グリーンブライアー・バレー空港へお出かけをするならホテル+航空券の検索・予約がスムーズにできるスカイチケットがおすすめ。あなたの都合に合わせた様々なプランからホテルをチョイスすることができます。一人旅や夫婦旅、お子様連れの旅行も良し。もちろんビジネス出張まで対応していますよ。さらにPCだけでなく携帯アプリでも予約可能ですからあなただけの旅行・観光プランを作成することができます。グリーンブライアー・バレー空港は、ウェストバージニア州のグリーンブライヤー郡にある空港です。最寄りの町はルイスバーグで、空港はルイスバーグから3マイル（約4.8km）の場所にあります。ウェストバージニア州は、アメリカ合衆国東部にあり、アパラチア山脈の中に位置していることから、山岳州という愛称でも呼ばれています。空港もそのような地形的な理由からバレー（谷）という名称が付けられているのです。最寄りの町であるルイスバーグは、グリーンブライヤー郡の郡庁所在地ですが、人口は約4,000人の小さな町になります。ウェストバージニア州は、それほど豊かな州ではなく内陸部に位置し、山岳地帯であることから経済力の弱い地域です。州全体で見ても人口は約185万人で、州都も置かれている最大の都市であるチャールストンでも人口は約5万人となっています。このような背景から州としての産業振興が盛んに行われており、バイオテクノロジーやより高度な技術の研究開発などに力を入れているほか、代替エネルギーの設置にも前向きです。一方で、これらハイテクノロジーの産業振興のほか、観光にも力を入れている州としても知られます。

グリーンブライアー・バレー空港周辺の観光としては、最寄りの町であるルイスバーグが中心になります。ルイスバーグは南北戦争の舞台となった場所でもあり、それらの遺構が残されていて、町の中心部は国家歴史登録地区として指定されているなど歴史あるアメリカの町です。人気の観光スポットとしては、人工物であればカーネギーホールや、グリーンブライヤー歴史協会が運営するノースハウス博物館、220年以上の歴史があるオールドストーン長老派教会があります。また自然であればルイスバーグ郊外にあるロストワールド大洞窟やオルガンケイブが有名です。

カーネギーホールといえばニューヨークにあるものがイメージされますが、実は世界に4ヶ所あり、そのひとつがルイスバーグに存在しています。カーネギーホールは、鉄鋼王と呼ばれたカーネギーに由来したもので、彼は慈善家として大学や図書館、博物館など教育や文化といったものに多額の寄付をしており、それらによって作られたものの一部がカーネギーホールと呼ばれているものです。ルイスバーグでも中心的な建物で、コンサートやライブパフォーマンスが行われ、内外から多くの人が訪れますし、また地元の教育プログラムやワークショップにも力を入れておりルイスバーグの人たちにも愛されています。
グリーンブライヤー歴史協会が運営するノースハウス博物館は、南北戦争時代の資料が保管されている施設です。博物館となっているノースハウスは1820年に建てられたもので、地元の弁護士とその家族が住んでいましたが、その後に一時的に宿泊施設として営業されたあとに地元のグリーンブリア女子大学の理事長宅となり、現在は博物館となっています。南北戦争の遺物が多く展示されているほか、当時の人たちが使っていた日用品なども展示されているのです。日曜日を除く毎日、ボランティアによる無料観光ツアーが行われており見学するだけでなく、ルイスバーグの歴史についても質問することができます。
オールドストーン長老派教会は、現在も使われている現役の教会ですが、220年以上の歴史がある石造りの建物です。南北戦争時代には救急病院として使われており、1976年には国家歴史登録財に登録されています。

グリーンブライアー・バレー空港を利用して訪れる人が多いのが、ロストワールド大洞窟です。ルイスバーグから北へ2km行った場所にあるこの鍾乳洞は1942年に発見されたもので、地表から120フィート（約36メートル）下ると鍾乳石が広がる景色を見ることができます。鍾乳洞内には多くの見どころがあり、シャンデリアのように垂れ下がる鍾乳石や、アメリカでは最大と言われる30トンものある鍾乳石、またブライダルベールと呼ばれる白く輝く方解石などがあるのです。探索コースが設けられていますが、観光ガイド付きの4時間程度のツアーも開催されており、ツアーでは探索コースでは行けない奥地に行くことが可能です。
またオルガンケイブは、アメリカ東海岸で2番目に長い規模をもつ洞窟とされており、そのうち45マイル（約72km）が把握されています。しかし、残りは200マイル（約320km）以上は未開発のままです。ガイドが率いるウォーキングツアーも開催されています。