ベリンガム国際空港があるアメリカのワシントン州へご旅行をするならスカイチケットのセット旅行プランがお得です。ホテル+国内・海外の航空券を同時セットにご予約いただけるので面倒な手間も省けて、簡単に旅のプランをつくることができます。ご利用されるシーンにあわせてさまざまなご利用をカスタマイズすることができるのでスカイチケットのセット旅行はおすすめです。ベリンガム国際空港はアメリカ合衆国北西部のワシントン州ベリンガムにあって、市街地からおよそ5キロメートルの標高52メートルにあります。同州では3番目の規模の空港であり、カナダバンクーバー国際空港の代替空港として、全利用客数の65パーセントがカナダからの利用者です。
1936年に当時のワットコム郡は、空港建設用地として0.81平方キロメートルの土地を取得します。1940年までに3本の滑走路の整備と舗装が完了し、ターミナル施設も竣工しました。同年に、アメリカ陸軍が施設の管理運営を引き継いで、滑走路の完全な整備と周辺の護岸工事などに着手します。第二次世界大戦が始まると、真珠湾攻撃後の第4空軍による太平洋岸の防空と、ソ連参戦後のアラスカ航路の航空輸送指令部と航空技術部の中間飛行場として、この空港は利用されました。1964年にはアメリカ陸軍航空隊はこの施設を閉鎖し、戦後の管理資産処分のために段階的に施設の郡への引き渡しを行っていきます。こうして再び民間利用の空港としてスタートしますが、航空に関するコストの高騰と修理を要する部位の続出によって、郡は有力企業に破格の低価格で売却をします。買い取った企業は、3本あった滑走路のうち1本のみを整備して再使用を開始しました。残りの2本は、機能する滑走路への誘導路に利用されることになりました。
ささやかな再スタートで始まった同空港は、徐々に乗り入れる航空会社を増やしていき、ここから国内の様々な地域への就航する便を拡大していきます。2010年には主要滑走路の舗装補修工事を終えて、最新の大型機の離着陸にも対応できるまでになりました。当初は2500平方メートルだったターミナルビルも、延べ床面積が7900平方メートルにまで拡大します。この第1期工事では同時に新ゲートウエイも完成し、2012年から2015年にかけて行われた第2期工事によって手荷物取扱所の追加と施設セキュリティのアップグレードがなされました。こうした費用は、当施設の利用者が支払う料金と駐車料金の値上げ分から捻出されたものです。
ターミナルは2つあって、南側の国際線用と北側の国内線用があります。国際線用は1階建ての建物であり、国内線用の施設は地下1階地上2階建ての建物です。1階のエリアで乗降客の一連の手続きが完了できるように設計されています。ターミナル内にはカフェ兼ギフトショップやレストランバーもあり、横並びの5つのゲートは分かりやすいレイアウトで迷うことなく利用できるように配慮されたものです。
この空港に乗り入れている航空会社は主に北米地域を拠点に活動する企業が多くて、ここからシアトルやラスベガスやロサンゼルスやサンディエゴなどに向かう定期便と、アンカレッジやイーストサウンドなどに向かう季節就航便があります。空港と市街地の間には公共交通機関がないため車によるアクセスになり、ホテルの専用シャトルバスやレンタカーやタクシーが主な手段です。シアトルやバンクーバーまで出ているバスは乗車に事前予約が必要になります。
宿泊するためのホテルは市街地にもありますが、空港敷地内にもエアポートホテルが完成したので便利になりました。どちらのホテルも、旅行者の疲れを癒してくれる配慮がなされている造りと設備であるので、旅の疲れをとりながら無料のWi-Fi設備を使った翌日以降の観光スポットの下調べも、日本にいる時と同様にできます。ベリンガムはアメリカ北西部の自然に恵まれた美しい街であるので、国内でも有数の住みやすい街として名前があがるほどです。この街にある西ワシントン大学は日本からの留学生も受け入れているので、街には日本人が多く見られます。四季がある地域であるので、どの季節に訪れてもそれぞれの楽しみ方ができるところです。ブルバードパークは海沿いの公園で、バーベキューやトレイルや海水浴ができるので観光客だけでなく地元の人も訪れる人気スポットです。海の透明度が非常に高く、カニやヒトデが歩く姿を見ることもできます。園内のカフェでは海を見ながらのんびりと過ごすことができるので、空席を見つけるのが大変なほどです。ワットコムフォールズ公園にはアスレチックやバスケットボールなど、大人から子供まで楽しめるアクティビティが豊富です。付近のワットコム滝は石造りの橋が名物で、地元の若者が夏場に橋の上から飛び込む光景も見られます。近隣のフェアヘブン歴史地区は、かつてジョン万次郎がすんだゆかりの地であり、当時の面影を残して保存した由緒ある多く建物があります。日本が江戸時代の時にこの地にやって来た万次郎が、どんな思いでどのように暮らしていたのかが分かる地区です。