シトカ・ロッキー・グティエレス空港があるアメリカ合衆国のアラスカ州へご旅行をするならスカイチケットのセット旅行プランがお得です。ホテル+国内・海外の航空券を同時セットにご予約いただけるので面倒な手間も省けて、簡単に旅のプランをつくることができます。ご利用されるシーンにあわせてさまざまなご利用をカスタマイズすることができるのでスカイチケットのセット旅行はおすすめです。シトカ・ロッキー・グティエレス空港は、アメリカ合衆国のうちアラスカ州のシトカ近郊にある空港です。シトカは、アラスカ州南東部の沖合に位置するアレキサンダー諸島の一つであるバラノフ島の西岸に位置する市郡（しぐん）です。この空港は、アラスカ州が運営していて名称の由来はシトカの元市長としてこの地を治めていたロッキー・グティエレスの名からとっています。
それからシトカという地名は、アラスカの先住民族であるトリンギット族の言葉で海のほとりの人々という意味です。この空港はその名前の通り、太平洋に面した海沿いにあります。
空港の特徴は、まずこの空港にはターミナルが1棟あるほか滑走路1本があることです。滑走路は、海上に突き出るようにつくられている点が特徴的です。ターミナル内には、レストランや売店があるので食事をとる場合に苦労することはありません。また、バゲージシステムや搭乗する際に通るセキュリティチェックゾーンなどといった設備もあります。
この地域は天候が変わりやすく、海に面していることも重なって風が強い日や荒れた天候の日になることも多いです。海鳥の生息地から近く、鳥が航空機の飛行に影響してしまうこともあります。この空港には民間企業のほか民間航空のパトロール部隊も格納庫を所有していて、警備を目的にこの空港を使用しています。
シトカは、空路のほかフェリーを使ってこの街までアクセスできますが、ほかの都市に結ぶ道路などはありません。ですのでシトカ・ロッキー・グティエレス空港は、地元住民にとって欠かせない交通手段の一つです。
空港周辺の観光するのにおすすめの地域ですが、シトカの市街地が挙げられます。シトカの街は小さいですが、東南アラスカ地域では代表的な都市の一つであり漁業が盛んな街です。シトカの市街地にはメインストリートがあり、そこを中心に多くの飲食店・商業施設・宿泊施設が軒を連ねています。シトカの街を少し離れて歩くと、アラスカの豊かな大自然が広がっています。
市街地部分の面積は狭いですが、シトカの市郡の面積はアラスカで最大です。シトカの面積だけで、水面まで含めると日本の広い県と大体同じくらいの面積があります。
また、空港から市街地まで道のりはというと、空港のあるヤポンスキー島からジョン・オコンネル橋を徒歩で渡って、バラノフ島に渡ることですぐに街が見えてきます。
この空港があるヤポンスキー島には、大学のキャンパスなどの教育施設やアメリカの沿岸警備隊の基地などの重要な施設がありますが、島の面積が狭いこともあって観光には適していません。ですので、シトカの市街地に渡って観光するのが一般的です。
シトカは、シーカヤックの聖地といわれています。シーカヤックでアクティビティを楽しむ日帰りのツアーなどが観光客に人気です。
アラスカの雄大な大自然を楽しむのであれば、バラノフ島横断遊歩道を利用してトレッキングを楽しむのも一つの方法です。途中、山岳地帯や氷原地帯などを通過するので、風景の変化を楽しむことができます。ただ、このトレッキングは初心者には少し難しいため、観光ガイドに頼んでツアーに参加するのが一般的です。
シトカの近郊には、シトカ国立歴史公園があります。アラスカで最も小さな規模の国立公園なのですが、シトカの歴史を語るうえで欠かせない国立公園です。ここでシトカの戦いがあったことから、ヨーロッパの人々とアラスカ先住民族との間で激しく戦った痕跡が残っています。その時に亡くなったアラスカ先住民族のトリンギット族の栄誉をたたえ、伝統的な慰霊の儀式が毎年行われています。
空港周辺の有名なランドマークは、まずアラスカ猛禽類（もうきんるい）センターが有名です。そこは、名前の通りアラスカに生息する猛禽類のいろいろな情報を知ることができます。シトカの周辺で、猛禽類は親しみやすい存在の一つです。また、傷ついた猛禽類の治療や保護活動にも取り組んでいます。一般の観光客は、日中の営業時間内であれば気軽に見学できます。館内にはギフトショップもあり、お土産を買いたい人にも便利です。
ほかに、聖ミカエル正教大聖堂が有名なランドマークとして知られています。一時期、アラスカはロシアの領土でした。この大聖堂は、19世紀半ばごろに建てられた木造建ての大きな教会でシトカの市街地の中心部に位置しています。建物の外眼は、ロシアの影響を強く受けた建築でありシトカ市民にとってシンボルといえる存在です。