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独自の歴史と文化が根付いた都市「エジンバラ」

イギリス・スコットランドにあるフォース湾に面した都市「エジンバラ」。スコットランド第2の都市として、政治の中心地となっています。断崖に建つ「エジンバラ城」はこの街の象徴。イギリス女王、エリザベス2世の滞在地として有名な「ホリールード宮殿」も見どころのひとつです。そして、中世の風情を残す旧市街地と、18世紀ごろに造られた新市街地が融合した都市景観が、エジンバラ最大の魅力。この街並みは、世界遺産にも登録されています。独自の歴史と文化が今でも残っているエジンバラは、世界中から多くの観光客が訪れるイギリス屈指の都市です。

エジンバラの歴史

1437年に、かつてスコットランドの首都だったパースの王、ジェームス1世が暗殺されたことに伴い、1492年、エジンバラに首都が移ります。同じ年にはスコットランド議会が創設されました。しかし17世紀に入ると、商業や政治においての重要性が低下し、なおかつ人口過密になってしまいます。1767年に新市街地の建設化が計画されたことにより、文化的中心地として栄えるようになり、人口過密の緩和にもつながりました。1999年にはスコットランド議会選挙が行われ、市民投票の結果、独自の議会を持つことになり、今に至ります。

エジンバラの経済

イギリス・エジンバラの経済を支える主なものは、観光業です。エジンバラ城やロイヤル・マイルなど数多くの観光スポットがあるため、1年を通し、世界中から多くの観光客が訪れています。その数は約7000万人と言われており、ロンドンに次ぐ人数です。他にも、印刷業やウイスキー醸造なども、エジンバラの経済にとって重要な役割を担っています。さらに近年では、金融産業でも飛躍的な進歩を見せており、ヨーロッパ内では第3位のポジションです。