ドーサン・リージョナル空港があるアメリカ合衆国のアラバマ州へご旅行をするならスカイチケットのセット旅行プランがお得です。ホテル+国内・海外の航空券を同時セットにご予約いただけるので面倒な手間も省けて、簡単に旅のプランをつくることができます。ご利用されるシーンにあわせてさまざまなご利用をカスタマイズすることができるのでスカイチケットのセット旅行はおすすめです。ドーサン・リージョナル空港は、アメリカ合衆国のアラバマ州ヒューストン郡にある空港です。所在地はドーサン市の中心部から約10kmの位置、空港総面積が788ヘクタール・年間利用者数は約410万人となっており、アラバマ州内で2番目の規模を誇っているところです。1988年に開港したドーサン・リージョナル空港は、同州のバーミングハム市にあるバーミングハム・シャトルワーズ国際空港を補助する目的で建設されました。1935年に開港したバーミングハム・シャトルワーズでは1977年の段階で、世界35か国190都市と結ばれた国際航路があり、旅客ターミナル並びに駐機スペースの許容範囲を超えるほどの運航量になっていました。そのため、州議会で約60km離れたヒューストン郡ドーサン市郊外に補助空港の設置が決議されて、開港へと歩み進めます。
1980年から1987年に掛けて空港用地の整備・旅客ターミナルと滑走路の建設工事がなされ、1988年9月に運用が開始されました。1日110便の旅客機が離発着しており、国際線に至ってはメキシコ・カナダ・オーストラリア・スイス・イギリスなど計10か国25都市と結ばれた直行便があります。国内線はニューヨーク・デトロイト・シアトルな18都市との間で毎日定期運航がされている空港です。2棟ある旅客ターミナルのうち第1旅客ターミナルが国際線専用で、1階に出入国審査・保安・税関検査所と搭乗ゲートが集約されています。第2旅客ターミナルは国内線の受付カウンターと搭乗ゲートがあり、2階・3階は商業エリアとなっています。国際線の場合、搭乗ゲートを越えた先に免税店がありますが、ドーサン・リージョナル空港では商品を購入する際はパスポートと航空券の2つの提示が必要がです。この空港だけでなく、アメリカ合衆国内ではタバコ・お酒の購入点数に制限があるので、注意しなくていけません。各航空機に搭乗するには搭乗ゲートを通過後、ボーディングブリッジを使用して乗り込むことが可能です。国内線にもボーディングブリッジは備わっていますが、LCCの場合は中型機になるので駐機スペースまで専用バスで移動して、タラップを使って乗り降りすることになります。空港からヒューストン郡内の各都市に向かうには、旅客ターミナル前からシャトルバスか高速バスを利用して向かいます。最寄りのドーサン市の場合はシャトルバスで約20分で向かうことが可能です。ドーサン市は空港周辺で観光するのにおすすめの地域で、市内には南北戦争時代の史跡や宇宙開発センターなど観光スポットが点在しています。高速道路と鉄道・空港と公共交通網が充実しており、観光しやすい条件が整っている場所です。
ドーサン・リージョナル空港周辺の主なランドマークは、「ブナイ・シュローム寺院」「マウントサイナイ学校」「キャピトル公園」「マウンドビル考古学遺跡」の4か所です。
「ブナイ・シュローム寺院」は1876年に建設された教会で、国家歴史財に指定されています。キリスト教プロテスタントは属し、イギリス人によって建設されました。アメリカ合衆国内最古の教会で、ここから国内にキリスト教が広まっていった聖地です。現在も使用されており、現地市民が数多く訪れる場所になっています。
「マウントサイナイ学校」は、ドーサン・リージョナル空港から4kmの位置にある施設です。1919年に建設され、アフリカ系アメリカ人の子ども達に教育をおこなうローゼンウォルド学校の中で最初に誕生した施設です。1981年に国家歴史財に登録されて、大切に保存されています。現在は資料館となっており、黒人差別というアメリカ合衆国の負の遺産を数多くの歴史資料で学ぶことができます。
「キャピトル公園」はドーサン市の東部にある公園で、1911年までこの場所に州議会議事堂があった場所です。ヒューストン市に議会議事堂が移設された後は、建物は取り壊されて公園として整備されました。中央部には大きな噴水があり、市民の憩いの場となっています。
「マウンドビル考古学遺跡」はドーサン・リージョナル空港から2kmの位置、ヘイル平原内にある遺跡です。ミシシッピ便化を築いたインディアンの遺跡で、約1,000点もの遺物が発掘されました。紀元前2世紀頃に築かれた村の跡地で、インディアンの歴史を知るうえで重要な、学術的価値のある遺跡となっている場所です。