【世界遺産】ヴィスマールの歴史地区とは?|ハンザ同盟の栄光!

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【世界遺産】ヴィスマールの歴史地区とは?|ハンザ同盟の栄光!

シュトラールズントとヴィスマールは、それぞれバルト海に面したドイツ北東岸の都市です。14~15世紀にはハンザ都市として反映し、交易による富と栄光を築いていました。今でもシュトラールズントとヴィスマールの歴史地区には中世の街並みが広く残っていて、ゴシック様式レンガ造の歴史的建造物を見ることができます。

ハンザ都市というと、同じドイツにある「ハンザの女王」ことリューベックが有名。ですが、シュトラールズントとヴィスマールは最盛期を迎えた時代が異なることや、ヴェンド人の街並みを代表しているといった点でリューベックとは異なる価値をもつと認められ、2002年に世界遺産に登録されました。

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【世界遺産】ヴィスマールの歴史地区とは?|ハンザ同盟の栄光!

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シュトラールズントとヴィスマールの歴史地区とは?

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シュトラールズントとヴィスマールが都市としての権利を獲得したのは、それぞれ前者が1234年、後者が1229年とされています。どちらも13世紀中にハンザ同盟に加盟し、バルト海貿易や毛織物業で発展しました。

1648年、三十年戦争の講和条約であるヴェストファーレン条約によって、シュトラールズントとヴィスマールはスウェーデン領となります。シュトラールズントは19世紀初頭のナポレオン戦争後にプロイセン王国に組み込まれましたが、ヴィスマールは1803年に借款の担保としてメクレンブルクに譲渡されます。

ドイツ帝国が成立した後の1903年にスウェーデンが買い戻す権利を放棄したことで、ヴィスマールもドイツ領となりました。

シュトラールズントとヴィスマールの歴史地区へのアクセス

シュトラールズントとヴィスマールは、直線で100kmほど離れています。両都市間は、ロストックでの乗り換えを経て、鉄道で2時間半ほどで移動できます。

シュトラールズントへは、ベルリンから直通列車でおよそ3時間。ヴィスマールへは、ハンブルクからシュヴェリーン乗り換えでやはり2時間半ほどです。

シュトラールズントとヴィスマルおすすめポイント①:シュトラールズント

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シュトラールズントは対岸にリューゲン島を望む海峡に面した都市です。旧市街は三方を海と湖に囲まれ、三角形の半島のような形をしています。

世界遺産に登録された街並みは、赤レンガの建物が特徴的。とくにリューベックに倣ったという美しいファサードをもつ市庁舎や、船乗りの守護聖人とされる聖ニコラウスの名を冠した聖ニコライ教会などが集まるアルター・マルクトが見どころとなっています。

市庁舎の1階には、かつて毛織物の問屋街が形成されていて、黒い柱の並ぶ廊下がその名残をとどめています。ノイアー・マルクとには、大聖堂や修道院を利用した博物館もありますよ。

半日もあれば旧市街のすべての通りを歩けるくらいの規模なので、じっくり時間をかけて街並みを楽しんでください。

シュトラールズントとヴィスマールのおすすめポイント②:ヴィスマール

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ヴィスマール湾の最奥に位置するヴィスマール。駅前がすぐ世界遺産の旧市街なので、着いてしまえば楽に観光ができる都市です。世界遺産の歴史地区は、バルト海南岸の都市のなかでも保存状態が良く、ゴシック様式のレンガ建築が建ち並んでいます。小さい都市ののどかな雰囲気と赤レンガの建物、そして風情ある港や酒場はとても魅力的で惹きつけられます。

17~18世紀にかけてはスウェーデンの支配下にあり、その時に建てられたアルター・シュヴェーデというレストランは、ヴィスマールで最も古い邸宅です。ほかにも忘れてはいけないのが教会群。残念ながら第二次世界大戦で破壊されて修復されたものですが、それでもゴシック様式のレンガ建築はやはり見事です。

世界遺産の古い建物だけでなく、カラフルでかわいい家やおしゃれな看板など、目移りするものがいっぱいですよ。

シュトラールズントとヴィスマールのおすすめポイント③:レンガ建築

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世界遺産に登録されたシュトラールズントとヴィスマルの一番の注目ポイントといえば、やっぱりゴシック様式のレンガ建築です。ハンザ同盟地域でみられるこの建築の街並みをめぐる、ヨーロッパ・レンガゴシック街道という観光ルートも提唱されています。

レンガゴシック建築に使われている赤レンガは、1個ずつ手作業で形成して焼かれているというから驚きです。なので、シュトラールズントとヴィスマールの歴史地区のゴシックレンガ建築の建物は、すべて1点ものなんですよ。また、どの建物もいろいろな装飾が施されていて、さらに魅力があります。

世界遺産としての価値はもちろん、建物1つ1つとしてみても、貴重な建築物がシュトラールズントとヴィスマールにはあります。

◎まとめ

世界遺産シュトラールズントとヴィスマールの歴史地区についてご紹介しました。同じドイツでも、南の内陸地域とは全く違う雰囲気が、ハンザ同盟の都市にはあります。

ドイツの港町と特有の雰囲気が漂う2つの世界遺産の都市には、風情だけでなく開放感もあります。観光客が多くはない穴場観光スポットでもあるので、のんびり旅がしたいという人にはおすすめの世界遺産です。

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