ロストック・ラーゲ空港について

ストック＝ラーゲ空港はドイツ連保共和国のメクレンブルク＝フォアポンメルン州のギュストロー郡の北側にあって、ヴァイテンドルフとラーゲのクロンスカンプ地区にまたがっている標高42メートルの場所にあります。この施設はドイツ連邦軍と民間航空会社とが共用しています。

第一次世界大戦よりも前、ドイツ帝国時代に建設されました。戦後には民間利用も始まって水上税関を備えた地方空港の位置付けがなされます。また、パイロット訓練の機能を有して国内のパイロット育成のための重要な施設になります。

1992年に民間空港の利用が再開されたことを機に条約が締結されて、軍と民間の共同利用の空港となります。この時期に設立された航空会社が第一旅客ターミナルの建設を始めて、航空事業に必要な施設整備がスタートしました。その後、将来的な乗降客の増加に対応すべく2つのボーディングブリッジを有する新旅客ターミナルが竣工します。

ここには一般用の旅客ターミナルのほかに、貨物や管理や警察のヘリコプターのための施設が配備されています。チャーター便はブルガリア地域やロドス島やトルコへの航路で就航するものが多く、定期便はケルン行きの国内線が就航しているのです。期間限定ではありますが、ストックホルムやミュンヘンなどへの航路もあります。