T・F・グリーン空港があるアメリカ・ロードアイランド州近郊へご旅行をするならスカイチケットのセット旅行プランがお得です。ホテル+国内・海外の航空券を同時セットにご予約いただけるので面倒な手間も省けて、簡単に旅のプランをつくることができます。ご利用されるシーンにあわせてさまざまなご利用をカスタマイズすることができるのでスカイチケットのセット旅行はおすすめです。T・F・グリーン空港は、アメリカ・ロードアイランド州中部に位置するケント郡ウォーウィックにある空の玄関口です。主に地域空港として活躍しますが、ケント郡から北東へ約70kmのところに位置するマサチューセッツ州ボストンの空の玄関口であるローガン国際空港と密接な連携を通じて、補助的な役割も担っています。

1931年に開業したT・F・グリーン空港は、2184mと1853mの滑走路2本、南北のコンコースを持つターミナルを有しており、大型旅客機の離発着にも対応できるのです。滑走路同士を交差させることで横風時にも離発着できるため、天候悪化の際にも活躍、ボストンのローガン国際空港だけで対応できない場合に離発着を振り分けられます。年間発着回数は約7万回、年間利用者数は約429万人、路線を持つ航空会社は33に達するなど、ロードアイランド州を代表する空の玄関口です。空港名は州の上院議員であったセオドア・フランシス・グリーンが由来しており、ターミナルにはレストランやフードコートがある他、空港に乗り入れるバス路線やタクシーを利用できます。また空港の西約500mのところにMBTAのTF・グリーン空港駅があり、気にある施設を通じてターミナルまで移動できるコンコースが整備されています。

空港周辺には、ウォーウイックの街が広がっているのです。ウォリックとも呼ばれる街は、東京都大田区2つ分より少し広い128.5km2があり、約8万2000人が生活しています。ヴィレッジと呼ばれる地区で構成されており、北隣のクランストンとともにロードアイランド州の州都プロビデンス都市圏の一部をなします。街の東には海とつながるプロビデンス川が流れ、近辺にはペイシェンス島やブルーデンス島などが浮かぶ風光明媚なエリアとしても有名です。

空港周辺のランドマークは、プロビデンスにあるロードアイランド州議会堂です。白亜の議会堂は1895～1904年にかけて建築され、州知事と上下両院議会などが入っており、州の政治の中心施設として機能しています。新古典主義建築様式で知られており、中央にあるドーム屋根を持つ塔と羽を広げたような左右対称のスタイルは、威風堂々という言葉以外に表現する方法がなく、アメリカ東部の伝統的な趣を感じさせます。ドーム塔の頂上に自由と独立を象徴する銅像が立てられていて、地元からは「インディペンデントマン」と呼ばれているのです。1970年代には国家歴史登録材に指定、名実ともに空港周辺を代表するランドマークといえるでしょう。

観光に便利なエリアは、州都プロビデンスです。たくさんの観光地に加えて、宿泊施設も多数揃っており、観光の拠点に最も最適なエリアになっています。特にハイウェイ95号線と6号線が交わるICの東にあるロードアイランド・コンベンション・センター近辺に、宿泊施設が多数揃っており、ミドルからアッパークラスのホテルが多いため、充実した旅を楽しめることでしょう。州を代表する観光施設も集中しています。ランドマークである州議会堂がある他、プロビデンス川をまたいだ東には、アメリカで最初に工業化を実現したプロビデンスの歴史を学べるスティーブン・ホプキンス・ハウス、欧州中世の絵画や近代芸術までを揃えたRISD・ミュージアム、またブラウン大学キャンパス内にある先住民との関係などをテーマにしたハフィンレファー・ミュージアム・オブ・アンスロポロディーも知られています。

この他にも奴隷廃止論者の邸宅を保存した・ザ・ジョン・ブラウン・ハウス・ミュージアムやオールド・ステート・ハウス、19世紀後半の邸宅を保存したリップトン・ハウス・ミュージアム、小さな州立公園内にヒストリック・プロビデンス・ウェルなどの史跡が保存されているロジャー・ウィリアムス国立記念館など、アメリカ近代史を学べる施設が多いです。さらに州議会堂広場の近くにMBTAプロビデンス駅もあるため、交通の利便性も良くなっています。多数の宿泊施設と観光スポット、公共交通機関などの利便性が最も高いです。

T・F・グリーン空港近辺もおすすめしたいエリアです。こちらもホテルが集まっており、宿泊先を選ぶのに困ることもなく、特にプロビデンスとボストンの両方を観光したい方にうってつけのエリアと言えるでしょう。プロビデンスにあるホテルよりも手頃な傾向があるため、費用を抑えたい方にも適しています。プロビデンス市内へはT・F・グリーン・エアポート駅から移動できます。