英国北部「リーズ」を巡る観光スポット21選 ~貴族文化と産業革命を訪ねて~

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英国北部「リーズ」を巡る観光スポット21選 ~貴族文化と産業革命を訪ねて~

リーズ(Leeds)は、かつて羊毛産業で世界を動かした、英国ヨークシャー地方の中心都市です。産業革命の力強い記憶を刻む赤レンガの街並み、最新のショッピングやアート、エンターテイメントが溢れる市街中心部。そして郊外に一歩踏み出せば、貴族たちの壮麗な館とヨークシャーの広大な緑が広がっています。活気と歴史の重みが調和する都市リーズへ、知的な英国旅行に出かけませんか?

目次

英国北部「リーズ」を巡る観光スポット21選 ~貴族文化と産業革命を訪ねて~

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1.王立武器博物館

王立武器博物館(イギリス・リーズ)

王立武器博物館は世界中の武器、防具を展示するイギリスの国立博物館です。博物館には約75,000もの武器、防具が展示されており、古い者では中世のものも展示され同種の博物館としては世界的にもとても珍しく、リーズに訪れる多くの観光客に人気の観光スポットです。

王立武器博物館はリーズの中心エリアからほど近く、無料で入場することができます。博物館内には映画『ロードオブサリング』、『ホビット』で使われたソードや東洋の武器、防具などさまざまなテーマごとにその使い方などを学ぶことができます。

また、王立武器博物館内にある「HALL OF STEEL」と呼ばれるガラス棟の内部に約2,500もの17世紀から19世紀の武器、防具が壁一面に飾られ重厚な美しさが広がっています。棟はからはリーズの市街地も見ることができますのでぜひ立ち寄ってみてください。

2.ラウンドヘイ・パーク

ラウンドヘイ・パーク(イギリス・リーズ)

ラウンドヘイ・パークはリーズの北東エリアに位置し、ヨーロッパの市営公園としては最大級の700エーカーの面積の中に緑地公園、湖、森林、庭園が広がり年間100万人近くが訪れる憩いの場となっています。

園内にはトロピカルワールドと呼ばれる熱帯地方の動植物が飼育される施設があり、蝶やワニ、ミーアキャットなど珍しい動物たちを観察することができます。また、ラウンドヘイ・パークにはテニスコートやゴルフーコートを始め、約10万にを収容できるアリーナではスポーツはもちろん、世界的なアーティストのコンサートも行われることがあります。

加えて、園内には古城や1800年代前半に建てられた邸宅など歴史的な建造物を見ながら散策したり、庭園内に広がるさまざまなアトラクションを楽しんだりと、観光客のみでなく地元リーズの人たちもゆっくり羽を伸ばしに訪れる観光スポットです。

3.テンプル・ニュウサン

テンプル・ニュウサン(イギリス・リーズ)

テンプル・ニュウサンはリーズの東に位置する、総部屋数40部屋にも及ぶ17世紀のジャコビアン様式建築の館と公園を合わせると敷地面積1500エーカーの大邸宅です。私たちがイメージする中世の貴族が暮らすような広大な土地に立つ巨大な洋館をそのままに感じられる場所です。

館内ではジャコビアン様式で飾られた当時の栄華を残す様子をを楽しめるほか、さまざまな絵画やリーズ出身の家具職人であるトーマス・チップンデールの作品を展示。また、広大な庭園にはバラやシャクナゲを鑑賞できる植物庭園や、ホームファームと呼ばれる牧場ではブタや羊にヤギから希少種の牛などが飼育されています。バター作りなどのワークショップなども体験することができ、リーズの観光スポットの中でも人気スポットとなっています。

4.カークストール修道院

カークストール修道院(イギリス・リーズ)

カークストール修道院はリーズ市街から北西に約5kmのところにあるカトリック教会シトー修道会の修道院です。1152年に建設が開始され1182年に完成し、その後の1539年にヘンリー8世により修道院の解散がなされカークストール修道院は廃墟となりました。以来、修道院の天井が落ち当時の姿は残していませんが、外壁や礼拝堂など残された建物は廃墟が持つ独特のロマンを感じる美しい景観が広がる観光名所です。

当時の守衛小屋が現在は博物館として利用され修道院や当時のリーズの人々の生活についての資料が展示されています。修道院周辺は緑あふれる公園となっていますので、美しいリーズの自然を背景に佇む修道院の景観もオススメです。

5.ビクトリア・クォーター

ビクトリア・クォーター(イギリス・リーズ)

出典: By Michael D Beckwith - Own work, CC BY 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=35971127 (CC BY 4.0)

ビクトリア・クォーターはリーズ市街の中心に位置し、カントリーアーケード、クロスアーケード、クイーンヴィクトリアストリートとキングエドワードストリートの3つのブロックからなる高級ショッピングエリアです。

19世紀初期には食肉加工場やフルーツや野菜の商店街でありましたが、1900年頃にあたり一帯が一掃され有名劇場建築家のフランク・マッチャムによってアーケードのデザインが施されました。

リーズ市民のショッピングセンターでありながらアーケードのその美しいデザインは観光スポットとしても多くの観光客を引きつけ賑わいを見せるエリアとなっています。

6.サックレー医学博物館

サックレー医学博物館(イギリス・リーズ)

出典: By Chemical Engineer - Own work, Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=4274533

サックレー医学博物館はリーズにあるセントジェームス大学病院に隣接する観光スポット。北部イングランドでは唯一の医学に関する博物館で、リーズ市内でひときわ目を引く印象的な外観が特徴です。当初は貧困層の収容施設として1861年に建設され、その後は病院として利用されてきた歴史があります。

博物館内には1840年代のヴィクトリア時代の生活様式を見て、聞いて、臭ってと五感で体験できるように忠実に再現されたコーナーをはじめ、9つの異なるテーマを体験できます。

7.トリニティー・リーズ

トリニティ・リーズ(イギリス・リーズ)

出典: By Flickr user:EG Focus - https://www.flickr.com/photos/egfocus/8576964225/, CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=25307781 (CC BY 2.0)

トリニティー・リーズはリーズ市内の中心に位置する巨大な複合ションピングセンターです。

トリニティーイーストとトリニティーウエストの2つから構成され、ファッション、レストラン、映画と120にも及ぶ店舗が出店。2013年のオープン時には、13万人以上の来訪を記録しました。アクセス良好なショッピングセンターなので、観光の合間にリーズの流行アイテムをチェックしてみてください。

8.ヘアウッド・ハウス

ヘアウッド・ハウス(イギリス・リーズ)

ヘアウッド・ハウスは、イギリス北部のリーズ近郊に位置する壮麗な大邸宅。18世紀半ば、初代ヘアウッド男爵によって建てられたこの大邸宅は、現在も故エリザベス女王のいとこである第8代ヘアウッド伯爵一家が暮らす、歴史と気品あふれる場所です。

ラッセルズ家が住まいとしながらも、その内部や広大な庭園は一般に公開されています。最大の見どころは、当時の最高峰の職人たちが手掛けた豪華絢爛な内装と、歴代当主の優れた審美眼によって集められた珠玉の美術コレクションです。

訪れる際は、公開日時が変更される可能性があるため、事前に公式ウェブサイトで確認することをおすすめします。リーズからのアクセスも良く、一度は訪れたい魅力的な観光スポットです。

9.リーズ・タウン・ホール

リーズ・タウン・ホール(イギリス・リーズ)

リーズ中心部に堂々とそびえ立つ「リーズ・タウン・ホール」。1858年の完成以来、街のシンボルとして親しまれているバロック様式の荘厳な建物です。高さ約69mの時計塔は、かつてリーズで最も高い建造物として街を見守ってきました。その壮麗な姿は、イングランドを代表する市庁舎建築の一つとして、今なお多くの観光客を惹きつけています。

現在はコンサートや映画祭の会場として賑わいを見せるほか、事前予約制のガイドツアーも人気です。ツアーに参加すれば、普段は見られない内部を見学できるだけでなく、時計塔の頂上からリーズ市街のパノラマを一望できます。

日中のツアーで楽しむ雄大な景色、夕方のツアーで出会うロマンチックな夜景。どちらも忘れられない思い出になるでしょう。

10.ロザートン・ホール

ロザートン・ホール(イギリス・リーズ)

ロザートン・ホールは、リーズ市街地の東、緑豊かな郊外に佇む邸宅。20世紀初頭に建てられたエドワード朝様式の優雅なカントリーハウスです。

この邸宅の魅力は、歴史と芸術に触れられる邸宅内部。当時の暮らしを伝える美しい内装や、ガスコイン家ゆかりの美術品、企画展も楽しいファッションギャラリーなど、見どころが満載です。
そして、広大な敷地に広がる豊かな自然も素晴らしく、貴重な鳥たちと出会えるバードガーデンや、アカシカが暮らすディアパークを散策できるほか、ピクニックエリアやプレイグラウンドも完備。一日中、のびのびと過ごすことができます。

リーズ観光の際には、ぜひ少し足を延ばして、優雅な歴史と大自然を一度に味わえるこの場所を訪れてみてください。

11.穀物取引所

穀物取引所(イギリス・リーズ)

1864年に建設された穀物取引所は、壮麗なドームが目を引く建物です。英国の優れたヴィクトリア様式建築として、またリーズの文化を象徴するランドマークとして大切にされています。

かつて穀物取引の拠点として栄えましたが、1980年代にユニークなショッピングセンターへと生まれ変わりました。現在、館内には独立系のブティックやカフェ、レストランが軒を連ね、ただの商業施設としてだけでなく、音楽イベントや展示会が開かれる文化発信の場、そして市民の憩いの場としての役割も担っています。

この建物を訪れたなら、ぜひ天井を見上げてみてください。精緻な鉄骨が描くドーム型の天井から自然光が降り注ぐ様子は圧巻で、最高のフォトスポットになること間違いありません。

12.シティ・バラエティーズ・ミュージック・ホール

シティ・バラエティーズ・ミュージック・ホール(イギリス・リーズ)

出典: By Storye book - Own work, CC BY 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=25190187 (CC BY 3.0)

シティ・バラエティーズ・ミュージック・ホールは、1865年に建設されたリーズにあるミュージックホール。同時期に建設された多くのビクトリア様式のミュージックホールが失われた中、内装の大部分は数世紀にわたり当時と変わらないままの姿を残している数少ないホールです。

その歴史の中にはチャーリー・チャップリンを始め多くの世界的エンターテイナーたちの舞台もあり、1953年にはじまったBBCのテレビ番組で30年あまり使われるなどエンターテイメントのホームとして大きな役割を果たしてきました。現在も音楽、バラエティー、コメディと、リーズの人々のエンターテイメントの中心として高い評価を受けています。

施設の観光ツアーも開催されていますが、こちらは事前予約制です。せっかくなので本場イギリスのエンターテイメントを観光してみてはいかがでしょうか?

13.リーズ市立博物館

リーズ市立博物館(イギリス・リーズ)

リーズ市立博物館は、リーズ駅から徒歩10分ほどの中心地にあります。

博物館の建物は1819年の建設され1821年に一般公開されました。1941年に爆撃の影響により建物が大きく損傷し、1965年に閉館。主に調査研究の倉庫として利用されるようになり、ごく限られた形でしか一般公開ができなくなりました。しかし2000年頃、市議会により一般公開へ向けての働きかけがあり、2008年に般公開ができるようになりました。

館内はさまざまなテーマのギャラリーに分かれていますが、中でも人気があるのはリーズタイガーとエジプトのミイラです。特にミイラは今から約3000年前の紀元前1100年頃に亡くなったエジプトの聖職者とされており、1823年に博物館に運ばれて以来イギリスでも最も重要なミイラの1つとされています。

14.グランド・シアター

グランド・シアター(イギリス・リーズ)

出典: By John Seb Barber from Leeds, UK - The Grand, CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=76581996 (CC BY 2.0)

グランド・シアターはリーズの中心にある劇場かつオペラハウス。リーズ・グランド・シアター・オペラハウスとしても知られています。

この劇場の大きな魅力は、そのユニークな建築様式にあります。ロマネスク様式とスコティッシュ・バロニアル様式が融合した重厚な外観とは対照的に、一歩足を踏み入れると、ゴシック様式の豪華絢爛な空間が広がります。2006年に大規模な改修を終え、歴史的な美しさはそのままに、最高の舞台を楽しめる環境が整いました。

楽しみ方は二通り。一つは、劇場の裏側まで見学できるガイドツアーに参加すること。もう一つは、実際にミュージカルやオペラ、バレエなどの公演を鑑賞することです。観光プランに本場の舞台芸術を加えて、忘れられない夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。

15.ソーントンズ・アーケード

ソーントンズ・アーケード(イギリス・リーズ)

出典: Neil Turner (CC BY-SA 2.0)

リーズに数あるショッピングアーケードの中でも、特に歴史と魅力にあふれるのが「ソーントンズ・アーケード」です。1878年の完成以来、多くの人々に愛されてきました。

アーケードの最大の見どころは、その美しい建築デザインです。ガラス張りの天井からは柔らかな自然光が降り注ぎ、精巧な装飾をきらびやかに見せています。特に有名なのが、アーケードの北端に設置された大きな仕掛け時計。定時になると、ロビンフッドとその仲間たちの人形が動き出し、訪れる人々を楽しませてくれます。

中には独立系のブティックや雑貨店など、ユニークな店がずらり。ただ歩くだけでも心躍るこの場所は、リーズの歴史とショッピングを同時に楽しめる特別な空間です。

16.エイドン・ターン

エイドン・ターン(イギリス・リーズ)

エイドン・ターンは、リーズのローカルな魅力を満喫できる公園。市街地から北西へ約15km、大きな池(ターン)を中心に広がる、地域住民の憩いの場です。

この公園の一番の魅力は、リーズ・ブラッドフォード国際空港のすぐ隣という立地。頭上をかすめるように飛ぶ飛行機の離着陸を、大迫力で眺めることができます。池ではセーリングやカヌーといったウォータースポーツや釣りが盛んです。

BMXパークやプレイグラウンドもあり、子供から大人まで一日中楽しめます。日曜の午後には、英国らしいブラスバンドの生演奏が響き渡ることも。観光地の喧騒から離れて、リーズの日常に溶け込むような時間を過ごしたい方に、ぜひおすすめしたいスポットです。

17.リーズ・カークゲート・マーケット

リーズ・カークゲート・マーケット(イギリス・リーズ)

リーズ市内の中心地に位置するリーズ・カークゲート・マーケットは、ヨーロッパの中でも最大級の規模を誇る巨大なマーケット。約800もの店舗が軒を連ね、週に10万人もの人々が訪れています。

オープンした1822年当時は屋外マーケットでしたが、1857年に現在のマーケットの場所で開催。規模を拡大していきました。1884年にマイケル・マークスが始めた小さな店がのちに世界的に有名なマークス&スペンサーの始まりとなるなど、歴史あるマーケットです。

順調に成長を遂げていたマーケットは、1975年の火災でその大部分が損傷してしまいました。人々の思い出のマーケットを復興させようという強い意志により、建設当時を模して復元。今なお、その美しいエドワード様式を残す建物となっています。

18.エランド・ロード・スタジアム

エランド・ロード・スタジアム(イギリス・リーズ)

出典: By chillilogic.com - https://www.flickr.com/photos/chillilogic/31559864360/, CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=79451712 (CC BY-SA 2.0)

リーズが誇る熱狂的なサポーターの聖地「エランド・ロード」。1919年のクラブ設立時から「リーズ・ユナイテッド」が本拠地とする、イングランドを代表する歴史的なスタジアムです。

その歴史の中で、1996年のUEFA欧州選手権、2015年のラグビーワールドカップといった国際的な舞台にもなり、音楽史に残るビッグアーティストたちがコンサートを行ってきました。約3万8千人の観客を収容するスタンドが、試合の日にはチームカラーの白で埋め尽くされます。

将来的に5万人規模へと拡張する壮大な計画があるため、今のスタジアムの雰囲気を味わっておくと良いかもしれません。リーズ観光とあわせて、英国サッカーの魂が宿るこの場所で、忘れられない興奮を味わってみてください。

19.リーズ・プレイハウス

リーズ・プレイハウス(イギリス・リーズ)

出典: By Anthony Robling - Leeds Playhouse, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=124955905 (CC BY-SA 4.0)

「リーズ・プレイハウス」はリーズのコミュニティに深く根ざした劇場です。開館は1990年。2018年までは「ウエストヨークシャー・プレイハウス」という名称で、主要な文化施設として親しまれていました。

750席の大劇場「クarry(The Quarry)」と、350席の「コートヤード(The Courtyard)」という2つのステージがあります。ここでは、古典の名作から最先端の現代劇、家族で楽しめるファミリー向け作品まで、実に多彩なプログラムが展開されており、その質の高さは国内外で高く評価されています。

単に作品を上演するだけでなく、地域の才能を育てる拠点ともなっているこの劇場で、心に残る観劇体験をしてみてはいかがでしょうか。

20.アーマリーミルズ産業博物館

アーマリーミルズ産業博物館(イギリス・リーズ)

運河沿いに佇む美しい「アーマリーミルズ産業博物館」は、かつて世界最大級の毛織物工場だった建物を改装した博物館です。リーズの産業革命史を今に伝えるため、1982年に開館しました。

この建物の歴史は1805年、火災からの復興に遡ります。所有者ベンジャミン・ゴットは、当時最先端の耐火構造で工場を改修。その堅牢な姿は200年以上を経た今も保たれています。

アーマリーミルズ産業博物館(イギリス・リーズ)

出典: By YorkshireGuide - Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=9845875 (CC BY-SA 3.0)

館内に足を踏み入れると、巨大な紡績機や蒸気機関が並び、まるで時間が止まったかのよう。ヨークシャー地方を支えた毛織物産業のスケールと、羊毛が布製品へと姿を変えるまでの工程を、迫力ある展示から学ぶことができます。リーズの発展の礎を築いた産業の息吹を感じに、ぜひ訪れてみてください。

21.セント・ジョンズ教会

セント・ジョンズ教会(イギリス・リーズ)

出典: By Mtaylor848 - Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=32697655 (CC BY-SA 3.0)

リーズ市街地に現存する「セント・ジョンズ教会」は、イングランドの国家遺産リストに登録されたリーズ最古の教会です。1634年に建立され、国の重要建築物にも指定されています。

後期ゴシック様式で建てられた外観は、小尖塔がアクセントとなった重厚な佇まい。しかし、この教会の真価は、内装にあります。一歩足を踏み入れると、イングランドでも非常に珍しい創建当時のジャコビアン様式の豪華な木彫装飾を、ほぼ完全な姿で見ることができます。

さらに、荘厳な空間に彩りを添える19世紀に加えられた美しいステンドグラスも見どころ。豊かな歴史と伝統を感じてみてください。

◎日本からリーズへのアクセス

リーズ(イギリス)

日本からリーズへの直行便はありませんが、ロンドンやマンチェスター、またはヨーロッパの主要都市を経由してアクセスできます。また、リーズはイングランド北部の交通の要衝なので、電車でのアクセスが非常に便利です。

リーズ市内中心部の主要な観光スポットやショッピングエリアはコンパクトにまとまっており、徒歩でも十分観光できます。この近代イングランドから続く歴史や文化、自然あふれるリーズへ、ぜひ旅してみてください。

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