ニュージーランド - ネルソンについて

ネルソンはニュージーランドの南島の最北端に位置する街で、海を隔てて北島側には首都ウェリントンがあります。ネルソン地方の中心的な都市で、京都府の宮津市が姉妹都市となっています。そういった背景もあり、親日都市としても知られており。「Miyazu park」「Miyazu Japanese restaurant」が展開されていて、宮津の地酒「男山」を楽しめます。
西岸海洋性気候に属し、日照時間が非常に長い地域ということから「サニーネルソン」という別名を持っています。一年を通して温暖さが少なく、非常に過ごしやすい地域で、首都ウェリントンからも年間を通して旅行する人が多数います。
ネルソンへのアクセスは、北島最南端の首都ウェリントンから直行フェリーが毎日運行しており、北島から自動車と一緒に移動することが可能です。ネルソン空港は、クライスト・チャーチ空港、ウェリントン空港と結ばれており、ウェリントンからは1時間もかからずに到着できます。ニュージーランド南島のクライスト・チャーチ、ダニーデン、クイーンズタウンなどの主要からは高速バス線も結ばれています。
ネルソンはクラフト工芸やアートが盛んな都市となっており、中心部には様々な芸術家の作品を楽しめます。ネルソン郊外には、自然資源が豊富で、この国特有の自然アクティビティや、見どころが多数あります。
・センター・オブ・ニュージーランド(Center of New Zealand)
センター・オブ・ニュージーランドは、名前の通りニュージーランドの中心点として有名な観光スポットです。ボタニカル・ヒルと呼ばれる丘の頂上に位置しており、ネルソンの街や海を一望できるおすすめの観光スポットです。ネルソン・ビジターセンターでは、ハイキングコースの照会や地図ももらえるので、最適なルートでニュージーランドの中心地を目指してみて下さい。
・宮津日本庭園(Miyazu Garden）
日本の姉妹都市、京都の宮津市との交流を記念して作られたのが「宮津日本庭園」です。敷地内には日本庭園や竹藪、日本様式の建物が建てられているだけでなく、日本の桜の木も沢山植えられており、ニュージーランドでも日本と同じように花見を楽しむこともできます。
・クライストチャーチ大聖堂（Nelson Cathedral）
街のシンボルでもあるクライストチャーチ大聖堂は、観光スポットの見どころの1つです。ゴシック・ビクトリア様式で建築された教会で、石造りの壁や柱が非常に綺麗な街のシンボルマークになっています。教会内は入場でき。ステンドグラスや2,500本を使った巨大なパイプオルガンが見どころです。
・ワイナリー
恵まれた土壌と気候からワイナリーの名産地としても非常に有名です。ネルソン付近のワイナリーでは、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランのワインが人気で、軽めのピノ・ノワールも盛んに醸造されています。大小様々なワイナリーが多数点在していますが、その中でも小規模かつ高品質なワインを醸造するワイナリーは、現地で楽しみたい観光ポイントの1つです。また、ネルソンと隣接しているマールボロ地域も、ニュージーランドワインの一大産地として有名で、少し遠出してワイナリーめぐりツアーもおすすめの楽しみ方となります。
・ネルソン市街地
ネルソン市街地は、ニュージーランド産のはちみつ、手続きのパンやチョコレート、ジャミ、サラミなどの職人が丁寧に手作りされた製品が販売されています。また、海産物も豊富で、マプア（Mapua）という地域には魚介類や野菜などの燻製工場があります。同工場ではカフェが併設されているので、ネルソンワインと燻製製品を同時に楽しむこともできます。市街地にはそういった食材を使ったレストランも多数あるので、ニュージーランド特有の「スローフード文化」とネルソン近辺で醸造されたワインを楽しむのがネルソンのおすすめの楽しみ方です。
・宿泊施設
ネルソン郊外は宿泊施設が多数あるわけではないので、基本的にはネルソン中心地のホテルやモーテルで宿泊するのがおすすめとなります。ウェリントンからもフェリーが運行されており、キャンパーバンやキャンパーバンと一緒に乗り込むこともできます。ウェリントンでレンタカーを借りて、南島で楽しむというプランも非常におすすめの観光の仕方です。大自然と芸術・クラフト文化、現地で作られたワインや料理を楽しみましょう。