ヘイズ・リージョナル空港のあるアメリカのカンザス州周辺へお出かけをするならホテル+航空券の検索・予約がスムーズにできるスカイチケットがおすすめ。あなたの都合に合わせた様々なプランから格安なホテルと航空券をチョイスすることができます。一人旅や夫婦旅、お子様連れの旅行も良し。もちろんビジネス出張まで対応していますよ。さらにPCだけでなく携帯アプリでも予約可能ですからあなただけの旅行・観光のセット旅行プランを作成することができます。ヘイズ・リージョナル空港は、アメリカ合衆国のカンザス州エリス郡にある空港です。ヘイズ市の市街地から8.2kmの位置にあり、年間の利用者数が約28万4,000人・空港総面積は487ヘクタールでカンザス州内で2番目の規模を有しています。1984年に開港したヘイズ・リージョナル空港は、もともとは生鮮食品のみを専門に取り扱っていた市営の航空貨物空港でした。1940年に建設されて、当時はヘイズ・リージョナル飛行場という名でトピカ市にあるカンザスシティ国際空港へと地元の名産品である牛肉・トウモロコシ・小麦を航空輸送していたところです。年間約3,500万トンもの貨物を取り扱っていた一大拠点でしたが、1965年に鉄道網が整備されたことで鉄道輸送へと切り替わり、飛行場は一時閉鎖されることとなります。ところが1970年代になると国内の移動手段として航空機の需要が高まり、アメリカ合衆国内各州の主要都市に空港を設置する動きが加速しました。エリス郡では閉鎖していた飛行場を再利用することになり、1976年から1981年に掛けて旅客ターミナルの建設と、旅客機の離発着に対応するアスファルト造りの滑走路2本を設け、1984年10月に民用空港という形で開港して現在に至ります。1日65往復の旅客機が離発着する空港で、シカゴ・ロサンゼルス・ニューヨーク・デトロイトなど9都市と結ばれた国際線専用になっているのがヘイズ・リージョナル空港の特徴です。さらにカンザス州最大規模のカンザスシティ国際空港のハブ空港でもあり、毎日6本の定期航路を設けています。地上2階建ての旅客ターミナルの1階フロアに各航空会社の受付カウンター・チケット販売所・手荷物預かり所が設置されていて、2階フロアがセキュリティチェックセンターと搭乗ゲートがあります。各航空会社専用のラウンジはありませんが、2階にはカフェがあるので搭乗時間までくつろぐことが可能です。ヘイズ・リージョナル空港は小型機しか乗り入れていませんが、ボーディングブリッジで航空機と搭乗口を直結している空港です。バリアフリーに対応しているため、車いすを利用されている方であってもボーディングブリッジからスムーズに航空機へと乗り込むことができます。旅客ターミナルの正面玄関には高速バスの停留所があり、エリス郡内の各都市へ向かうバスを利用することができます。最寄りのヘイズ市であれば高速バスで約15分で向かうことができ、観光するのにおすすめの地域です。エリス郡の郡庁所在地として機能しているヘイズ市は、南北戦争時の激戦区であったことから数多くの世界遺産に指定されている史跡が残っています。市街地には大型ショッピングセンターやカジノ・博物館など観光名所もたくさんあり、新旧の観光地巡りをするのに良い地域です。ヘイズ・リージョナル空港周辺の主なランドマークは、「サンタフェ国立歴史道」「スコット砦国立歴史砦」「プレーリー国立保護区」「カンザス先住民歴史資料館」の4か所です。
「サンタフェ国立歴史道」は1820年の南北戦争時代に整備された道で、1840年のヘイズ戦争時に北軍が行進をして南軍領土へと向かいました。歴史保存地区に指定されており、当時の進軍模様を記した石碑を見ることもできます。ブナやクヌギなどの木々が生い茂る一帯で、トレッキングを楽しめる地域です。
「スコット砦」はヘイズ市の南部にある史跡で、1980年のヘイズ戦争時に南軍が築いた石造りの砦です。砲台や見張り塔なども現存しており、自由に内部を見てまわることができます。高台にあるため砦の最上部にあがると、ヘイズ市を見渡せる景勝地でもあります。
「プレーリー国立保護区」はヘイズ・リージョナル空港から西15kmの位置にある砂漠地帯で、野生のプレーリードッグが生息している一帯です。カンザス州政府により保護地区に指定されてるため自由に立ち入ることはできませんが、ヘイズ市の観光協会でツアーを開催しており、参加をすればガイド同伴で見学することができます。野生のプレーリードッグは世界でもこの一帯にしか生息しておらず、観光スポットとして人気がある場所です。
「カンザス先住民歴史資料館」はヘイズ市の中心部にある施設で、1963年に設立されました。カンザス州内で暮らしていたインディアンにまつわる歴史資料や事物を展示しており、生活模様や独自文化の成り立ちを学ぶこともできます。