イギリス南西部の海の町ボーンマスの観光スポットと魅力をたっぷり紹介!

イギリス南西部の海の町ボーンマスの観光スポットと魅力をたっぷり紹介!

ボーンマスはイギリス南西部ドーセット州にあり、イギリス海峡に臨む海岸の町です。約11kmにわたって砂浜の続く町は、富裕層やビジネスマンなどに人気のリゾート地で、とくに夏は観光客もビーチで寝そべったり、海水浴を楽しみにボーンマスを訪れます。人気の理由は美しい砂!ビーチはどこも手入れが行き届いていて、白くてさらさらとした手触りの砂はイギリス国内も指折りです。

また、それに加えて眺めが良いのも大きな魅力。ボーンマスでは海や砂浜だけでなく、マリンスポーツやグルメ、ショッピングも楽しめます。イギリス有数の観光保養地ボーンマスの魅力をご紹介します。

目次

イギリス南西部の海の町ボーンマスの観光スポットと魅力をたっぷり紹介!

目次を閉じる

1.ボーンマス・ビーチ

ボーンマス・ビーチはイギリスでもトップクラスの美しい砂を持つ砂浜です。観光スポットとして管理されているこのビーチは手入れが行き届いていて、定期的に機械で清掃が行われています。ボーンマスの砂はさらさらと重みのあり、感触がとても良いと評判です。ボーンマスへ観光に来た人はもちろん、地元の人もパラソルを広げてのんびり、ゆったりと時間を過ごすところです。

ビーチは11kmも続いているので、ゆっくり海を眺めながら散歩をして楽しむのもいいですし、バスで好きなポイントに移動することもできます。白い砂浜から青い海と日の出を見ることもできるので、観光を忘れてずっと住んでしまいたくなるかもしれませんよ。

2.ラッセルコーツ美術博物館

ラッセルコーツ美術博物館は、ボーンマス市長だったマートン・ラッセルコーツが、妻アニーへの誕生日プレゼントとして建てたものです。夫妻は芸術や旅行、異文化、自然史などに興味があったとされ、彼らの世界中のコレクションが展示されていいます。ビクトリア調の建物は、博物館というより豪華なお屋敷といった感じ!しばし観光を忘れて、戦前の時代にタイムスリップしたような優雅な気分を味わえますよ。

海に臨むがけの上にあるので、ボーンマスの街並みを眺めることもできます。年間を通してさまざまなイベントが行われているので、ボーンマス観光の際には博物館のウェブサイトをチェックしてみてください。

3.ローワー・ガーデンズ

「ボーン川の河口」という意味のボーンマス。ボーン川沿いにあるローワー・ガーデンズも、観光客に人気のスポットです。ボーンマスの市街地から歩いて5分程度の距離にあって、観光にとても便利。川辺の庭園に植えられた美しい花々が、さまざまな色をつけ香を存分に放つようすはとても魅力的です。

庭園ではアクティビティもいろいろ用意されているので観光客を飽きさせません。中でもボーンマス・バルーンという気球の展示には目を奪われるでしょう。また、パインウォークバンドスタンドでは、ときどき演奏会が開かれます。庭園の中ではピクニックもできるので、こちらでもゆったりとした時間を過ごせること間違いなしですよ。

4.ヘンジストベリー・ヘッド

11kmにわたって続くボーンマスの砂浜の東端近くにあるヘンジストベリー・ヘッドは家族での観光にとてもおススメの場所です。機関車の形をした「ランドトレイン」は、線路の上ではなく道路を走っていて、子供に人気があります。これに乗って、ムードフォードサンドスピットへ行ってみましょう。そこではお茶とケーキをいただきながら、きれいな海辺の眺めを楽しめますよ。

また、マリンスポーツが好きなアクティブ派の人は、アウトドア・エデュケーションセンターをチェックしてみてください。このセンターでは、ヨットやウィンドサーフィンなどのコースが用意されているので、新しいマリンスポーツを始めてみるのも良いでしょう。

5.アラムチャイン・ビーチ

出典: Robert Linsdell

ボーンマス市街の西に位置するアラムチャイン・ビーチは、メインのボーンマス・ビーチから舗装された歩道を通って20分ほどのところにあります。途中の景色がとてもよく、散策を楽しむ観光客にも人気です。ここもビーチの砂が白くてきれい。あたりには有名なレストランもいくつか点在しています。

ボーンマスにあるビーチは観光リゾートとしてだけでなく、子どもが安全で楽しめる砂浜として整備されています。そのなかでも、このアラムチャイン・ビーチはもっとも充実したところです。とくに、小さなお子さま連れで観光される方におススメ。子供が小さすぎて海を怖がるようならブールもありますよ。このビーチには大きな遊び場があって、その遊び場に子供向けのプールが常設されています。

また、見逃してはならないのがタワーパーク。ウォータースライダーやプール、映画館、ボーリング場、子どもの遊技場、ビンゴなどがあるので、一年中どんな季節でも遊べます。もちろんいろんなグルメが楽しめるレストランもあるので、一日中天気を気にせずに遊べますよ。

6.オーシャナリウム

出典: Lets Go Out Bournemouth and Poole

ボーンマスの海辺に建つオーシャナリウムには、10種類の水中環境が再現されていて、アマゾンやキーウェスト、地中海、深淵、そしてグレートバリアリーフの海の世界と、その生き物たちが待っています。その他に、この水族館で観光客たちを楽しませるのは、可愛いペンギンたち。岸から飛び込んで、水槽のそこを泳ぎまわるのを同じ高さで見ることができます。さらに、サメの水槽にトンネルがあって、頭の上をサメが通るのを見るのはなんとも楽しいアトラクションです。お子さま連れなら、ここで数時間過ごしてしまうほど、とくに子どもたちには人気の観光地です。

7.ボスクーム・チャイン・ガーデンズ

ボーンマスの観光スポットには庭園がいくつかあります。そのひとつ、ボーンマスの東のボスクームにあるチャイン・ガーデンズは、美しい花々と遊び場が融合した楽しく遊べる観光スポットです。草花や芝生の広場でゆったり過ごせるのはもちろんのこと、クレイジーゴルフとい名前のミニチュアゴルフ場も併設されています。ここは、子どもから大人まで楽しめる18ホールのミニチュアゴルフ場です。庭園内は平坦な場所が多く、また歩道も滑らかに整備されているので、歩きやすいですよ。庭園内を散歩するのもよし、ビーチへ向かう途中の通り道としても観光客にも人気の場所です。

8.ザ・スクエア

出典: bazzadarambler

ここはボーンマスの中央広場で、2000年に改装されました。この広場の歴史を振り返ってみると、18世紀ごろには蒸気機関車が通り、1848年にはこのすぐ隣で作曲家のチャールズ・ヒューバート・パリーが誕生しました。そして1925年には、路面電車の停留所が設置。その停留所の上には時計が飾られていたのですが、1997年に今のシンボルである時計塔にかわりました。この頃、この時計塔はボーンマス斜塔として有名だったそうです。現在は、その頃の時計の下がカフェになっています。

広場の周辺には国内の有名な店舗が並んでいるので、観光のもうひとつの楽しみであるショッピングに時間を存分に使いたくなってしまうでしょう。

10.ボーンマス・ピア

ボーンマス・ピアはボーンマス・ビーチのシンボルともいえる観光スポットです。浜辺から海に突き出して建設された巨大な桟橋施設で、内部は巨大な遊技場となっています。ハイシーズンの夏は入場料がかかりますが、それ以外の季節はは無料。内部は大きなアーケードになっていて、最新の人気ゲームで楽しめます。ショップではアイスクリームやビーチ用の帽子から絵葉書まで取り揃えられているので、ボーンマス・ビーチ観光に来たらぜひここでおみやげ物を探したいですね。アーケードの上には「アルーバ」というバーとレストランがあります。

11.ニューフォレスト国立公園

ボーンマスから南東へ車で約20分、サウサンプトンとの間にあるニューフォレスト国立公園。ここは「新しい森」という名称ではあるものの、歴史がとても古い公園で、また日本人のイメージする森とは異なるという不思議な観光地です。ここはもともと900年ほど前の猟場で、時代を経て鹿とポニーと牛が暮らす土地となりました。

現在は、観光で訪れる人がトレッキングを楽しんだり、自転車で園内を回ったり、乗馬をするところとなっています。この公園にきたら、まずは中心地のニューフォレストセンターに行きましょう。ここは博物館のようになっていて、ニューフォレスト国立公園の歴史や地形がわかるようになっています。また、要所要所にローカルインフォメーションポイントが設けられているので、見つけたら立ち寄ってみてください。公園の中には1時間以下から3時間ほどまでのルートガイドがあるので、お好きなテーマと移動手段にあったルートを見つけてから行くといいでしょう。

12.プール

プールはボーンマスの西に位置していて、ドーセット州でボーンマスに次ぐ大きな街です。こちらも海に面していて、きれいな海岸線が自慢の観光地として人気があります。

プールの観光で有名なのが、国を代表するほどの立派な公園、プールパークとアップトンカントリーパークです。プールパークは市街地から歩いてすぐのところにありながら、天国のような美しさを誇ります、公園の中心には湖があって、その周りをテニスコートやローンボウルズ場、子供向けの屋内と屋外遊技場、アイススケートリンク、そしてプールパーク鉄道が取り囲んでいます。

また、アップトンカントリーパークは100エーカー(0.4平方キロメートル)以上もの敷地面積があり、その中には庭園や森林、海岸線も含まれています。園内には17世紀後半ジョージ2世時代の邸宅と豪華な庭園、そしてティールームと美術館も併設されています。

◎まとめ

いボーンマスの観光は海に砂浜、グルメにショッピング、マリンスポーツとさまざまです。イギリス国内の高級リゾートとして愛されてきたこの観光地は、美しくて上質な時間を過ごすことができるでしょう。観光地としてボーンマスをあちらこちら見てまわるのももちろん楽しいですが、観光を忘れて、美しい海を眺めながらコーヒー&ケーキを楽しむこともできますし、ワイン&シーフードで夜を過ごすのもいいでしょう。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

ボーンマスでおすすめの記事

    ボーンマスの記事はまだありません。

ボーンマスのアクセスランキング