アメリカ - セントジョージについて

セントジョージはアメリカ合衆国のユタ州南西部に位置しているところで同じユタ州のソルトレイクシティーよりもネバダ州のラスベガスの方が近い（ソルトレイクシティーが488キロ、メートルでラスベガスが188キロメートル）位置にある地域です。セントジョージはモハーヴェ砂漠の北東部でもあり火星と同じ理屈（酸化鉄がある）で土壌と岩の見た目が赤く、ここの周りのほとんどが自然な明るい赤色といったものになっています。セントジョージの市内には二本の川（バージン川とサンタクララ川）が流れていて、中心街の南（ディキシー・ドライブと州間高速道路15号線が交わる所の下）で川は合流しています。セントジョージには著名な地域が複数あり美術館や子供博物館恐竜発見遺跡などがあり、市内には多くの公園があってソフトボール複合施設、屋内水泳施設や都心型釣り堀り、スケート公園といった様々なものがあるのが特徴です。セントジョージにある施設だけではなくザイオン国立公園（この地域は手入れがされていて美しく整備された環境とされている）を始め、ブライスキャニオン国立公園や、グランドキャニオン国立公園や複数の国立公園といった地域と近いため、それらによる観光業が多い地域にもなっています。セントジョージでは主要高規格道路があって、州間高速道路15号線のような（ソルトレイクシティからラスベガス）や旧ハイウェイ91号線（アメリカ国道91号線/ユタ州道8号線）国道ではこの地域へ向かう以外にラスベガスなどへ向かう通過点としても利用され、州間高速道路15号線と市民空港を結ぶユタ州道7号線や西のブラフ通りと東のリバー道路/レッドクリフス・ドライブを結ぶユタ州道34号線と言うようなルートがあり、サザン・パークウェイ沿いにある市民空港では直行便としてソルトレイクシティとコロラド州デンバーが毎日就航していています。また、セントジョージの気候は夏暑く地域によっては最高気温が48 度になったほどで、冬は冷涼で過去の最低気温はマイナス24 度で放射冷却によって夜の間に凍結するパターンが多くあり、雪が積もることはすごく稀で、夏は長いが冬や短いといった具合なので、夏や冬に訪れて滞在する場合はそのあたりを考慮しておくのほうがよいでしょう。また、セントジョージには博物館や恐竜公園のような施設以外にモルモン教の本拠地があることでも有名になっていて、ここが宗教都市と言われる背景になっており（モルモン教指導者であるブリガムヤングの家が展示されるほど）それらに関連したテンプルやタバナクルの時計塔の様な施設はこの地域の砂漠な自然とこれらの建築物の人工的に作られた美しさと自然による美しさとのギャップが必見とされているポイントです。セントジョージはモルモン教の本拠地であるため、この地域にはこの宗教の戒律が絡む面があり、例えば日曜日に何も知らずここに訪れると流石にファーストフードはあっても一般的に食事をするところが休んでいて見つからないと言う事態になるリスクがあります。また、セントジョージではなく他の地域の通過点としてここで食事をとる場合には前述のリスクを調べていないパターンになりがちなので注意が必要でしょう。他には北に位置しているマウンテンメドウ虐殺記念碑の様なマイナーな地域の場合、GoogleマップやGPSに頼ると何も表示しない（しかも記念碑以外実際何もない）ので、一体どこにあるかさっぱりわからないといった具合で信用できる地図などでしっかり調べておかないといけない所になっています。なお、セントジョージの観光としてのスポットとしてはファミリー向けの要素がある所もあるのが特徴です。例えば、ジョンソン農場恐竜発掘現場博物館ではジュラ紀の恐竜が発見された現場を展示している点や博物館内に遊び場があり子供連れに嬉しいポイントが高い所が挙げられます。また、セントジョージの北部にある美術館では体験教室やワークショプに親子で参加できるので家族全員で楽しめるメリットが挙げられ親子だけではなく孫を連れても楽しめますが、中にはディスプレイや看板が不明瞭なパターンになっているところもあるので、その場合ガイドが必要になるでしょう。特にセントジョーンズの子供向け施設に初回でやって来た場合、観光客への説明のクオリティが低くて理解ができないことが多いため、最初からガイドを雇えばよかったと感じることになるかもしれません。したがって、セントジョーンズの子供向け施設を観光で訪れる場合は施設内の説明を理解する為に事前に対策をとっておいた方がよいでしょう。