きのないスッキリとした味わいや華やかな香りが特徴です。飲み切りサイズの2合瓶タイプは、レトロなデザインでお土産にもおすすめ。まさひろの中でも「古酒まさひろゴールド」は、厳選された古酒をブレンドして商品化したもの。品質の良さが評価され、モンド・セレクションでは3年連続金賞を受賞しました。

8. 忠孝

那覇周辺で長年愛されている泡盛の代表銘柄です。忠孝酒造では泡盛の古酒を造るうえで質の良い甕は欠かせないと考え、特製の甕「忠孝南蛮荒焼」を使用しています。忠孝南蛮荒焼に使用される土には鉄分・カルシウム・マンガンなどの金属成分が含まれ、甕から溶けだした金属成分が泡盛をいっそう味わい深くしてくれます。

熟成された分やや辛口にはなりますが、ふくよかな香りや深みのある味わいが楽しめます。店頭では180mlの瓶に入った「忠孝おためし3点セット」も販売されているので、お土産やいろんな味を楽しみたい人におすすめです。

9. 琉球クラシック

新里酒造は現存する沖縄最古の泡盛の蔵元といわれ、160年以上の歴史があります。琉球クラシックは新里酒造で1年を通して飲まれている泡盛です。まろやかでコクのある上圧蒸留の原酒と、スッキリとした味を生み出す減圧蒸留の原酒をブレンド。フルーティな香りやほんのりとした甘み、そしてスッキリとした味わいが特徴です。

泡盛初心者や女性の方に人気があり、飲みやすいく後を引かない琉球クラシックは揚げ物などの脂っこい料理との相性も抜群です。水割りにして食中酒として味わうのがおすすめ!ラベルは創業当時のデザインを復刻したものになっていて、愛好家も多くいるほどです。

10. 花酒

沖縄はもちろん、日本の最西端に位置する与那国島。この島にしかない泡盛の変わり種が、花酒(はなさき)です。泡盛が高くてもアルコール度数45%なのに対して、花酒はなんと60%もあります。そのため日本の酒税法による分類上、焼酎ではなくリキュールに属しています。

造り方は泡盛と同じで、蒸留して最初のアルコール濃度の高い部分だけを集めたもの。冷凍庫に入れても凍らないので、まずはお好みの温度で舐めるように味わってみましょう。そのトロっとした濃厚な甘味や香味に、思わず驚いてしまいますよ。

もちろん長く飲むなら水で割るのがオススメで、花酒は加水すると薄青白く濁ります。割っても風味が損なわれることはないので、お好みの濃さに調節して楽しんでください。与那国島では、島内3ヶ所の酒造所で花酒を製造しています。

11. 白百合

これまで比較的飲みやすい銘柄をご紹介してきましたが、クセの強い泡盛にチャレンジしてみたいなら「白百合」を試してみてください。石垣島の小さな醸造所「池原酒造」の商品で、洗米から蒸留過程まですべて手作業で、添加物なしの天然醸造にこだわっています。

手編みの竹網を使って麹を醸し、地釜直火蒸留で造られた泡盛はとにかく独特のクセが特徴!初心者はもちろん、泡盛好きの間でも好き嫌いがはっきり分かれる1本です。飲みやすい泡盛には少し飽きたという人は、石垣島の白百合に舌を躍らせてみてください。

12. 泡波

有人島としては日本最南端の波照間島。南十字星の観測スポットとしても知られるこのロマンチックな離島には、「泡波」という島唯一の泡盛が存在します。

島民の共同事業として1953年に設立されたもので、今もなお島の人たちが手作りで醸造しています。そもそも500人ほどしかいない島民のためのお酒として造られたものなので、当然ながら生産量はごくわずか。名実ともに「幻の酒」と呼ばれています。

微量の塩分を含む島の地下水を仕込みに利用し、ほかにはない風味と呑み口が楽しめます。そのためか、泡波は島の水で割って飲むとより美味しいともいわれているんですよ。波照間島を訪れる際は、ぜひ幻の泡盛を賞味してみてください。

◎まとめ

沖縄県全域から、おすすめの泡盛を選りすぐって12銘柄ご紹介しました。泡盛とひと口に言っても、本当だけでもたくさんの種類があります。また離島まで含めれば、バラエティは実に豊富!一度や二度の沖縄旅行で、泡盛に精通するのはまず無理です。ぜひ沖縄のいろいろな地域へ渡り、その土地その土地の泡盛を試してみてください。

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