ニュージーランド - ファンガレイについて

ファンガレイは、ニュージーランド北島の北部の港湾都市です。美しい自然に恵まれたリゾート地としても知られています。人口は約8万人のノースランド地方の中心都市で、現地のマオリ語ではフアナレイと呼ばれています。
気候は、海洋性の亜熱帯気候で年間を通じて温暖です。年間を通して安定して変化が少ない過ごしやすい気候です。日本と逆で、夏季は1月と2月になり、平均気温は22℃です。冬季は7月と8月で平均気温は 8℃です。平均年間降水量は1247mmです。
ファンガレイ空港にはニュージーランド国内選が就航しています。空港から市内へは公共交通機関はありませんので、タクシー利用となります。市内の交通はシティリンク・ファンガレイのバスがあります。他の都市との交通も定期バスがあります。
・パリハカ山展望台（Mount Parihaka Lookout）
市街地で最も高いパリハカ山の展望台からは、市街地の美しい景色を一望できます。市中心部から車で10分ですが、歩いて登ることもできます。
・ファンガレイ・フォール（Whangarei Falls）
市内の中心部から車で約15分です。入り口からすぐに滝が見えてきますので、素晴らしい風景を見ながら道なりに滝つぼに向かいます。宿泊施設もありますので、滞在してじっくりと楽しむこともできます。
・ピロア大滝（Piroa Falls）
オークランドから車で１時間30分、ファンガレイの街からは車で約40分、森の中の道を走っていくと辿り着く隠れた名所です。滝の落差は20ｍもあり、幅も広いです。ダイナミックに轟音を轟かせて落ちる滝の様子は圧巻で、絶好のビューポイントです。
・ベイ・オブ・アイランズ
ベイ・オブ・アイランズは、ファンガレイの市内から北西60kmの地点、北島最北の東海岸にあります。フィッシングやセーリングができる人気の高い観光地です。大物が釣れることで有名です。イルカやクジラとの触れ合いも楽しむことができます。
この周辺は最初にマオリ族が暮らした土地で、恐竜時代から変わらないとも言われる生態系が残っています。素晴らしい動植物相があるワイポウア・フォレストには樹齢3000年の「森の主」と呼ばれるカウリの木があります。世界で2番目に大きな木と言われています。村の美しい眺めだけでも十分楽しめますが、マオリ族や地元の捕鯨の歴史などが展示されているラッセル博物館もぜひ訪れてみたいところです。
・キーウィハウス・ミュージアムアンドヘリテージパーク（Kiwi North: Museum, Kiwi House and Heritage Park）
ニュージーランド原産のキーウイ鳥を鑑賞できます。現地のマオリの歴史や工芸品などのファンガレイの文化遺産も見ることができます。
・AHリード公園
AHリード公園は、大自然の中にウォーキングレーンが設けられた公園です。レーンに沿って緑に包まれた爽やかな空気を感じながら心豊かにウォーキングを楽しむことができます。ファンガレイ・フォールから歩いていくこともできますが、車でのアクセスも可能です。
・クワリー・ガーデン
クワリー・ガーデンは、市内から車で約５分です。特徴はボランティアによって運営されているガーデンです。入場料は決まっておらず、寄付の形になっています。入られる方のお気持ち次第でよいのですが、数ドルでもよいでしょう。ガーデンの奥には池と滝もあり、長閑な雰囲気の中でピクニックがてら楽しむ方も見られます。
・オーシャン・ビーチ
オーシャン・ビーチは、市中心部から車で約30分です。ニュージーランドで有数の美しく素晴らしいビーチです。休日には大勢いの方が訪れます。日程の余裕があれば平日に訪れた方がのんびりと楽しめます。海沿いの岩を縫って歩くのもなかなか経験できない面白さがあります。ファンガレイ・ヘッズの景色を眺めながら散歩するのもよいですし、砂浜で貝探しするのも、きっと楽しい思い出になるでしょう。
・ファンガレイ・マーケット
ファンガレイ・マーケットは、土曜日にだけ開かれます。ノースランド地方の農家が自ら育てた野菜を持ち寄り売っている市場です。地元の方の大事な市場です。
・美術館・博物館
この街の文化施設としては、トゥアタラ ギャラリー・ファンガレー美術館・クラファム時計博物館などがあります。時間があれば訪れてみたいところです。他にもアビー ケーブスなど、自然の見どころなどがたくさんあります。
ファンガレイのホテルは、市中心部を始め各観光スポットの近くにも多数あります。便利な市街地もよいですし、観光スポットに近い景色の良いホテルでくつろぐのもおすすめです。