エジプトの首都「カイロ」を観光!おすすめスポット26選

エジプトの首都「カイロ」を観光!おすすめスポット26選

エジプトの首都カイロは、アラブ諸国を代表する世界都市です。エジプトは遺跡の多くが南のルクソール周辺にあるので、日本からの観光ツアーではカイロはピラミッドと考古学博物館だけ、というプランも珍しくありません。でもそれだけなんてもったいない!カイロには見所がたくさんあるんですよ。

どのガイドブックにも載っている名所、少しマニアックな観光地、そしてカイロの今を知る新しいスポットを織り交ぜて厳選したおすすめ観光スポットを26選でお届けします!

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エジプトの首都「カイロ」を観光!おすすめスポット26選

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1.ナイル川

ナイル川とカイロ(エジプト)

エジプトはナイルの賜物。言わずと知れた世界最長のナイル川は、カイロの中心地を流れ、その東岸がカイロ市で、西岸がギザ市になります。

カイロ市内にはいくつもの中州があり、在住邦人が多く住むザマレックという地区も中州にあります。ナイル川沿いにはコルニーシュと呼ばれる遊歩道があり、夕方から夜にかけて若者を中心に散歩したりおしゃべりに集まったりする姿が見られます。ファルーカという観光用の帆掛け船やディナークルーズ船もあり、夜はとても賑やかです。

ナイル川とカイロのゲジラ島(エジプト)

ほとんどの大型ホテルはナイル川に面しているので、宿泊の際はちょっと奮発してナイルビュー指定にすると、豊かな水をたたえるナイル川をバルコニーから眺めることができて贅沢な気分になれますよ!

2.タハリール広場

タハリール広場(カイロ)

カイロで一番大きな広場「タハリール広場」は、ナイル川のすぐそばのカイロ中心地にあります。周辺にはエジプト考古学博物館や大型ホテルなどが立ち並んでおり、観光中に一度は通りかかる場所です。

「解放」の意味があるタハリール。タハリール広場は、2011年アラブの春の革命の舞台となりました。一日中クラクションの音が途切れない喧騒のカイロを体感できる広場なので、一度は足を運んでみてください。

3.カイロタワー

観光客にとても人気があり、ランドマークになっている「カイロタワー」は高さ187m。ナイル川の中州であるゲジーラ島に、1961年に建てられました。

蓮の花をかたどったデザインで、夜にはライトアップされます。天気が良ければ遠くにピラミッド群が見えますよ!展望台にはカフェテリアもあるので、お茶を飲みながら観光のプランを練るのもいいですね。

4.ダウンタウン地区

カイロのダウンタウン地区(エジプト)

「ダウンタウン地区」は、アラビア語で「ウィステルバラド」と呼ばれるカイロの下町エリア。大型ホテルから安い宿からまであり、いつも観光客と地元の人で賑わうこの場所には、映画館、レストラン、喫茶店、洋服、靴、雑貨屋などがずらりと並び賑わいます。

地元の若者のように、ダウンタウンで人気のお菓子屋さんアブドのアイスクリームを片手にブラブラと散策してみてはいかがですか?エジプト人のおじさん達がシーシャ(水タバコ)を楽しむ下町の喫茶店もたくさんあるので、挑戦してみるのも楽しいですよ。

5.エジプト鉄道博物館

エジプト鉄道博物館(カイロ)

出典: By لا روسا - Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=35779565 (CC BY-SA 3.0)

カイロの中央駅と言えるのがラムセス駅。郊外に行く列車のほとんどがラムセス駅発着なので、いつも大混雑している駅です。この駅の一角に修復を終えて再オープンしたのが「エジプト鉄道博物館」。鉄道に興味のある方にはおすすめの観光スポットです。

1933年にカイロで行われた国際鉄道会議を祝して開館したエジプト鉄道博物館は、イギリスの鉄道博物館に次いで二番目に古い博物館。展示されているのは、エジプト国内の駅の資料や写真、実際に駅で使われていた品々、古いエンジン類、そしてエジプトの乗り物全般の模型などです。

ミニチュアの電車が線路を走るジオラマもあります。観光客にはあまり知られていない穴場なので、鉄道に興味ある方は訪ねてみてください。

6.ギザの三大ピラミッドとスフィンクス

ギザの三大ピラミッドとスフィンクス(エジプト)

世界中の観光客が憧れるピラミッドは、「メンフィスとその墓地遺跡 – ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯」という名称で世界遺産に登録されています。

その中でもやはり一番人気の観光スポットは、ギザの三大ピラミッドですよね!三大とは、最大級のクフ王、次いでカフラー王、メンカウラー王の三基をさします。もちろんスフィンクスも忘れてはいけません。クフ王のピラミッドはの完成時の高さは146m(現在は138m)で2.5tの石灰岩を270万~280万個も積み上げて作られていて、紀元前2500年頃にこんな石積みの技術があったことに驚かされます。

ピラミッドへのアクセスは、カイロ市から西へ車で30分ほど。ピラミッドは入場制限が設けられているので、早めの時間帯に訪れることをおすすめします。

7.大エジプト博物館

大エジプト博物館

「大エジプト博物館」は、ギザのピラミッドの近くにプレオープンした世界最大規模の考古学博物館です。老朽化で閉館した「エジプト考古学博物館」の収蔵品のうち約10万点、「太陽の船博物館」に展示されていた『太陽の船』などを引き継ぎました。

モダンな外観の大エジプト博物館には、古代エジプト文明に関する膨大なコレクションを展示しています。なかでも、有名なツタンカーメン王の黄金のマスク、墓から発掘された数千点の遺物は見逃せません。

8.ジェセル王の階段ピラミッド(サッカーラのピラミッド群)

ジェセル王の階段ピラミッド(サッカーラのピラミッド群)

カイロから南へ約20km、「サッカーラ」は古代エジプトの首都メンフィスの埋葬地だった場所です。たくさんのピラミッドや墳墓群が発見されており、人気のある観光地になっています。

中でも有名なのが、第3王朝2代目のファラオ「ジェセル王の階段ピラミッド」で、人類最古の石造大建築と言われています。これがピラミッドの原案となって、やがてギザのピラミッドへと進化していきました。つまりはピラミッドの原型!

郊外になりますが、ピラミッド巡りには欠かせない場所なので、ぜひ観光に訪れてみて下さい。

9.マスタバ墳とセラぺウム

メレルカのマスタバ(サッカーラ)

サッカーラの観光地をもう1か所ご紹介します。「マスタバ」とは、古代エジプトで建設された長方形の大墓のことでサッカーラには多数のマスタバがあり、いくつかの内部を見る事ができます。

なかでも見逃せないのは、「メレルカのマスタバ」と「ティのマスタバ」。メレルカのマスタバは32もの部屋がある古王国時代最大級のもので、テティ時代の宰相であったメレルカと、その妻でテティの娘、その息子の墓です。

かつては141のスフィンクスが並んでいたスフィンクス参道を西に行くと、ティのマスタバがあります。美しい彩色壁画が壁一面に描かれていて必見です。ティのマスタバとの間には、聖牛アピスのために造られたというセラペウムがあり、巨大な地下大回廊と、雄牛のミイラが納められた石棺が発見されています。

これらのマスタバとセラぺウムは、長い間修復のためにクローズしました。だからこそ、まだ知らない人も多いという穴場の観光スポットです。

10.メンフィス博物館(メンフィス遺跡)

ラムセス二世の像(メンフィス博物館)

カイロから車で南へ30分ほどのミート・ラヒーナ(Mit-Rahineh)周辺は、エジプト古王国時代の首都として栄えたメンフィス。新王国時代にテーベに首都が移されてからも、下エジプトの統治の中心として機能していました。

メンフィス遺跡の観光スポットは、古代エジプトのファラオ、ラムセス二世の像があるメンフィス博物館です。博物館といっても展示されているのは横たわるラムセス二世の巨像のみ。脚の一部が欠けたラムセス二世の巨像は体長が約15mもあり、2階の回廊から全体を見渡す事ができます。そんなラムセス二世ゆかりの地、メンフィス遺跡の観光に出かけてみませんか?

11.ダハシュール

屈折ピラミッド(ダハシュール)

カイロから35kmほど南に位置するダハシュールには、第4王朝の創設者スネフェル(クフ王の父)によって造られたといわれるピラミッドが二基あり、人気の観光スポットになっています。これらのピラミッドは中に入ることができるので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

1つ目は「屈折ピラミッド」。途中で勾配が変わっている唯一のピラミッドです。

赤のピラミッド(ダハシュール)

もう1つは少し北にある「赤のピラミッド」。赤のピラミッドは、最初の真正ピラミッドだと言われています。狭い階段を腰を曲げた状態で200段登るのはなかなかハードですが、その分達成感もありますよ!中は暗いので懐中電灯もお忘れなく。

12.エジプト国立文明博物館

エジプト国立文明博物館

2021年に正式オープンした「エジプト国立文明博物館」は、古代エジプト文明から現代までを網羅したカイロにある博物館です。

博物館最大の見どころは、22体のミイラが安置された王家のミイラ室。これらのミイラは、「ファラオの黄金の行進(Pharaohs' Golden Parade)」と名付けられたパレードで移送されました。ラムセス2世やハトシェプスト女王など、歴代のファラオたちのミイラが展示されています。

エジプト国立文明博物館では約50,000点の収蔵品を、芸術・技術・生活・宗教などテーマに沿って展示。エジプト文明の歴史を古代から現代まで、文化的進化を体験できる文化施設となっています。

13.シタデル

シタデル(カイロ)

十字軍を打ち破ったエジプトの英雄サラディンが対十字軍の拠点として、1176年にムカッタムの丘の一角に作った城塞が「シタデル」です。

サラディンの死後も、マムルーク朝、オスマン帝国時代を経て、19世紀のモハメッド・アリの時代まで政治の中枢として機能した大切な場所。シタデルの敷地内には、ムハンマド・アリ・モスクをはじめ、軍事博物館、オスマン帝国時代の建物、イギリス植民地時代の牢獄など様々な建物があります。

カイロ市街を一望できる展望台からは天気が良いとピラミッドまで見えますよ。見応えがある人気の観光地です。

14.ムハンマド・アリー・モスク

ムハンマド・アリー・モスク(カイロ)

「ムハンマド・アリー・モスク」は、オスマン帝国の支配下にあったエジプトの近代化の基礎を築いたムハンマド・アリにより1824年に建設がスタートし、1857年に完成しました。大きなドームと、2本の高いミナレットが印象的な、典型的なオスマン帝国スタイルのモスクです。

中に入ると目を奪われるのは、重さ約1トンの大きなシャンデリア。今は電気を使っていますが、昔はすすが出ない油を使っていたそうです。内外の装飾にふんだんにアラバスタ―(雪花石膏)を使っているのも特徴です。

中庭の時計塔にある止まったままの時計。これはモハメッド・アリが、当時のフランス政府に贈ったルクソール神殿のオベリスクの返礼にいただいたものです。ちなみに、そのオベリスクはパリのコンコルド広場にあります。

ムハンマド・アリー・モスクはほとんどのツアーの観光スポットに含まれているためいつも観光客で賑わっていますが、金曜日の集団礼拝の時間は入れないのでご注意ください。

15.アムル・モスク(アムル・イブン・アル=アース・モスク)

アムル・モスク(アムル・イブン・アル=アース・モスク)

オールドカイロにある「アムル・モスク(アムル・イブン・アル=アース・モスク)」は、エジプトで一番古いモスクです。アムルという名前は、641年にエジプトを征服したアラブ軍の総司令官アムル・イブン・アル・アースに由来します。かつてビザンツ軍の拠点バビロン城を攻める際に建てたテントがあった場所に建立しました。

建設当時のアムル・モスクは、屋根にヤシの葉を葺いただけの簡素なものでしたが、イスラム教徒が増えるにつれて拡張され、827年には現在の縦約120m、横約110mの大きさになりました。地震や火災で修復を繰り返したので、現在見られる部分のほとんどは18世紀の建物です。観光客には入り口でフードのついた布を貸してくれるので、被って見学しましょう。

16.リファーイー・モスク

出典: Berthold Werner (CC BY 3.0)

「リファーイー・モスク」は、リファーイー教団の創始者、シャイフ・リファーイーの墓の跡地に建てられました。43年もの長い月日をかけて造られたカイロ最大級のモスクで、さまざまなイスラム建築様式が織り交ぜられたデザインが特徴です。

美しい窓の装飾や、44本の巨大な柱に支えられた高い天井、寄木細工は必見。シタデル広場の北側に並んで建つスルタン・ハサン・モスク・マドラサとリファーイー・モスクは、どちらも大規模で荘厳なモスクです。シタデル広場から、この2つの大きなモスクの写真を撮る構図がおすすめですよ。
(画像左:スルタン・ハサン・モスク・マドラサ、右:リファーイ・モスク)

リファーイ・モスクには王家の墓があり、エジプト最後の王様ファールーク王が眠り、イラン革命直前の最後のシャー、パフラヴィ2世も1980年に埋葬されています。

17.オールド・カイロ地区

オールド・カイロ地区

カイロの新市街からナイル川沿いに南の一帯が「オールド・カイロ地区」です。ここはカイロで最も古い市街地で、コプト教徒が多く住む地域で、コプト博物館やギリシア正教会の修道院、数々の教会があります。また、ユダヤ教のシナゴーグもあります。アムル・モスク、カイロ発祥の地であるフスタートの遺跡、さらに昔の、ローマ帝国やビザンツ帝国時代のバビロンの遺構も残っています。

つまりは見所いっぱいの観光地で、時間がある方は一日ゆっくり時間をかけて観光してほしいエリア。徒歩での移動が多いので、夏場は涼しい午前中に観光することをおすすめします。

旧市街のイスラーム地区と、オールド・カイロと呼ばれるエリアを合わせ、ユネスコの世界遺産「カイロ歴史地区」に登録されています。

18.スヘイミーの家

スヘイミーの家(カイロ)

イスラム建築や美術に興味がある方にぜひ訪れていただきたいのが、「スヘイミーの家」です。もともとオスマン帝国時代に建てられたこの建物は、18世紀にスヘイミー一家が買い取り、独自の装飾を施しました。現在は観光用に一般公開されています。

最も特徴的なのは「マシュラビヤ」と呼ばれる木製の格子窓です。外壁や中庭に面する窓にはすべてこのマシュラビヤが取り付けられており、不思議なことに、内部から外は見えるものの、外から中は見えない作りになっています。これは、女性が外から見られないようにする安全対策であると同時に、強烈な夏の日差しを和らげ、砂塵からも守る優れた機能を持っています。

大理石の床、木製の家具、ステンドグラスも見どころ。そして、ヤシの木が植えられた中庭がいくつもあります。日本ではあまり知られていないかもしれませんが、ぜひおすすめしたい観光地です!

19.アブディーン宮殿

アブディーン宮殿(カイロ)

アブディーン宮殿は、ムハンマド・アリ朝のイスマイール王の住居だった建物で、代々王の住居でしたが、1952年のナセル革命後から現在までは政府所有の建物です。

内部はとても豪華な造りになっていて中には5つの部屋があり、武器、メダル、デコレーション、ムバラク元大統領の寄贈品、シルバーウェアと分かれています。特に武器の展示コーナーは、17世紀から19世紀の頃の刀、銃などがずらりと並べられていて圧巻です。

ここだけでしか見られないコレクションなので、興味のある方はアブディーン宮殿へ観光に出かけてみて下さいね。

20.マニアル王子モハメドアリ宮殿(マニアル宮殿博物館)

マニアル王子モハメドアリ宮殿/マニアル宮殿博物館(カイロ)

マニアル宮殿は、モハメッド・アリ朝時代にファルーク王の摂政を務めていたムハンマド・アリ・タウフィークによって建てられました。

内部装飾は、オスマントルコのイスラーム建築様式にアールヌーボーやロココの装飾を織り交ぜ、うまく調和が取れているのが特徴的。木製の階段や吹き抜けのエントランス、豪華な装飾を施したたくさんの部屋など、この時代の建築・美術が好きな人にはたまりません。ムハンマド・アリ・タウフィークが趣味で集めた熱帯地方の植物や珍しい植物のある庭園にも注目です!

21.ハーン・ハリーリ市場

ハーン・ハリーリ市場(カイロ)

14世紀頃から続くハーン・ハリーリ市場は、職人の街として知られてきました。今でも一角に職人街が残っていますが、現在は一大お土産雑貨ストリートで、観光客が必ず立ち寄る人気のスポットになっています。

くねくねとした細い道の両側には金銀細工、ガラス製品、革細工、香水、パピルス、水タバコ用品などエジプトを代表するお土産を売る店がびっしりと並び、見ているだけでも楽しくなってきます。中でも観光客に人気があるのが、綺麗な香水瓶のセットです。頑張って値段交渉してみて下さい!

22.アズハル・パーク

アズハル・パーク(カイロ)

「アズハル・パーク」は、緑が少ないカイロの街中にある、都会のオアシス的な有料公園です。小高い丘の上に位置しているので、展望台からカイロ市街が一望できます。

園内には人工の池、噴水、遊歩道、レストラン、カフェテリアなどがあり、様々な植物も植えられていて、のんびりと散歩するのにピッタリ。カイロ観光でちょっと疲れた時に立ち寄ってみるのもいいですね。

夕暮れ時は、サンセットが美しい観光スポットとしても人気。数多あるモスクの塔が見えて、カイロが百塔の街と呼ばれる理由がよくわかります。

23.ギザ動物園

ギザ動物園(エジプト)

今も昔も、カイロっ子にとって動物園と言えば「ギザ動物園」。1891年にオープンした100年以上の歴史がある動物園です。ほかの観光施設に比べて入場料が安いため、休日にはまさにごったがえすほど混雑しています。

檻の前に飼育係のおじさんが餌を持って待ち構えているので、チップを渡してニンジンやレタスの切れ端を貰い、動物にやることができます。ラクダやガゼルなど、アフリカ大陸らしさを感じる動物もいます。エジプトの動物園ってどんな感じ?と興味がある方にはおすすめです。

24.ファラオ村

ファラオ村(エジプト)

出典: By مستخدم: علي سمسم - Arabic Wikipedia, CC0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=91626104

「ファラオ村」はカイロにある老舗のテーマパークで、日本で言うと「日光江戸村」のような観光スポットです。古代エジプトの時代の人々やファラオの生活が再現されています。

小さな遊覧船に乗って水路を進み、古代エジプトの神々やファラオの紹介や当時の土地の耕作、世界最古の紙パピルスの作り方などを見て回ります。

船を降りたら、スタッフと一緒にファラオ時代の建物のレプリカを見てまわります。ルクソールのカルナック神殿やツタンカーメンの墓など見所満載です。ファラオの衣装を着て写真が撮れるコーナーや、お土産屋さん、レストランもありますよ。エジプトの休日や夏休みには家族連れで賑わう観光スポットです。

25.シティ・スターズ・モール

シティ・スターズ・モール(カイロ)

「シティ・スターズ・モール」は、カイロ東部のナセルシティにある大きなショッピングモールです。お洒落なカフェや本格的なレストラン、気軽なフードコートなど飲食店もたくさんあるので、ショッピングに食事に映画にと、丸一日いても楽しめます。

カイロ空港から近くホテルも隣接しているので、地元の人と観光客でいつも大賑わいの観光スポット。エジプトらしいお土産が並ぶハーンハリーリ市場では値段交渉が必要ですが、シティ・スターズ・モールは観光客でも落ち着いてショッピングを楽しめます。

26.カイロ・フェスティバル・シティ

カイロの新しい地区、ニューカイロにある「カイロ・フェスティバル・シティ」は、エジプト初上陸のIKEA、キッザニアを始め、H&M、マークス&スペンサー、ZARAなど若者に人気のブランドが集うショッピングスポット。カルフールやレストラン、フードコート、映画館などなんでもそろう、カイロで一番新しいモールです。

「シティ」と名がついているのは、ホテルや居住エリアが建設される計画があるためで、総敷地面積300万平方キロメートルもの広大な敷地が1つの街のように発展していく予定です。

モールの中庭では、定期的に「ダンシングファウンテン」と呼ばれる噴水ショーが開催され、周囲のカフェやレストランから、音楽に合わせて噴水が踊る様子を楽しむことができます。

また、エジプトに初上陸するファッションブランドやレストラン、カフェなどは、ほぼ必ずこのモールに出店しているので、エジプトの最新トレンドを知るにはぴったりの場所です!

◎カイロ観光のベストシーズン

カイロ(エジプト)

エジプト全般の観光ベストシーズンは暑い夏以外、そして砂嵐の季節以外、つまり10月から2月の秋から冬にかけてがおすすめです。カイロは暑いイメージですが、冬季の日中は15~20度前後と観光しやすい季節。しかし夜には冷える日もあるため、羽織るものがあると良いでしょう。安全に気を付けて、カイロ観光を楽しんでくださいね。

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