ディケーター空港へお出かけをするならホテル+航空券の検索・予約がスムーズにできるスカイチケットがおすすめ。あなたの都合に合わせた様々なプランからホテルをチョイスすることができます。一人旅や夫婦旅、お子様連れの旅行も良し。もちろんビジネス出張まで対応していますよ。さらにPCだけでなく携帯アプリでも予約可能ですからあなただけの旅行・観光プランを作成することができます。ディケーター空港は、アメリカ合衆国イリノイ州メイコン郡にある空港です。郡庁所在地として機能しているディケーター市の市街地から4kmの位置にあり、空港総面積は522ヘクタール・年間利用者数が約62万人となっている州内で2番目の規模を有するところです。ディケーターはアメリカ合衆国を代表する工業都市で、1963年に開港したディケーター空港は産業貨物輸送をメインとする貨物航空基地として誕生しました。工業地帯が発展するとともにメイコン郡内の人口が増加し、1978年には旅客機の乗り入れもおこなわれるようになりました。1979年から1984年に掛けて拡張工事も実施され、現在は2棟の旅客ターミナルビルと長さ3,500mのアスファルト造りになっている滑走路が3本備わっています。市街地にある空港なので大型旅客機の離発着は制限されていますが中小型機が1日64便運航されていて、商業定期便に至っては1900機が年間利用する空港です。イリノイ州でもっとも大きいランバート・セントルイス国際空港のハブ空港にもなっているので、観光客の利用が多いのも特徴です。第2旅客ターミナルには12の搭乗ゲートと保安・手荷物検査所があり、同一フロアで審査がなされます。航空機に搭乗する時はボーディングブリッジではなくタラップを使用するので、専用バスに乗車して駐機場まで移動しなくてはいけません。第1旅客ターミナルは貨物機専用の駐機場ですが、レストラン・カフェ・インフォメーションセンターなどのサービス施設も入居しており、一般客も立ち入ることが可能です。ディケーター空港周辺で観光するのにおすすめの地域は、ディケーター市一帯です。第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンが暮らしていた街で、市内各所にリンカーンにまつわる資料館や生家などのランドマークが点在しています。工業都市であるため公共交通網が非常に発達しており、各観光名所に向かうにも移動手段を見つけやすいのも魅力です。ディケーター空港周辺の主なランドマークは、「セントラルパーク」「ディケーター公共図書館」「ロックフェラー礼拝堂」「リンカーン・プラネタリウム」「ディケーター科学産業博物館」の5か所です。「セントラルパーク」は市庁舎前に広がる公園で、約210ヘクタールの敷地面積です。毎年5月になるとイリノイ州最大のフリーフェスティバル・ディケーター祭りが開催される場所になっています。毎年15万人以上の人々が集まり、ライブバンドやパントマイムなどのパフォーマンスがおこなわれます。普段は市民の憩いの場となっているところで、大きな池ではボート遊びを楽しむこともできます。「ディケーター公共図書館」は、1890年に建設された施設です。アメリカ合衆国内で最古の図書館で、約100万冊の蔵書があります。建設当初は中心街のノース通りにありましたが、街の再開発のために現在のフランクリン通りに移設されました。建物は建設当時のままで、バロック様式の重厚感が漂う造りです。この図書館はローリング・プレーリーシステムの一部で、蔵書をインターネットで閲覧することができます。「ロックフェラー礼拝堂」は1730年に建設された教会です。イギリス人宣教師によって築かれ、ローマカトリック教に属しています。花崗岩で造られた真っ白な建物が特徴的で、高さ30mの大きな尖塔が2本備わっています。ユネスコ世界遺産に登録されているため、観光スポットとしても人気があります。1998年にローマ教皇パウロ2世が訪れ、大規模なミサもなされた由緒がある教会です。「リンカーン・プラネタリウム」はディケーター公共図書館に併設されている施設で、1996年に開館しました。イリノイ州で唯一のプラネタリウムで、ハッブル天文台にある世界最大級の天体望遠鏡から眺めた星を投影する機器も備えています。太陽系だけでなくブラックホールやウレアデス星団までも忠実に再現した天体ショーを見られる施設です。「ディケーター科学産業博物館」はディケーター市の北部に位置し、自動車やパソコン・航空機など市内の工場で開発・製造されている機器が展示されている博物館です。レーダー・ガンやスクリュードライバーなど、今では身近にある産業機器の大半がディケーター市で発明されたもので、それらの開発工程を知ることもできます。一般見学が可能で、英語だけでなくフランス語・中国語・日本語の案内表記もなされています。