アメリカ - ウェストパームビーチについて

ウェストパームビーチはフロリダ州の南東に位置するズラッと並んだパームツリーが絵になる人気の観光スポットです。このウェストパームビーチは、フロリダ州の中でもマイアミと並ぶほどの大都市であり、ビーチの他にもワース湖という湖もあります。このワース湖は細長い形をしており、そのワース湖に沿って市街地が並んでいます。また、このウェストパームビーチを含むパームビーチ群は、リゾート地として人気があり、さらに高級別荘地であることから世界中のセレブたちの別荘が集まっています。・ウェストパームビーチの歴史ウェストパームビーチは、1894年に当時の鉄道王として有名なヘンリー・フラッグラー氏によって創設されたと言われています。このエリアは、昔からリゾート地として有名なパームビーチ群で働く従業員たちの住宅の多い街でもあります。1920年を皮切りに急激な都市開発をきっかけにマイアミと肩を並べる大都市となっております。しかしながら1960年頃には、ハリケーンによる天災や世界大恐慌により、一時は傾いた時期がありますが、室内型のショッピングモールであるパームビーチ・モールがオープンしたことをきっかけに息を吹き返しました。1970年以降には、更なる開発が進んでいくことでレストランやショップが入っているショッピングモールがさらに出来上がる方でショッピングエリアとして人気を集めるスポットとなったと言われています。・ウェストパームビーチの主なランドマーク続いてはウェストパームビーチにある主なランドマークをご紹介致しましょう。ウェストパームビーチ周辺の人気観光スポットとなっていますので是非、チェックしてみて下さい。・マナティーラグーンここウェストパームビーチにはつぶらな瞳とまん丸としたフォルムで愛されるマナティーが生息しています。このウェストパームビーチにある「マナティーラグーン」では、そんなマナティーたちの保護活動が行われております。絶滅危惧種とされてあるマナティー、海洋哺乳類の中では珍しい草食動物でもあります。また、館内にいるマナティー以外にもこのウェストパームビーチ周辺では、10月中旬から3月頃までメキシコ湾からきた野生のマナティーを見ることもできます。マナティーはとっても人懐っこい動物でもありますので間近で見ることができることもあるでしょう。・シティープレイスウェストパームビーチの人気スポットとして外せないのが「シティープレイス」ではないでしょうか。1970年以降、ショッピングエリアとして開発の進んだウェストパームビーチのショッピングの中心がここシティープレイスです。シティープレイスは、一日中歩き回ってと見切れないほどの広さを持ち、おしゃれな建物がズラリと並んでいます。また、南アメリカらしい沿道のパームツリーや広場の噴水などリゾート地ならではの優雅な光景が広がります。また、ショッピング以外にも映画館などのアミューズメント施設として楽しめるところもあり、昼間から夜まで眠らない人気のスポットとなっています。・マッカーシーズ野生動物保護区マナティーの保護活動をしているウェストパームビーチ、ここウェストパームビーチにはマナティー以外にも様々な動物の保護活動を行なっています。それがここ「マッカーシーズ野生動物保護区」です。このマッカーシーズ野生動物保護区は、マーク・マッカーシー氏という爬虫類飼育者が独自で建てた動物保護施設であり、ライオンやチーター、ヘビにワニなど病気や怪我をした動物を保護しています。このマッカーシーズ野生動物保護区、マーク・マッカーシー氏が東京ドームの半分の広さほどの森を買い取り、そこを保護施設として使用しています。動物保護の教育施設も行なっていることから、館内ではガイド付きのツアーも実施されております。またこちらのマッカーシーズ野生動物保護区では、様々な動物たちと触れ合うことができ、なかなか普通の動物園では触らないような動物にも触れることができると人気を集めています。・ノートン美術館ウェストパームビーチに来るなら「ノートン美術館」を訪れてみるのもおすすめです。1941年に開館したこのノートン美術館には、元々機械メーカーの社長だったラルフ・ノートン氏が集めた近代美術が展示されております。世界各国から集められたお宝がたくさんありますので、アート好きの方は是非足を運んでみると良いでしょう。