ロンドンを丸ごと制覇!定番からコアな観光地までおすすめ30選

ロンドンを丸ごと制覇!定番からコアな観光地までおすすめ30選

イギリスの首都ロンドン。その名を聞けば、ビッグ・ベンやバッキンガム宮殿、大英博物館といった象徴的な観光名所がまず思い浮かぶかもしれません。 しかし、ロンドンの魅力は、一つの都市とは思えないほど多彩な表情を持っていること。道を一本隔てただけで街の雰囲気がガラリと変わり、まるで世界中を旅しているかのような気分を味わえる、奥深い街です。

ロンドンのアイコンでもある地下鉄「チューブ」や、真っ赤な二階建てバス「ダブルデッカー」を乗りこなせば、気分はすっかりロンドナー!この記事では、絶対に外せない定番から知る人ぞ知る穴場まで、選りすぐりの観光スポット30か所をご紹介します!

目次

ロンドンを丸ごと制覇!定番からコアな観光地までおすすめ30選

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1. 「バッキンガム宮殿」の衛兵交替式は必見!

バッキンガム宮殿(ロンドン)

ロンドンを訪れた際、ぜひ足を運んでいただきたい象徴的なスポットの一つが「バッキンガム宮殿」です。バッキンガム宮殿は、現在の国王チャールズ3世陛下の公邸であり、執務の拠点。また、英国王室が国賓を公式にもてなす場としても使用されます。

宮殿の屋上に掲げられている旗にも注目してみましょう。英国の国旗(ユニオンフラッグ)ではなく、王室旗(ロイヤル・スタンダード)が掲げられている時は、国王が宮殿に滞在されているしるしです。

国王がスコットランドのバルモラル城などに滞在される夏には、壮麗なステートルームが一般公開されます。ぜひ公式サイトで情報を確認してみてくださいね。

バッキンガム宮殿の衛兵交代式(ロンドン)

ロンドン観光の象徴的なイベントともいえる衛兵交代式は、通常午前11時に行われます。夏は赤い上着、冬はグレーのコートを着用した衛兵たちの厳粛な行進と、軍楽隊による生演奏は、見応えがあり迫力満点です!

衛兵交代式の実施日や時間は季節によって変動します。悪天候などにより中止されることもありますので、訪問前には必ず公式サイトでスケジュールをご確認ください。

2. 近衛騎兵隊と馬が見られる「ホース・ガーズ」

ホース・ガーズ

バッキンガム宮殿からも程近いホワイトホールにある「ホース・ガーズ(Horse Guards)」は、ロンドンで最も象徴的な歴史的建造物の一つです。

ここは、国王の警護などを行う近衛騎兵隊が日々任務にあたる、伝統ある場所。英国王室の伝統と騎兵隊の厳粛な儀式を間近に感じられる、ロンドンならではの貴重なスポットです。

ホース・ガーズで見られる騎兵隊の交代式は、バッキンガム宮殿前の広場で行われる衛兵交代式とは別の儀式。ホース・ガーズの見どころ2点と、「近衛騎兵隊博物館」についてお伝えします。

◆ライフガード交代式

近衛騎兵隊による交代式は、建物裏手にある広いホース・ガーズ・パレード で毎日行われます。開始時間は通常、月曜から土曜は午前11時、日曜は午前10時です。バッキンガム宮殿の式典よりも間近で見やすいこともあります。

※時間は変更される可能性もあるため、公式サイトで事前にご確認ください。

◆騎馬歩哨の交代

ホースガーズ(ロンドン)

ホワイトホールに面したアーチ状の入り口では、10時から16時まで、馬に乗った騎兵の歩哨(ほしょう)が微動だにせず立っています。この騎馬歩哨は1時間ごとに交代があり、16時にはその日の騎馬勤務を終える「解散式」を実施。騎馬歩哨交代の瞬間を間近で見ようと多くの観光客が集まります。

近衛騎兵隊博物館(ロンドン)

建物内には有料の「近衛騎兵隊博物館」も併設されており、隊員たちの歴史や訓練について学んだり、ガラス越しに厩舎(きゅうしゃ)で馬の世話をする様子などを垣間見ることができます。

3. バッキンガム宮殿に隣接する王立公園「グリーンパーク」

グリーンパーク(ロンドン)

ロンドンのもう一つの醍醐味は、公園で過ごす時間。大都市でありながら緑多く、とても大きな公園がいくつもあります。

バッキンガム宮殿の庭、ケンジントンガーデンと合わさっているのが、この緑豊かな「グリーンパーク」。公園内には青々とした芝生と所々にデッキチェアがあり、ロンドンの癒しの場所として、観光客だけではなくロンドンっ子やサラリーマンが寛いでいる姿を見かけます。

ここグリーンパークでは王室の行事に合わせたイベント「王室の祝砲」が行われることもあります。日程は事前に確認できるので、タイミングが合えば観光の予定に含めてみてはいかがでしょうか?

4. イギリスの要塞「ロンドン塔」

ロンドン塔

ロンドンにある世界遺産の1つがここロンドン塔です。かの夏目漱石も留学時代に訪れ、ロンドンの記憶を記した書のタイトルとして使っています。ここはかなり歴史の深い場所。ある時は造幣所、天文台であり銀行や動物園でもありました。その後、政治犯の幽閉、牢獄、処刑場として使われたことから、ロンドン塔を訪れた観光客が幽霊を見たというのはよく聞く話。

またここでは世界最大級のワタリガラスが今でも大事に育てられています。カラスが滅ぶことはロンドン塔、さらにはロンドンが滅ぶことにつながるという伝説があるためです。そんなロンドン塔にまつわる話は「ヨーマン・ウォーダー・ツアー」(30分おき約1時間)で観光の際に聞くことができますよ。

5. テムズ川に架かる現役の跳ね橋「タワーブリッジ」

タワーブリッジ(ロンドン)

言わずと知れたロンドンのアイコン、タワーブリッジは世界でも珍しい現役の跳ね橋です。ここは1894年に完成したゴシック様式の橋。2本のタワーの間が大きな船が通る際、今でも月に2、3回開きます。実はここ個人、企業問わず一定以上の大きい船の所有者であれば開閉の申請が可能!直前に予約が入る可能性もあるので、観光に行く前にオンラインで予定のチェックを忘れずにしてみてください。

中には展望通路や歴史博物館があり、開閉のためのエンジンルームも見学が可能。ガラス張りのフロアでは空中浮遊体験もできますよ。ロンドン観光の際に是非押さえておきたい名所の1つです。

6. イギリス王室の冠婚葬祭でも有名「ウェストミンスター寺院」

ウェストミンスター寺院(ロンドン)

おそらくイギリスで一番豪勢な教会ウェストミンスター寺院は世界遺産にも登録されたロンドンの観光名所です。何世紀にも渡って増改築されてきた教会にはきらびやかながら荘厳な美しさを見ることができます。歴代の英国王室の冠婚葬祭に欠かせない場所。

英国の偉人たちのお墓やステンドグラス、戴冠式の際に使用される椅子など、大きな敷地の中には観光の見所が盛りだくさん。中では日本語の音声ガイドは無料で借りることができるのでじっくり回ってみてください。その建物自体もロンドンの景色になくてはならない素晴らしいものです。

7. ロンドンのシンボル的な時計台「ビッグ・ベン」

ビッグ・ベン(ロンドン)

ロンドンで人気の観光名所「ビッグ・ベン」を見ずにロンドンは語れません。ビッグベン、正式名称「エリザベス・タワー」は、ロンドンの象徴ともいえる1865年に完成した時計塔です。ウェストミンスター宮殿(イギリスの国会議事堂)に付属する高さ約96mの時計台で、チャールズ・バリーによるゴシック様式になっています。

約1時間45分の内部見学ツアーチケットは、毎月第2水曜日の10:00販売開始です。予約枠がすぐに埋まってしまうので、早めに予約することをおすすめします。334段のらせん階段を上れること、11歳以上など参加条件はありますが、修復工事や歴史について聞きながら鐘楼の上まで上ることができますよ。

外観の見学は24時間いつでもOK!ビッグ・ベンは見るたびにロンドンにいることを感じさせてくれる、絶対に外せない観光スポットです。

8. ヨーロッパ最大級の芸術複合施設「サウスバンク・センター」

サウスバンク・センター

ロンドンを横断するテムズ川南岸のエリア、サウスバンクにあるこのサウスバンク・センター。ここ周辺はミレニアム事業で開発が進み、レストラン、美術館、劇場などがひしめくロンドン観光に欠かせない場所なのです。サウスバンク・センターではヨーロッパ最大級の芸術複合施設で年間1,000以上の音楽、ダンス、文学のプログラムが催されるほか、ロビーでは無料のプログラムも多数実施されています。

おすすめは例年サウスバンク・センターで開かれるウィンターフェスティバル。クリスマスシーズンにぴったりの温かい飲み物や食べ物。手作りの工芸品やクリスマスアイテムが購入できるクリスマスマーケットやクリスマスツリーカフェ、迷路やサーカス、スノーショーなど大人から子供まで冬だからこそ楽しめる催し物が盛りだくさん。テムズ川沿いの散歩にも雰囲気の良い場所なので、ロンドン観光の際は是非立ち寄ってみてください。

9. ロンドンを一望できる大観覧車「ロンドン・アイ」

ロンドン・アイ

ロンドン・アイはミレニアム事業の際に作られた大観覧車。現在の正式名称は、スポンサー名を加えた「コカコーラ・ロンドン・アイ」です。毎日のように観光客が行列を作っていますが、1つのカプセルに最大25名乗ることができるので、比較的早く進みます。

効率的に観光したい方にはオンラインで事前にチケットが購入可能。待たずに乗れるファストチケットやカプセルを貸切りすることもできますよ。おすすめは約135mの高さから見下ろすロンドンの夜景。30分を短く感じてしまうほど見入ってしまうことでしょう。お天気とよく相談して観光の予定を立ててみてくださいね。

10. ヨーロッパで一番高い高層ビル「ザ・シャード」

ザ・シャード(ロンドン)

「ザ・シャード」は、2012年に完成した比較的新しいロンドンのアイコン。ポーランドの「ヴァルソ・タワー」と並ぶヨーロッパで最も高い超高層ビルです。設計は、イタリア人建築家レンゾ・ピアノ。その特有な形は、ロンドン観光の際に一度は目にすることでしょう。

高さ約310m、地上87階建てのこのビルは、2〜28階がオフィス、31〜33階はレストラン、34〜52階はホテル、53〜65階はマンション、68〜72階は展望施設。72階のオープンエア スカイ デッキからは、素晴らしいロンドンの絶景が眺められます。

ゆっくりお酒を楽しみながら夜景を眺めたい方には、52階にあるシャンパン&カクテルバー「ゴング」がおすすめ。イギリスの国酒ジンベースのカクテルを片手にロンドンの夜景を眺めれば、格別な観光の思い出ができるでしょう。

11. イベント満載の宮殿「アレクサンドラ・パレス」

アレクサンドラ・パレス(ロンドン)

ロンドンの北部にあるアレクサンドラ・パレスは、観光地としてはあまり知られていません。ここでは宮殿ですが多数のイベントが開催される展示場でもあるのです。野外シネマやギグ、ビールフェアやフードイベント、11月のガイフォークスデーにはここでも花火大会が行われますし、年に数回行われる大規模なアンティークフェアはとても人気です。

ほぼ毎週末イベントが行われるのでロンドンっ子がこぞって集まる楽しい場所。小高い丘の上からはロンドンを見渡すことも出来、観光地としても最適です。ロンドンゾーン2のフィンズブリーパークからバスに乗り換えて15分ほど。人とは違う観光をしたい方は是非イベントの予定をチェックしてみてください。

12.『ハリーポッター』にも登場「キングス・クロス・セント・パンクラス駅」

キングス・クロス・セント・パンクラス駅(ロンドン)

ロンドンで一番大きなキングス・クロス・セント・パンクラス駅。ここからはイギリス国内はもちろん、ユーロスターの始発駅でもあるのでヨーロッパ各地へ国際列車も出ているのです。外観からはキングス・クロス駅とセント・パンクラス駅の2つの建物が隣り合わせに並んでいます。セント・パンクラス駅はヴィクトリア朝ネオ・ゴシック建築で宮殿の様な美しさ。建物の2階にはパブやレストラン、おしゃれな雑貨店やモニュメントなどがあり隠れた観光スポットになっているんですよ。

キングス・クロス駅は『ハリーポッター』シリーズにホグワーツ特急の始発駅として登場することで有名。ここには映画のシーンを再現した9と4分の3番線があり、連日写真を撮影するために観光客が列をなします。2012年には4億ポンドかけて改装されたコンコースも必見です。ここにもカフェやレストランが並ぶので、ロンドン観光で一休みするのにいかがでしょうか。

13. ロンドンで人気の骨董市「ポートベローマーケット」

ポートベロー(ロンドン)

ロンドンで一番有名なマーケットと言えばポートベローマーケットではないでしょうか。映画「ノッティングヒルの恋人」の撮影場所でもあり、ロンドンでも有数の高級な町並みは眺めているだけでも素敵な場所。

土曜日に開催される骨董市には観光客だけではなくプロの骨董商達も早朝から取引に来るそうです。かなり混雑するので貴重品管理に気をつけたいところ。骨董市が目当てでなければ日曜以外の他の曜日のマーケットに行くのはいかがでしょう。

2kmあまり続くマーケットですが、高架下を越えたあたりからガラクタ市のような雰囲気に変わります。あまり観光客はいかない地域ですが、治安が悪いわけではないので古着屋や雑貨などと共にロンドンの人々の生活を覗いてみるのも面白いですよ。

14. オーガニック・フードを買うなら「バラマーケット」

バラマーケット(ロンドン)

ロンドンの台所と呼ばれるのがこのオーガニック・フードに特化したバラマーケット。最近リニューアルしてからより観光地らしくなりました。ここでは生鮮食品はもちろん、パン、チーズ、ケーキにスパイス、飲み物など世界中の食べ物がぎゅっと集まった場所なのです。

見ているだけでも楽しいですが、フードの屋台もたくさんあるので観光中のランチに最適。周辺にはパブやカフェ、レストランもあるのでマーケット内を歩き疲れたら一休みもできますよ。ロンドンのご飯がまずいというのは昔の話。観光に来てロンドンの美味しいを体験してみてください。

15. パンクな洋服や雑貨が充実「カムデンマーケット」

カムデンマーケット(ロンドン)

ロンドンの中のパンクな若者の町、カムデンにあるのがカムデンマーケット。ロンドンっ子からも観光客からも人気のマーケットです。カムデンにある幾つかのマーケットを総称してカムデンマーケットと呼びます。

毎日18時頃まで開いているのも嬉しいところ。フードマーケットもあるので観光中のお手頃ランチに便利な観光スポットです。カムデンロックのロックは水門のこと。カムデン運河の流れもここから見ることができます。

数え切れないくらい多くのショップにはパンク系の洋服、雑貨類、アクセサリーなど。ロンドンらしいアイテムも多く売られているのでお土産選びにも良いかもしれません。

16. フードマーケットが熱い!「ブリック・レーンマーケット」

ブリック・レーンマーケット

ブリック・レーンマーケットのあるショーディッチエリアは、今ロンドンで最も熱い観光スポットかもしれません。ロンドンのイーストエンドは治安が悪い場所として知られていましたが、近年はアーティストやデザイナーが集まり熱気がありおしゃれな今の雰囲気に。

その町の週末のフードマーケットがブリック・レーンマーケットです。屋内のスペースに所狭しと世界各国のフードストールが立ち並びます。週末はロンドンっ子や観光客が集まりかなりの賑やか。

中を歩いていると試食を差し出して来るストールもあるので味見をしてから決めてもいいかもしれません。とにかく熱気がすごいです。ここではロンドンの旬を感じることができるでしょう。

17. 高級感溢れるショッピングストリート「メリルボーン・ハイ・ストリート」

メリルボーン・ハイ・ストリート(ロンドン)

ロンドンでも高級なエリア、メリルボーン(マリルボーン)にあるショッピングストリートです。こじんまりとした通りですが、落ち着いた雰囲気の可愛らしい街並みに立ち寄りたいお店が詰まっているのがメリルボーン・ハイ・ストリート。

ファッション、カフェ、インテリア、北欧系の雑貨や陶器などのギャラリー、老舗の書店など盛りだくさん。ロンドン観光時のおしゃれな町歩きをしながら、コスメやチョコレート専門店などでお土産になりそうなものも見つかるでしょう。

ロンドンにはどの町にもチャリティーショップがありますが、この通りにもオックスファムが。高級なエリアのチャリティーショップは置いてある商品も上質なものの傾向があります。観光の合間に覗いてみてはいかがでしょう。

18. シャーロックホームズ好きは必見「シャーロックホームズ博物館」

シャーロックホームズ博物館(ロンドン)

出典: By Cezary p at Polish Wikipedia, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=8303377 (CC BY-SA 3.0)

シャーロックホームズが誕生したロンドンは、ホームズ好きにとって聖地と言えるかもしれません。アーサー・コナン・ドイルの小説に出てきた住所221B ベーカーストリートには、1990年からシャーロックホームズ博物館があります。

何度もドラマ化、映画化されたこの小説には世界中にファンがいて、観光客が列を作っています。博物館ではシャーロックホームズの部屋やホームズに欠かせない帽子やパイプなどのアイテムや有名な作品を再現した蝋人形の展示などを見ることができます。観光の記念にショップでホームズグッズをチェックするのを忘れずに。

19. ロンドンの老舗デパート「リバティ百貨店」

リバティ百貨店(ロンドン)

ロンドンのみならず世界的に有名な老舗デパート、リバティ。1924年に建てられた建物はイギリスの第2種指定建造物であり、ロンドンでも代表的なチューダー・リバイバル様式のもの。木の柱が張り出している独特な外観は道行く人の目を惹きます。

日本でもリバティ・ファブリックと呼ばれる独自のブランド生地が有名ですが、館内では生地だけではなく、イギリスを中心とした最先端の洗練されたブランド商品を目にすることができますよ。

ファッションに興味がない方も観光のついでに内側を覗いてみてください。木造の大きな吹き抜けとガラス張りの天井は一見の価値あり。地上階(1F)には少し高級で観光のお土産にぴったりなチョコレートやお茶などが並びます。大事な人へのロンドンのお土産選びにもいいかもしれません。

20. イギリス最大の老舗高級百貨店「ハロッズ」

ハロッズ(ロンドン)

ハロッズは言わずと知れたイギリス最大の老舗高級百貨店。ナイツブリッジにある店舗の売り場面積はなんと100万平方フィートで330もの専門店が出店していて、イギリスで2番目に大きい百貨店セルフリッジと比べると2倍近くの大きさ。

地上階にあるフードコートでは世界一高級な食材がそろっています。ここでぜひチェックしたいのがチョコレートと紅茶。ロンドンのお土産として最適ですし、ハロッズオリジナル商品も本店なので品揃えが違います。世界中の料理が並ぶ惣菜コーナーもあるので、レストランの料理に疲れたら観光中の食事として利用してみてはいかがでしょう。

またここハロッズの冬季のクリスマスウィンドウはとても手の込んだ豪華なもの。店内のクリスマスマートと合わせてチェックしてみてください。ロンドンで一番豪勢な百貨店は夜のライトアップも印象的。ぜひ観光の折に立ち寄ってみてくださいね。

21. 無料で見られるイギリス最大級の博物館「大英博物館」

大英博物館(ロンドン)

ロンドンの中心部、ブルームズベリー地区に壮麗に佇む「大英博物館」。ここは、古代エジプトの神秘から遥かなる文明の遺産まで、全人類の歴史と文化を巡る壮大な時間旅行へと誘う知の殿堂です。驚くべきことに、これほど貴重なコレクションへの扉が【入場無料】で開かれています!

古代文字解読の鍵となった本物の「ロゼッタストーン」、ミイラが眠る古代エジプトのギャラリー、息をのむほど美しいギリシャ・パルテノン神殿の彫刻群…。教科書や映像でしか見たことのなかった世界の宝物が、すぐ目の前に迫ります。

あまりの広大さに一日で全てを見ることは不可能ですが、明るい光が降り注ぐグレート・コートの空間を歩くだけでも特別な体験。まずは必見の至宝を中心に巡り、人類の壮大な物語に触れてみませんか?

館内のカフェで休憩したり、ミュージアムショップで限定グッズを探したりするのも楽しみの一つです。予約なしで気軽に立ち寄れるので、ロンドン散策の途中に、ふらりと世界の歴史に触れる贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

22. 世界遺産に指定された王室の植物園「キューガーデン」

キュー王立植物園(ロンドン)

ロンドンの南西部にあるのは、世界遺産にも指定されているキューガーデン。ここは言わば植物の大英博物館。世界中の植物が一堂に会している世界最大級の植物園です。

園内は1日かけて観光しても回りきれないほど広大。ヴィクトリア朝様式の大温室や中国パゴタ、日本庭園や空中散策路など観光で回りたいスポットが盛りだくさんです。季節ごとの草花の美しさや幾つもの巨大な木々を見ていると植物園であることを忘れそうになるほど。

カフェやレストランは敷地内にありますが、ピクニックも気持ちの良い場所なので食べ物を持参するのもおすすめです。ロンドンの観光で自然を感じたい方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

23. 無料で見られる世界最大級の美術館「ナショナルギャラリー」

ナショナルギャラリー(ロンドン)

ロンドンの賑やかな中心地、トラファルガー広場にの北側に堂々と構える「ナショナル・ギャラリー」。ここは、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ゴッホ、フェルメール、ターナーといった西洋美術史に輝く巨匠たちの傑作が一堂に会する、まさに"美の殿堂"です。13世紀から20世紀初頭までのヨーロッパ絵画の流れを、本物の名画を通して辿る贅沢な時間。しかも、これほど世界的に重要なコレクションを【入場無料】で鑑賞できます。

ゴッホの燃えるような『ひまわり』、ダ・ヴィンチの神秘的な『岩窟の聖母』、ファン・エイクの緻密な『アルノルフィーニ夫妻像』など、誰もが一度は目にしたことのある名画との出会いが待っています。時代や地域ごとに展示室が分かれており、まるでヨーロッパ美術の歴史を旅するように鑑賞できるのも魅力。気軽に立ち寄って、世界レベルの芸術に触れる特別な時間を過ごしてみませんか?

24. 優雅な創造性の殿堂「ヴィクトリア&アルバート博物館」

ヴィクトリア&アルバート博物館(ロンドン)

ロンドンのミュージアムが集まるサウス・ケンジントン地区にある「ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)」。ここは、ファッション、家具、陶磁器、宝飾品、写真、舞台芸術まで、古今東西の素晴らしい「アート&デザイン」の世界を探求できる、まさに創造性の殿堂です。しかも、5000年にもわたる人類の美と技のコレクションを、入場無料で観賞できます。

時代を象徴するエレガントなドレス、息をのむほど精巧なジュエリー、世界中の美しい工芸品など、人間の限りない想像力とそれを形にする職人技に圧倒されることでしょう。巨大な石膏像が並ぶ「キャスト・コート」の荘厳さや、世界で初めて博物館内に作られたという美しいカフェで過ごす優雅な時間も格別。デザインのインスピレーションを求める人、ただ美しいものが好きな人、誰もが心満たされる、必訪のミュージアムです。

25. 無料で見られる小さな建築美術館「サー・ジョン・ソーンズ美術館」

サー・ジョン・ソーンズ美術館(ロンドン)

出典: By Rory Hyde - Sir John Soane's House Museum, London, CC BY-SA 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=6811628 (CC BY-SA 2.0)

サー・ジョン・ソーンズ美術館は、知る人ぞ知るロンドンで最も小さな国立博物館。ホルボーン駅から徒歩約5分の位置にあるのでアクセスしやすい観光スポット。

ここはイギリスの建築家ジョン・ソーンが設計した自宅兼スタジオを公開し、彼の数々のコレクションが展示されているのです。ソーン氏が手がけた建築に関する資料は、もちろんのこと絵画や骨董品などが所狭しと飾られています。この雰囲気は他の観光地とは全く違ったもの。入場は無料ですが、ハイライトツアーや月に数回夜にイブニングオープン(無料)やイブニングイベント(有料。要予約)もおすすめです。

ロンドン観光としてはコアなスポットですが、イブニングイベントでカクテルを飲みながらコレクションを見て回ればきっと忘れられない思い出ができますよ。

26. ロンドンで人気の現代美術館「テート・モダン」

テート・モダン(ロンドン)

2000年にテムズ川南岸にオープンしたテイト・モダンは、近・現代美術を集めた美術館。観光客だけでなくロンドンっ子にも人気の観光スポットです。特別展以外は無料で解放されていて気軽に訪れることができます。

異色の建物は、発電所を改装して建てられたもの。広々とした空間の建物と美術品の数々は一見の価値ありです。おすすめは5階にあるカフェ・レストランからの景色。観光客にもロンドンっ子にも人気なのでいつも混み合っていますが、目の前を流れるテムズ川、対岸に見えるセント・ポール大聖堂とロンドンの街並み、川にかかるミレニアムブリッジの眺めは絶景。レストランは夜も営業しているので夜景を見ながら食事をとるのにもおすすめですよ。

27. 王室御用達の聖堂「セント・ポール大聖堂」

セント・ポール大聖堂(ロンドン)

テート・モダンの対岸に位置するのがセント・ポール大聖堂。バロック建築の傑作と言われる緻密なモザイクのドームはロンドンでも指折りの観光名所。1981年にチャールズ皇太子と故ダイアナ妃が結婚式を挙げたことでも知られている教会です。中では広々とした大聖堂と高い天井に描かれる「聖パウロの一生」やパイプオルガンなどを見ることができます。

狭い階段を登ってドームから見るロンドンの景色はまた格別。地下にはイギリス料理やアフタヌーンティーを楽しむこともできる評判のカフェ、レストランもありますよ。

28. 五感を刺激するアーケード街「ブリクストン・ヴィレッジ」

ブリクストン・ヴィレッジ(ロンドン)

南ロンドンの「ブリクストン・ヴィレッジ」で、ロンドン中心部とは一味違う、ローカルでエネルギッシュな空気感を体験してみませんか?ここは、屋根付きのアーケード「ブリクストン・ヴィレッジ」と「マーケット・ロウ」を中心に、世界各国の美味いものがひしめく、まさに食のワンダーランド。カリブ料理、南米料理、アジア料理からヨーロッパ各国の味まで、本格的で活気あふれる独立系のレストランやカフェ、デリが所狭しと軒を連ねます。

活気あふれる市場の喧騒、漂ってくるスパイスの香り、聞こえてくる陽気な音楽…五感を刺激するこの場所を歩けば、ロンドンの持つ多様な文化とエネルギーを肌で感じられるはず。美味しい発見はもちろん、個性的な雑貨店やヴィンテージショップを覗くのも楽しい時間です。刺激的な出会いが待つ、ディープなロンドン体験がここにあります。

29. 世界の標準時を決める天文台「グリニッジ天文台」

グリニッジ天文台(ロンドン)

世界の「時」と「場所」の基準点は、ロンドンにあります。グリニッジ・パークの丘に建つ「グリニッジ天文台」が、まさにその場所。地面に引かれた「本初子午線(経度0度)」を跨ぎ、東西両半球に立つ記念撮影は、訪れた誰もが行う定番の儀式です!

世界の標準時(GMT)の基準点であり、天文学と航海の歴史を形作ってきたこの場所で、時間と宇宙の神秘に触れてみませんか?歴史的な望遠鏡や美しい時計のコレクションを見学し、丘の上からロンドン市街やテムズ川の壮大なパノラマを眺めれば、地球と宇宙の広がりを実感できるはず。世界と繋がる特別な瞬間を、ぜひグリニッジで体験してください。

30. ロンドンで最大級の王立公園「ハイド・パーク」

ハイド・パーク(ロンドン)

ハイド・パークはロンドンにある最大級の王立公園。面積は東京ドーム約30個分で、その広大な敷地内には大きな湖やダイアナ妃記念噴水などがあります。何よりも一面に広がる青々とした芝や季節ごとに咲く花などが気持ち良く、ロンドン憩いの場所として人々から愛されています。ロンドンには魅力的な観光地が沢山ありますが、のんびり公園で過ごすのも贅沢な過ごし方かもしれません。

このハイド・パークには毎年冬限定でウィンターワンダーランドというテーマパークができるんです。11月から1月上旬までクリスマスグッツが売られるストールや観覧車、絶叫マシーンにアイススケートやライブイベントなど。移動遊園地とは思えないほど大規模で巨大な空間はこの時期の観光には欠かせないスポット。入場は無料で食べ物、飲み物の屋台も多く出ているので歩き回るだけでもクリスマス気分が味わえますよ。しっかり防寒対策をしつつ冬の観光を楽しんでみてください。

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ロンドン観光

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