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フランス旅行へ行く前に確認するポイント

画像の出典元: istockphoto.com

正式名称

フランス共和国 / French Republic

首都

パリ

人口

国コード

約6600万人

FR

国番号(電話用)

+33

フランスまでは飛行機でおよそ14~15時間で行くことができます。フランスの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なフランス旅行を楽しみましょう。


フランスは、ヨーロッパの西部に位置しています。多数の地域と海外領土からなり、西ヨーロッパのなかではロシア、ウクライナについで3番目に面積の大きい国となります。本土は六角形に近い形をしていて、ライン川やピレネー山脈、アルプス山脈、地中海、大西洋そして北海に囲まれています。首都パリのほか大きく14の地域に分かれていて、地中海に面した南部とイギリスの対岸に位置する北部では気候や文化が大きく異なっています。

フランス行き国際線航空券の最安値を比較

東京 (羽田空港)発

パリ

東京 (羽田空港)発

ニース

東京 (羽田空港)発

リヨン

フランス行き国際線航空券の最安値を比較

東京 (成田空港)発

パリ

東京 (成田空港)発

ニース

東京 (成田空港)発

リヨン

フランス行き国際線航空券の最安値を比較

大阪 (関西国際空港)発

パリ

大阪 (関西国際空港)発

リヨン

大阪 (関西国際空港)発

ニース

フランス行き国際線航空券の最安値を比較

名古屋 (中部国際空港)発

パリ

名古屋 (中部国際空港)発

ニース

名古屋 (中部国際空港)発

リヨン

フランス行き国際線航空券の最安値を比較

福岡 (福岡空港)発

パリ

福岡 (福岡空港)発

リヨン

フランス行き国際線航空券の最安値を比較

熊本 (熊本空港)発

パリ

日本からフランスへの渡航について

直行便と飛行時間

日本からフランスのパリまでの直行便は、羽田、成田、大阪、関西から出ています。飛行時間は往路と復路で変わってきますが、12~13時間ほどとなります。

日本との時差

日本に遅れること8時間の時差があります。サマータイム期間中は日本の方が7時間進みます。サマータイム実施の期間は、3月最終の日曜深夜1時~10月最終の日曜深夜2時です。

フランスにおけるビザ・入国手続きについて

■ パスポート残存有効期限

入国時から3カ月以上有効なパスポートが必要です。
なお、パスポート査証欄の空白ページが見開き2ページ以上あることが必要となります。

■ ビザ

フランスはシェンゲン協定加盟国です。
渡航目的が観光で180日間で90日以内の場合、ビザは不要となります。

■ フランス入国の流れ

1.フランス入国審査(Immigration)

入国審査のカウンターにて、審査官に電子入国カードやパスポートを提示してください。

2.荷物の受け取り(Baggage Claim)

搭乗した飛行機・便名のターンテーブル待機し、荷物を受け取ってくさだい。

3.税関(Customs)

規定を超える荷物がある場合、赤いゲートで審査が必要です。申告が不要、免税の範囲内の場合は緑色のゲートで審査を受けます。

■ フランス出国の流れ

1.チェックイン(搭乗手続き)

各航空会社のカウンターで、持ち込みの手荷物以外の荷物を提出してください。

2.出国審査

外国人用の出国窓口で係官にパスポートを提示し、審査を受けます。時期によって混み合う場合もあるので注意が必要です。

3.手荷物検査

手荷物検査とボディチェックを受ける場合があります。

フランスの気候について

3月から日が長くなり春の訪れを感じますが、5月までは寒い日も多くセーターやジャケットを持っていった方が良いでしょう。7~8月は最高気温が30度を超える日も出てきますが、日本と違い乾燥しているため気温は高くても過ごしやすい時期です。カラッとした暑さで朝晩の寒暖差が大きいため、カーディガンなどの羽織りものがあると安心です。10月からは一気に冷え込み、街全体がどんよりとした曇りがちになるので、折り畳み傘を持っていると安心です。場所によっては冬季に大雪による空港閉鎖などもあるので、事前に情報を得ておいたほうが良さそうです。

フランスの免税について

TAX FREE加盟店で175.01ユーロ以上の買い物をしたら、店側に免税書類を発行してもらいます。そして出国時に税関で免税書類税関スタンプを押してもらいましょう。そのとき、免税書類とともに、未使用の購入品・パスポート・搭乗券の提示の準備をしておきましょう。払い戻し金を受け取る方法は、現金、クレジットカード、銀行小切手などがあります。

必要最低払い戻し購入額 175.01ユーロ
VAT税率 20%、10%(衣料品)、5.5%(食品)
払い戻し率 最大16.67%、4%(衣料品)、3%(食品)
税関スタンプ受領期限 購入月末日から3か月以内
免税書類申請期限 購入日から6か月以内(パブロ認証させてる場合は期限なし)
免税条件
  • 16歳以上であること。EU圏非居住者であること。1枚の免税書類で「15品以内」の買い物であること。同一商品の購入が「50点まで」であること。
必要な税関スタンプ フランス、またはEU圏最終出国税関
特記事項 タバコ類、衣料品、武器、50年以上の文化財、車用品は免税対象ではない。

フランスの通貨とチップ

フランスの通貨とチップ

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通貨について

通貨はユーロが使用されています。紙幣は500、200、100、50、20、10、5ユーロ。硬貨はユーロ及びセントが使用されています。内訳は2ユーロ、1ユーロ、50セント、20セント、10セント、5セント、2セント、1セント。

チップについて

レストランやホテルなどでは、たいていの場合は請求額にサービス料が含まれているため、必ずしもチップを渡す必要はありません。ただ、心地のいい対応を受けたときには気軽にチップを渡す習慣があります。タクシーに乗った際には料金の5~10%、高級レストランで渡す場合は料金の5~10%程度をお釣りがでないように渡すと良いでしょう。カジュアルなお店ではお釣りの小銭を渡す程度でいいでしょう。また、ホテルでのベッドメイクでは渡す必要がないですが、何か特別なことを依頼した場合には、2~5ユーロ程度が相場でしょう。

旅のお役立ち情報

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フランスの電圧とコンセント

電圧は220ボルト。日本の電化製品ではものによっては変圧器が必要になります。フランスの電源の形状は、SEタイプと、Cタイプの2種類がありますが、一般的にはCタイプを用意しておけば対応できます。

フランスのネット環境

フランスのネット環境

無料のWi-Fiスポットを設置しているところがたくさんあり、旅行者にとって快適なインターネット環境と言えます。高級ホテルでは、宿泊客に対してWi-Fi環境が通例となっているほか、美術館や公園などの観光施設にもWi-Fi設置場所があり、観光客でも利用が可能です。なお、利用時間は午前7時~午後11時です。

フランスの飲料水

フランスの飲料水

フランスの水道水はそもままでも安心して飲めますが、硬水の地域が多く、日本人の体質や舌には合わないこともあります。違和感や不安を感じる人は、ミネラルウォーターを購入した方がよいでしょう。

文化・宗教・マナーについて

フランスの文化

フランスはユネスコの無形文化遺産に登録されているほどの食文化を持っています。美食家やワイン愛好家であれば1度は訪れてみたい国でしょう。また、有名な作品が揃う美術館がパリにはたくさんあります。レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザやモネの睡蓮などの誰もが知る芸術作品を実際に足を運んで観賞することができる芸術の都市です。

フランスの宗教

フランスでの宗教の比率は、約6割がキリスト教のカトリックといわれています。残りはキリスト教のプロテスタントやイスラム教、ユダヤ教、仏教徒などです。

フランスのマナー

お店に入る際にBonjour(こんにちは)、レストランやカフェで担当のスタッフにMerci(ありがとう)と挨拶を心がけましょう。また駅や飲食店など公共での喫煙は全面的に禁止されています。喫煙禁止の場所で喫煙した場合には、68ユーロの罰金が科せられるので気を付けましょう。その他には、写真撮影する際には撮影禁止地区があるので注意が必要です。美術館ではフラッシュ撮影、三脚の使用は控えましょう。また海外では多いですが、エスカレーターでは右側に並び、左側は空けておくようにしましょう。

フランスの食文化

フランスの食文化

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バターやバルサミコ酢、オリーブオイルなどの調味料を使用したソースが決め手となるフランス料理は、世界三大料理の一角を担っています。代表的なメニューに舌平目のムニエル、エスカルゴやフォアグラ、ムール貝の白ワイン蒸しなどがあります。また、スイーツとパンの文化も発達しており、お菓子ではガレットと呼ばれる蕎麦のクレープや、ケーキがあります。パンではバゲットがフランス国内購入量の8割を占めるほか、朝食にはクロワッサンが好まれています。

フランスの主要観光地と世界遺産

フランスの主要観光地と世界遺産

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フランスの主要観光地

首都パリにはルーブル美術館や凱旋門、エッフェル塔、ノートルダム寺院、オルセー美術館、サクレ・ケールなど数多くの有名な観光名所が集まっています。フランスは一極集中制の国ですが、観光地は首都以外にも国内随所に散在しています。とくに日本人にも馴染みが深いのは、ノルマンディーの付け根に位置するモン=サン=ミッシェルやワインの一大名産地ボルドー、地中海リゾートのニースやマルセイユ、ライン川沿岸のストラスブールなどでしょう。

フランスの世界遺産

フランスには世界遺産が数多くありますが、とくに人気なのは「モン・サン・ミシェルとその周辺の湾」やロワール川沿いに多くの美しいルネサンス調の城が点在する「シュリー・シュル・ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」、そしてパリ郊外の「ヴェルサイユの宮殿と庭園」などでしょう。変わったところでは「サラン=レ=バンの大製塩所からアル=ケ=スナンの王立製塩所までの煎熬塩の生産」といった産業遺産や、「ショーヴェ=ポン・ダルク洞窟とも呼ばれるアルデシュ県ポン・ダルクの装飾洞窟 」などの先史遺跡もいくつか登録されています。

フランスのお土産について

フランスのお土産について

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フランスのお土産として人気なのはお洒落な雑貨や、クッキーなどのお菓子です。なかでも、ラ・メール・プーラールのクッキーはモン・サン・ミッシェル土産の定番です。モン・サン・ミッシェルへと向かう途中のドライブインや、パリ市内のスーパーなどでも手に入ります。

フランス旅行 よくあるFAQ

Q:フランス渡航にあたってワクチンの3回目接種は必要ですか?


A:入国するには陰性証明書、ワクチン接種証明書もしくは回復証明書のいずれかの証明書が必要になりますが、ワクチン接種の有無や回数は入国の必須条件としては規定されていません。

Q:フランスへ行くのに安い時期はいつ?


A:1月~2月はフランス旅行のオフシーズンなので、比較的安い時期となります。直行便の往復航空券の費用相場は12万円台~です。

Q:フランスの治安は?気を付けた方がいいことは?


A:観光スポットが多く集まる場所や電車の中などの公共交通機関では、旅行者を狙ったスリや詐欺が多発しているので夜間の一人歩きをしない、現金を持ち歩かないようにしましょう。また、デモによって交通機関の乱れが発生する場合もあるので、気を付けましょう。

Q:フランスの公衆トイレが有料ですか?


A:フランスでは街中の公衆トイレ、駅、空港、観光地の公共トイレなどは基本的に有料で、料金は場所によって0.5ユーロ(約69円)から1.5ユーロ(約208円)までのところがあります。また、通常、観光地よりはデパートやレストランの有料トイレの方が清潔な場合が多いです。

Q:フランスでは英語は通じますか?


A:主要な観光スポットやホテルでは英語も通じますが、公用語はフランス語なので、観光地から離れると英語はあまり通じません。