ラ・クロス・リージョナル空港のあるアメリカ合衆国ウィスコンシン州周辺へお出かけをするならホテル+航空券の検索・予約がスムーズにできるスカイチケットがおすすめ。あなたの都合に合わせた様々なプランから格安なホテルと航空券をチョイスすることができます。一人旅や夫婦旅、お子様連れの旅行も良し。もちろんビジネス出張まで対応していますよ。さらにPCだけでなく携帯アプリでも予約可能ですからあなただけの旅行・観光のセット旅行プランを作成することができます。ラ・クロス・リージョナル空港は、アメリカ合衆国ウィスコンシン州のラクロス郡にある空港です。郡庁所在地として機能しているラクロス市の市街地からは5.2キロメートルほどの位置にあり、年間の利用者数が約32万人、空港総面積は328ヘクタールとなっています。
1986年に開港したラ・クロス・リージョナル空港は、もともとは航空貨物基地として運用されていました。1924年に建設された空港で、貨物基地時代はラクロス飛行場という名称で、年間約1200万トンの貨物を取り扱うウィスコンシン州内最大規模の拠点でした。主に地域の特産品である大豆や小麦といった青果物の航空輸送をおこなっていましたが、1950年代になると鉄道網が整備されたことで輸送手段も貨物列車へとシフトチェンジがされていきます。航空基地の利用が激減したことで1963年に空港は一時閉鎖となります。ところが1970年代になると、移動手段として航空機の需要が高まり、アメリカ合衆国内の各州で空の玄関口を設ける動きが活発になりました。ウィスコンシン州でも中央部に位置するラクロス郡に民間旅客機専用の空港を設けることになり、使用されていなかったラクロス飛行場を再利用して新たな空港建設へと歩みを進めます。1976年から1985年にかけて、に滑走路、旅客ターミナルの建設を行い、長さ3700メートルの滑走路2本、地上2階建ての旅客ターミナルを設けました。1986年1月にラ・クロス・リージョナル空港という名称のもと、運用が開始されて現在に至ります。
1日41便の航空機が離発着する空港で、2000年からは再び航空貨物も取り扱う、商・民共用空港になったのがラ・クロス・リージョナル空港の特徴です。国内線のみで構成されていて、シアトル、ボストン、チャールストン、サンフランシスコなど、国内8都市と結ばれた定期航路で運用されています。共用空港ではあるものの、航空機ごとに滑走路が分かれているため、それぞれのフライト時間に干渉することがなく、離発着案内表記も分けて使われているので安心です。旅客ターミナルの2階フロアには、各航空会社のチケット販売センター、受付カウンター、手荷物預かり所があり、航空会社共用スペースとなっています。1階フロアにセキュリティチェックセンターと搭乗ゲートが設けられていて、保安検査が終わった後に搭乗ゲートへと向かうことが可能です。中・小型機しか就航していない空港なので、ボーディングブリッジが備わっておらず、航空機に搭乗する際は専用バスに乗車して駐機場まで行かなくてはなりません。タラップを使用して乗り込みますが、車いすを使用されている方であれば、あらかじめ各航空会社の受付カウンターに申し出れば、自動リフトを用意してくれます。
ラ・クロス・リージョナル空港周辺で観光するのにおすすめの地域は、ラクロス市一帯です。五大湖の一つであるスペリオル湖に面している都市で、ウィスコンシン州随一の保養地として人気があります。市街地や湖周辺にはリゾートホテルがあるため、滞在しながら観光を満喫できるのが魅力ポイントです。郊外には先住民の暮らしを再現するテーマパークや大聖堂などがあり、アメリカ合衆国の歴史にも触れられる地域になっています。
ラ・クロス・リージョナル空港周辺の主なランドマークは、「シュライン大聖堂」「モノーラテラス」「ハンガリー・ポイント」の3カ所です。「シュライン大聖堂」はラクロス市を代表するランドマークで、1718年に建設された教会です。イギリス人宣教師の監督のもとに建造され、ローマカトリック教に属しています。アメリカ合衆国内では唯一の木造建築の教会で、礼拝堂内はリブ・ヴォールト天井特有のアーチで構成されているのが特徴です。1995年にユネスコ世界遺産に登録され、多くの観光客が訪れるスポットになりました。自由に見学することができ、毎週末はミサも実施されています。「モノーラテラス」はスペリオル湖の湖畔にあるテーマパークで、1994年に開業しました。ウォータースライダーや水上スキーなどのアクティビティがあり、ホテルも併設されているので長期休暇中は家族連れで賑わうスポットです。「ハンガリー・ポイント」は、ラクロス市の中心部にあたる地域です。郡庁舎や大型商業施設、銀行などが建ち並んだ一帯で、観光客向けのレストランや土産物店もあります。沿道にはイチョウが植えられていて、買い物や散策を楽しめる地域となっています。