世界最大級の仏教遺跡！ボロブドゥール寺院遺跡群について！

今回はインドネシアの世界遺産「ボロブドゥール寺院遺跡群」をピックアップしました。ボロブドゥール寺院遺跡群があるジョグジャカルタはジャワ島中部にある古都。世界遺産のプランバナン寺院もあるので世界中から観光客が集まっている人気観光地です。この記事ではボロブドゥール寺院遺跡群のオススメポイントやアクセス方法などについて紹介してきます！

ボロブドゥール寺院遺跡群とは？

ボロブドゥール寺院遺跡群はボロブドゥール寺院とムンドゥッ寺院とパオン寺院を合わせた総称です。1991年に世界文化遺産として登録されました。大規模な仏教遺跡が有名なボロブドゥール寺院は、多くの観光客が足を運んでいる人気観光スポットです。

ムンドゥッ寺院はボロブドゥール寺院から約3km離れたところにあります。堂の内部にある3体の美しい仏像が有名です。12mの高さをもつ堂が特徴のパオン寺院は、ボロブドゥール寺院とムンドゥッ寺院の間にあるこじんまりとした寺院。堂には天女や半鳥人などのレリーフがあります。

ボロブドゥール寺院遺跡群へのアクセス

残念ながら日本からボロブドゥール遺跡群があるジョグジャカルタへの直行便は就航していません。オススメのアクセス方法はジャカルタへの直行便があるANA･JAL･GARUDA INDONESIA（インドネシアで一番安全な航空会社)を利用して成田空港、羽田空港、関西国際空港(GARUDA INDONESIAのみ)から出発。ジャカルタからは国内線に乗り換えてジョグジャカルタにアクセスします。

インドネシアの格安航空会社「Lion Air」やマレーシアの航空会社「Air ASIA」なども就航していて、1時間弱でアクセス可能です。ジョグジャカルタからはタクシーかレンタカー(ドライバー付)を利用します。空港からボロブドゥール遺跡群へは約1時間です。

ボロブドゥール寺院遺跡群のオススメポイント2

世界最大級の仏教遺跡・ボロブドゥール寺院

ボロブドゥール寺院は8世紀から9世紀にかけて建立された世界最大級の仏教遺跡です。高さ33m 1辺が120mの正方形の形をした巨大な石造建築物ですが、1814年イギリス人のラッフルズによって偶然発見されるまで姿を消していました。

姿を消していたというのはボロブドゥール寺院周辺にあるメラピ山の大噴火によって灰に埋もれてしまった説と、イスラム教徒に破壊されることを恐れて地元民が隠したという2説がありますが、どちらが正しいかは未だ解明されていません。

1842年にオランダ人のハルトマンによって本格的な発掘調査が始まり、1854年には遺跡の大部分が掘り出され現在の形となりました。ボロブドゥール寺院は仏教の世界観(欲界→色界→無色界)が表現されている巨大曼荼羅を表現したものと言われています。上段にはストゥーパという塔があり、塔の中には仏像がたくさん入っています。

ボロブドゥール寺院のご来光

ボロブドゥール寺院から眺めるご来光は、ジョグジャカルタに訪れた多くの観光客が足を運んでいます。ボロブドゥール寺院の周辺は森林地帯。そしてジョグジャカルタ最高峰のメラピ山があります。日の出前の周辺は真っ暗で静けさが漂っていますが、だんだん明るくになるにつれて姿を現す霧がかかった森・山の景色は神秘的です。ぜひこの光景を確かめてみましょう。

ご来光を見るには手続きが必要になります。初めての場合は｢パンダトラベル」で鑑賞ツアーを申し込んでみましょう。ホテルへのピックアップから鑑賞、ガイドまで全て日本語対応してくれるのでオススメです。

注意事項

①ボロブドゥール寺院を見学するには入場料が必要です。入場料は2種類。インドネシアに在住している外国人価格と一般外国人価格があります。在住価格の場合はKITAS(在住証明書）が必要になるので必ず持参してください。

②ボロブドゥール寺院周辺にはたくさんのお土産店があって、現地民も多いです。スリ・ひったくりの危険性も高いため。貴重品の管理はしっかり行いましょう。特にご来光を見る方の場合は最低限のものだけを持参することをオススメします。　

まとめ

世界遺産のボロブドゥール寺院遺跡群があるジョグジャカルタは、バリ島に次ぐ人気観光地として毎年多くの観光客が訪れています。インドネシアに訪れる機会があったらぜひ、ジョクジャカルタにあるボロブドゥール寺院遺跡群まで足を運んでみてください。

世界最大級の仏教遺跡！ボロブドゥール寺院遺跡群について！