マレーシア - ポートクランについて

ポートクランは、マレーシアへとつながる港町として知られており、同国の中でも最大の規模を誇る港町でもあります。
世界的に見ても有名な港町であり、日々多くのコンテナ船で賑わっています。
コンテナ量で世界トップ10に近づくほどに貿易が行われています。
マレーシアの首都はクアラルンプールですが、そこから大体車で1時間ほどの場所にあり、現地ではシャトルバスも出ていますし、電車でも行くことが可能。
港町というと、船ばかりが多く停まっていて、あまり観光するような場所は無いように思えるかもしれませんが、実際には街全体が整備されており、ショッピングセンターやレストランなども充実しています。
港町ということで、もちろん海に面している都市ですが、観光を行うにも良い場所であり、日本人を含んだ多くの海外旅行者で賑わっています。
マレーシアは多民族国家であり、民族が違えば信仰する宗教も変わるなど、実にバラエティに富んだ国でもありますが、ポートクランの中でもさらにエリアを細分化することにより、それぞれでの特徴が微妙に変わってきます。
中華系が多いエリアやインドネシア系が多いエリア、またはマレー系の人が多いエリアなどがあり、話される言語の数も様々です。
中華系の人に対しては中国語で話すことが可能ですが、当然中国語を理解しない人もいるので、基本的にはどのような人であっても英語を話せば通じます。
したがって渡航前にはまずは簡単な英語表現を覚えておけば問題ありません。
多民族国家ということで、信仰する宗教もバラバラで、イスラム教を国教とするものの、インド系であればヒンドゥー教、中華街であれば仏教を信仰するという多様性を持ちます。
気候は雨季と乾季に分かれており、年間通して気温が高いのが特徴です。
雨季の時期は5月から大体9月くらいとなっていて、この時期は1日中雨の日もあれば、晴れているのに急に雨が降ってくるということもあります。
朝晩の寒暖差はそこまで無いですが、ホテルの冷房が強い場合もあるので、長袖を持っていくことをおすすめします。
治安に関してはそこまで警戒する必要もないですが、英語以外の言語で強引に話しかけてきて物を売られたりするというような被害や、タクシーでのぼったくりに遭うという被害も報告されているので、注意が必要です。
タクシーを利用する際には、宿泊しているホテルに手配してもらうのが安心です。
では、以下ではポートクランでおすすめの観光スポットについて見ていきます。

・ペタリンストリート
ペタリンストリートはポートクランの中でも特に賑わいのある場所で、中華系の人で賑わっています。
外観も中華街に来たかのような雰囲気があり、中には飲食店やお土産屋などが多数あるので、この地に来た際には確実に立ち寄りたい場所です。
気前の良い人が多く、コミュニケーションも取りやすい店員が多いので、会話を楽しみながら値切り交渉をしてみことをおすすめします。

・インド人街
マレーシアにはインド系の人も多く存在しており、インド系マレーシア人が多く住むエリアもあります。
このエリアでは、インド料理が非常にリーズナブルな価格で食べることができ、日本円にして500円いかないくらいの価格で満足できるくらいの食事をとることができます。
味も日本人に適した味付けになっているので、違和感を感じることもありません。
また、インドの民族衣装や骨董品も買うことができるので、お土産を買う際におすすめできるエリアです。

次に、ポートクランでおすすめの宿泊スポットを紹介します。

・クラン駅周辺
繰り返しになりますが、マレーシアは多民族国家であり、エリア毎に居住する民族が異なると言う特徴を持ちます。
そして、ポートクランの玄関口であるクラン駅では、主にインド人が居住していますが、このエリアはおすすめです。
上記でも解説したとおり、インド料理のお店が多く、またお土産を買うにも不自由市内場所であること、また、このエリアは治安も非常によく、人々が親切に対応してくれる傾向にあるので、安心して過ごすことができます。

・クランタウン
クランタウンというエリアでは、マレー系の人が多く居住しています。
街の中でも特に発展しているエリアであり、ショッピングセンターを始め、買い物をする場所が多くあり、人も賑わっているので夜に出歩いても比較的安心できます。
ホテルの数も多く、グレードの高いホテルからリーズナブルに宿泊できるホテルまで数多くあるので、予算に合わせてホテルを選択可能になっています。