ハノーファー空港について

ハノーファー・ランゲンハーゲン空港は、ドイツ連邦共和国ニーダーザクセン州の州都ハノーファー市にある、北ドイツ有数の国際空港です。

市内中心部からは北へ約11キロの距離に位置し、空港の面積は約915ヘクタールと州内で最大クラスの規模を誇ります。滑走路は3200メートルと2340メートル、そして780メートルの合計3本を有します。ターミナルAとBの間には空港プラザがあり、レストランやファストフードといった飲食店をはじめ、レンタカーや保険会社、銀行の支店、さらに子ども用のアトラクション施設まで、多種多様な店舗が入居しています。

ハノーファー・ランゲンハーゲン空港の歴史は古く、ルーツは1907年の空軍基地にまでさかのぼります。正式に商業空港として開港したのは1952年のことで、早々とイギリスやアメリカ、デンマークなど、複数の国へ国際便の運行が始まりました。

空港からはSバーンの列車がハノーファー中央駅へワンストップでアクセスしている他、空港前のバスターミナルからも市内各地への往復便が頻繁に発着します。また数多くの車両が待機できるタクシー乗り場が3つも完備されています。

空港周辺で観光するのにおすすめのエリアは、約7キロ南にあるヘレンハウゼン地区です。ここにはヘレンハウゼン宮殿がある他、広大な庭園や博物館、植物園など、見どころが満載です。もう一つおすすめなのは、空港から南東約10キロに位置する旧市街地エリアでしょう。古くからハノーファーの中心部であり、市庁舎や教会さらに博物館や宮殿など歴史的建造物が数多く集まります。