ピエール地域空港へご旅行をするならスカイチケットのホテル+航空券の検索・予約がおすすめ。携帯からでも簡単な操作で、限定価格のホテルを比較・検索することができます。またホテルはお好みのお部屋を客室や内観・外観のお写真や口コミ情報からお選びいただけ、航空券はお好みの航空会社や金額などの条件毎に選択し後は予約するだけ。ピエール地域空港の近郊へ旅行するならスカイチケットの宿泊施設が便利です。ピエール地域空港はアメリカ合衆国サウスダコタ州のヒューズ郡中央部、州都ピエールの北東側にあたり、国内の近距離便を中心に就航している空港です。「ピエール」はPierreと綴り、日本ではピアリーまたはピア・ピーアなどとも表記されます。ロッキー山脈に源流を持ち、州の中央を南北に流れるミズーリ川流域に位置するピエールは、19世紀初頭に対岸のスタンリー郡の街に毛皮交易所を作ったフランスの商人から名付けられました。ミシシッピ川の支流であるミズーリ川は鉄道ができるまで重要な輸送路でしたが、現在は川沿いのメイン通りに並ぶホテルの多くは旅行者に定評があり、宿泊するのにおすすめなエリアです。

街から北へ上がっていくと、ミズーリ川をせき止めてダムとして造られた「オアへ湖」があり、釣り愛好者に人気があります。ピエールの南側、川の中央に土砂が堆積してできた砂洲（さす）「ラ・フランバス島」という自然保護区は、野生動物や鳥の生息地でハイキングなどをしながら自然を満喫できます。1800年代の初めにミズーリ川から太平洋までを往復したルイス・クラーク探検隊に、ユーモラスな島だと評されたことでも有名です。

街の中心部のすぐ東にあるランドマークサウスダコタ州議会議事堂は、1910年に完成し1989年に修復された、白亜の美しい建造物です。ドームの外装には、知恵の象徴アカンサスの葉と州花セイヨウオキナグサが彫られています。内部は見学可能で、各階の床にはテラゾと呼ばれる大理石を模した人工石のタイルが敷かれています。その中でも66人の芸術家が手掛けた、それぞれのサイン入りのブルータイルを是非探してみましょう。66枚すべてが見つかっているわけではなく、絨毯の下や壁の内側、永く置かれたインテリアの陰などに隠れているのではと考えられています。一階の階段ホールには歴代州知事夫人と同じデザインのガウンを着たミニチュア人形が展示され、円形広間ロタンダからドームの内側を見上げると、エデンの園に植えられていたという生命の樹の絵画が確認できます。他にも議事堂の広大な敷地内で見られる記念碑は４つ。炎の泉と称されるフレーミング・ファウンティンは、やはり敷地内のキャピトル・レイク北西の湖畔にある、州の退役軍人・戦没者のための碑です。地下水圧によって天然ガスの成分を含む水が自噴し、炎を灯しつづけています。ファイティング・スタリオンは州に貢献した出身者を記念する、戦う牡馬の像です。また、殉職した警察官の慰霊碑や従軍兵士のための6体の像も見逃せない観光スポットです。博物館巡りがお好きでしたら、武器等の保管や戦争用車両の整備工場跡を利用したサウスダコタ州防衛博物館、州立歴史協会の公式博物館である文化遺産センターでは西部開拓時代の暮らしやネイティブアメリカンの歴史を学ぶことができます。

サウスダコタ州は全米でも有数のヒマワリ生産地で、収穫のタイミングを考え毎年異なった畑で栽培を行い、開花時期も異なります。主なシーズンは7月下旬から8月下旬で、ピエールの街を中心に広大な大地を黄色く染めていく様は圧巻です。ヒマワリや自然を満喫しながら市の西南に向かってドライブしていくと、プレーリーというエリアに出ます。バッファローやコヨーテ、プレーリードッグが生息する大平原で、その一角に現れるのが岩山地帯バッドランズ国立公園です。公園への入り口は主に2か所ですが、ピエールから向かうならウォールという街が便利でしょう。バッドランズとは先住民スー族の言葉で「荒れ地」を指します。その言葉通り水や風の浸食で形作られた崖や谷が特徴的で、鋭い尖塔岩の集まりシーダー峠が有名です。この地域は化石が発掘されることでも研究対象となっていて、化石の道には公園内で見つかった化石がトレイル沿いに展示されています。露出した古い地層が空気に触れて黄色く変色したイエロー・マウンズや、激しく荒々しい地形が臨めるピナクルズ展望台など園内すべてが見どころのランドマークです。ピエール地域空港周辺には、西ヨーロッパ・北欧などからの移民が持ち込んだ文化と、ネイティブアメリカンから受けつがれた伝統とが融合した料理を味わうことができます。野菜や米等に、州魚のウォールアイやバッファロー・アメリカバイソンを加えてスープで煮込んだキャセロールなどです。大人の方ならレッドビールをトマトジュースで割って、オリーブを浮かべた地元で人気のカクテルなどと楽しんでみるのも一興です。