テッドスティーブンズ・アンカレッジ国際空港があるアメリカ合衆国アラスカ州近郊へご旅行をするならスカイチケットのセット旅行プランがお得です。ホテル+国内・海外の航空券を同時セットにご予約いただけるので面倒な手間も省けて、簡単に旅のプランをつくることができます。ご利用されるシーンにあわせてさまざまなご利用をカスタマイズすることができるのでスカイチケットのセット旅行はおすすめです。テッドスティーブンズ・アンカレッジ国際空港はアメリカ合衆国アラスカ州の南部、石油・天然ガスの鉱床で自然にも恵まれているクック湾沿岸に位置しています。アンカレッジのダウンタウンまでは路線バスで30分弱と市民だけでなく、観光客や旅行者にもアクセスの良いハブ空港です。テッドスティーブンズ・アンカレッジ国際空港は、かつてアラスカ州に貢献した上院議員の名にちなんで付けられました。北半球にある都市まで比較的早く行くことが可能で、貿易の拠点でもあった北米を代表する港湾都市です。日本からの直行便はなくシアトルなどで乗り継ぎますが、20世紀後半までは日本人の渡航が目立っていました。その後もオーロラや大自然を求める観光客が多数訪れ、北海道の千歳市と姉妹都市ということもあり日本との交流は深いものがあります。世界でも最多といわれる発着数を誇るフッド湖とスペナード湖の水上機専用飛行場は、湖上に3つの滑走面を持ち、常に千機以上が駐機しているというスケールの大きさです。空港の近くには「アラスカ航空遺産博物館」も併設されているので、時間のあるときは寄ってみましょう。
亜寒帯湿潤気候のこの一帯は、一年の気温差が激しいのが特徴ですが、天候がゆるせばロープウェイでアリエスカ山に登ってのスキーも楽しめます。5月から9月にはアンカレッジをスタート地点として海や湖での観光船クルーズに参加し、氷河に近づくこともできます。氷河の流れが自然に創り上げたU字状の谷フィヨルドや、動物ではアザラシ・トドを見ることができるでしょう。また運が良ければクジラを見られるかもしれません。
「チュガッチ州立公園」の広大な敷地内には森林・ツンドラ高山・沼地や河川等があり、バードウォッチングにも最適です。この公園の北部にあるエクルートナ湖ではハイキングやキャンプができ、家族連れにも人気の場所です。
テッドスティーブンズ・アンカレッジ国際空港の南、市立公園の「キンケイド・パーク」も森と野生動物の宝庫で、美しい夕焼けを見ることができます。
アンカレッジの西「トニー・ノウルズ・コースタル・トレイル」では樺の林や海を臨む丘、断崖などを通りながら約18kmの道をレンタル自転車などで散策してみましょう。
「アラスカ植物園」はアンカレッジの南東にあり、20世紀初頭に造られた芸術と建築、園芸を堪能できる広大な庭園です。敷地内はいくつかのカテゴリーに分けられ、高山植物から優美な草花・果樹までが鑑賞でき、花々の香りに包まれながら散策を楽しめます。
「アンカレッジ博物館」は、歴史だけでなく科学技術を学べる科学館と美術館の顔を併せ持つ珍しい施設です。
「ネイティブ・ヘリテージ・センター」ではアラスカの先住民の歴史、そして現代にも通じる暮らし方を体験や実感できます。
また「アラスカ野生動物保護センター」では自然の変化などで傷ついたり、群れからはぐれたりした動物たちを保護して住処を提供し、人間との共存を目指しています。見学可能なので、自然の大切さを改めて考察するきっかけにもなるでしょう。
テッドスティーブンズ・アンカレッジ国際空港から北へ向かうと「デナリ国立公園」があります。名峰デナリは「偉大なるもの」という意味で、旧名はやはり名峰と謳われたマッキンリーです。こちらでは、ドールシープなどの珍しい野生動物に出会える可能性もあります。デナリまでは有名なアラスカ鉄道でのんびりと自然を楽しみましょう。約7時間の旅はけっして長すぎることはないはずです。アラスカ鉄道には普通車とゴールドスターという車両が走っていて、値段は違いますがゴールドスターには展望車が備えられており、各種サービスが受けられます。
デナリ地域ではオーロラを見ることができ、秋口なら車窓から紅葉も楽しむことができるのでおすすめです。オーロラの町として特に有名なのはフェアバンクスで、温泉に入れる宿泊施設もあり、11月から3月頃のシーズンには世界中から見物客が集まります。
アンカレッジのお土産でおすすめなのは、「バーチシロップ」です。白樺の樹液を煮詰めたもので、メープルシロップより濃厚な甘さと大人好みのクセがありスイーツ作りに使われ、樹液は化粧品や工芸の素材にも利用されています。現地で食べるのも、お土産にも最適なのがサーモンでしょう。マスの種類も多く、食べ方もスモークやグリルなどで、当然日本人の口に合うこと間違いなしです。カレイ科のハリバット（オヒョウ）は1mを超えるものもあり、グリル料理のあっさりした味が好まれています。トナカイ（カリブー）を食べる文化もあり、低脂肪高たんぱくでくせのない味は寒さの厳しい土地柄に合った食材です。アラスカでしか飲めないビール「アラスカン・アンバー」は、是非現地で楽しみたいものです。