北マリアナ諸島 - ロタ島について

ロタ島は、アメリカ合衆国の自治領で北マリアナ諸島の島で面積は85㎢で北にはテニアン島・南にはグアム島があり他のミクロネシアの島々と同じようにマリンスポーツやスキューバ・ダイビングなどの観光を主な産業にしています。ロタ島の気候は、熱帯性気候になり年間平均気温は27℃くらいで、気温や湿度の変化はほとんどないです。1年中海に入って遊ぶことができる気候だといえます。雨季は、7月から11月の間で、南の島特有のスコールが降ることがあります。スコールは日本でいう夕立のようなもので、突然ザッと降りますが、すぐに晴れて青空が見えることがほとんどです。雨季においても、このスコールが1日に数回降る程度で、穏やかな晴天の日が多いので過ごしやすいことで知られています。リゾート地にふさわしい気候で、日本の夏の服装で大丈夫です。成田空港からサイパン島へ行き小型飛行機で30分ほどで行けるので、併せて４時間程度で到着でき、サイパンとグアムの中間という位置にありながら、開発とは無縁のロタ島は、日本人にはあまりなじみがありませんが、島民はわずか3千人程度の豊かな大自然を満喫できる場所になります。ランドマークとしては、美しい海と空を背景とするリゾート地ですが、白砂のビーチで有名な「テテトビーチ」や海に突如現れた穴に真水がわき、干潮時にはプールになってしまう「スイミングホール」が人気観光名所の一つです。潮が満ちてくると塩分が多くなるのでスイミングをするなら干潮時がおすすめになります。観光におすすめの見どころは何といっても海で、絶景ぞろいなので一度は行きたい地上の楽園にふさわしい、最高のツアーが楽しめます。島自体が小さくホテルの数があまり多くないのであらかじめ予約を取っていくことが必要です。ロタリゾートなどのホテルでは、半日コースや1日コースの島内観光ツアーを設定していますから予約をしておけば段取り良く島をまわることができます。観光スポットでは、圧倒的な海中の自然美を楽しめる「ロタホール」は、世界中からダイバーが押し寄せる人気のポイントがあります。水深10メートルに大小の海中洞窟が見られるダイビングコースになるのです。海の透明度が高く、思わずその美しさに心を奪われそうになります。4月から9月には、太陽光が上から差し込み神秘的な光のページェントを見ることができます。ロタホールへは、ダイビングでのみ訪れることができるスポットですが、中級者以上の技術を持っていることが必要です。「テテトビーチ」は、シュノーケリングや海水浴と言った海を楽しむのに最適なスポットです。沖合のリーフに波が遮られる遠浅のビーチなので子ども連れでも楽しむことができます。真っ白な砂のビーチなので島のメイン道路のすぐそばにありながら素晴らしい絶景が守られているのがうれしいです。島の北西、空港からソンソン村の途中にあるビーチになります。「ソンソン村展望台」は、ロタ島のメインの村であるソンソン島を一望にできる絶景ポイントです。村の奥には、ウェディングケーキマウンテンと呼ばれるケーキのような山がそびえています。高台からロタ島の緑と青を一緒に堪能できるのが「バードサンクチュアリ」で、様々な海鳥が生息している姿を1年中通してみることができるスポットです。展望台周辺を飛び回る海鳥をまじかに観察することができ心癒される場所になっています。緑と青い海のコントラストが素晴らしい絶景と言えます。島の東側にあたるアラグアン湾を見渡せるスポットが、「アラグアン湾展望台」です。海のグラデーションをはっきりと目で確認できるのがこのスポットの魅力になっています。ロタ島は、ロタブルーと呼ばれる青い海と自然豊かな素朴な楽園で、千本ヤシやチウガイ洞窟の壁画も見学したいスポットです。島のグルメでは、ヤシ蟹があり濃厚でバターのような濃い味がします。せっかくなので地元のチャモロ料理に挑戦してみるのも良く、日本料理もホテルで食べられるので心配はないです。島には唯一のゴルフ場もありますから、ゆったりとしたプレーが楽しめます。東京から4時間で行ける地上の楽園は今注目されており観光に行く日本人も増えています。リゾートらしい環境が整っており長期滞在にも適しているのです。少し乗り継ぎなどで不便ではありますが、他の島より自然そのままな風景が残っており地上の楽園としておすすめできる観光スポットになります。