ドレスデン空港について

ドレスデン空港は、ドイツのザクセン州にある国際空港です。州都のドレスデンに立地しており、1935年7月11日にドレスデン北部のクローチェ地区に開設されたのが発端になります。商用空港として、戦時中は軍用空港として利用されました。

当初の計画通りに商用空港として再スタートを切ったのは1957年6月16日になってからです。2年後の1959年には東側の重要国との間の国際線の就航も始まっています。

近年にかけてターミナルの増設、利便性向上を目指した拡張工事が続いています。特に代表的な物では、ドレスデン市の中心部と空港を結ぶ都市近郊鉄道のSバーンです。ドイツのケルンに本部を置くドイツ最大の航空会社にして「フラッグ・キャリア」ともされる、ルフトハンザ社の子会社のルフトハンザドイツ航空サービス・ドレスデン社が、旅客サービスを開始し、2006年の利用者数は約183万人に至っています。

ドレスデン空港周辺で観光にお勧めな地域はザクセン州の州都のドレスデン市をお勧めします。チェコとの国境まで約30km程の場所に立地するドレスデンは、19世紀にはザクセン王国の首都としても栄えました。世界的に有名な高級陶磁器のマイセンが誕生した町でもあります。