キングサーモン空港のあるアメリカ合衆国アラスカ州周辺へお出かけをするならホテル+航空券の検索・予約がスムーズにできるスカイチケットがおすすめ。あなたの都合に合わせた様々なプランから格安なホテルと航空券をチョイスすることができます。一人旅や夫婦旅、お子様連れの旅行も良し。もちろんビジネス出張まで対応していますよ。さらにPCだけでなく携帯アプリでも予約可能ですからあなただけの旅行・観光のセット旅行プランを作成することができます。キングサーモン空港はアメリカ合衆国アラスカ州に位置する小さな空港です。アラスカ半島の付け根付近にある人口400人程の小さな町の中にあります。陸路で行く事は不可能で飛行機のみの渡航になります。「アンカレッジ」から定期便が就航しており、およそ一時間程の飛行時間で行くことが出来ます。

周辺に都市などは栄えていませんが、すぐ近くに商店があり小さいながら品ぞろえは充実しています。建物は一目では空港と判断がつけがたいほど簡素なもので規模も大きくありません。2本の滑走路と離着水エリアが1本設定されています。

空港内には一応駐車場もありますが、駐車場にはゲートなどはなく車同士を仕切る為の白線もひかれていません。建物の前の空き地のようなスペースが駐車スペースです。

キングサーモン空港周辺は何処までも広がる広大な原野は正に大自然そのものです。特に目立った産業の無い小さな町ですがカトマイ国立公園がすぐ近くにあり、名前の通りキングサーモンの流通拠点でもあるので夏場は広大な大自然を求めてやってくる観光客や世界中から訪れる釣り人で賑わう観光地でもあるのです。

すぐ東に位置するカトマイ国立公園はナクネク川上流に位置し、キングサーモン空港はその玄関口とされています。このカトマイ国立公園は関東平野と同じくらいの広さがある大きな自然公園です。

世界最大級のヒグマの保護区でおよそ2千頭以上が生息しているとされています。クマと人間との間に事故が起きないよう細心の注意がされ、観光前にパークレンジャーからの講習を受けるようになっています。

また、公園内にもレンジャー達が配置されており観光客たちに危険が及ばないように最大限の配慮がされているのです。こうしたパークレンジャー達の日々の努力により今の所事故が起きるような事もなく、自然のままに暮らす野性のヒグマを見られます。

公園内にはブルックス滝があり、７月と８月末は滝を登ろうとする鮭をヒグマが捕食しようと滝の上で待ちぶせする姿を見ることができます。これはこの地域の風物詩で、鮭が滝登りをする時期になるとベアウォッチング目当てに毎年多くの観光客がキングサーモン空港を訪れています。

カトマイ国立公園内唯一の宿泊施設である「ブルックスロッジ」は特に人気が高く予約が取りづらいことで有名で、シーズン中の７月初旬から中旬は世界中の観光客の予約で埋まるため２年待ち状態です。

キングサーモン空港周辺のカトマイ国立公園を水源とするナクネク川は「キングサーモン」を吊り上げることが出来るスポットになっており周辺には船業者や、釣りを目的としてきた人々向けのロッジが点在しています。

周辺に案内所もあり、斡旋してもらえばガイドと一緒にキングサーモン釣りを楽しむことが出来るのもこの土地ならではのアクティビティです。夏場のキングサーモンは日照時間がとても長く夜21時を回っても太陽が沈む気配はありません。中には夜釣りを楽しむ観光客たちの姿も見られます。

また、ナクネク川の河口の入り口に位置する「ナクネク」は人口500人程の小さな町ですが、ナクネクから一望できるアラスカの広大な海は眺めも良くアラスカらしい雰囲気を楽しませてくれるでしょう。

キングサーモン空港を訪れる観光客の目的は「ナクネク川」や「カトマイ国立公園」である事が多く、キングサーモンはその玄関口として知られています。隣村であるナクネク内には観光客向けのレストランやバーもあり、食事を楽しむ事も可能です。

ナクネク川周辺の釣り人向けの宿泊施設は場所によってはアルコールなど一部販売していないものもあります。また、近隣の町も小さな町である事からスーパーや商店は限られており、多少物資の調達が困難となるでしょう。

必要なものがあれば事前に空港近くの商店で購入しておくほうが後々安心です。因みにキングサーモン釣りに必要なライセンスもこの空港近くの商店で買う事ができます。

アラスカに位置しているキングサーモン空港周辺は夏場は涼しく冬が長い地域のため、訪れるなら7月中旬から8月中旬までが望ましいでしょう。1年を通しての平均気温が̠−12℃から18℃程度で夏場でも23℃を超える事はありません。冬の寒さは大変厳しく風が強いのが特徴です。

更に、観光スポットとして知られるナクネク周辺のレストランなども夏場の盛んな時期はどこもフル稼働していますが、冬場は稼働しないレストランも多いようです。