アメリカ - サンタフェについて

サンタフェは、「アメリカの宝石」とも呼ばれるアメリカ合衆国ニューメキシコ州に存在する都市です。アメリカ合衆国が建国される、100年以上も前から存在していました。非常に古い歴史を持っていることから、特徴的な建造物や芸術性の高い美術品なども数多く残されています。その証拠に、サンタフェには、200以上ものギャラリーが存在し、取引量はニューヨークに次いで世界3位を誇っているのです。様々な美術品を楽しめる他に、サンタフェでは他州で見られない光景を目にすることができます。サンタフェは、長らくスペインの統治下に置かれていました。そのため、スペインの文化も色濃く残っており、先住民であるネイティブアメリカンの文化や伝統と混ざり合った独自の様子を見れるとあって、観光地としても高い人気を誇っています。サンタフェを訪れた際は、独自の文化が表れた街並みを楽しみながら、溢れる美術品に存分に触れてみましょう。長い歴史を持ち、多くの異文化が交流したサンタフェには、魅力的で感慨深い美術品が多数存在しています。それらを存分に楽しめる場所が、ジョージア・オキーフ美術館です。ジョージア・オキーフという女性画家の作品が飾られています。日本人には馴染みの薄い芸術家ですが、海外や芸術品に詳しい人々の間では高く評価されている芸術家です。独特の感性と繊細なタッチ、臨場感のある風景画を楽しんでみましょう。サンタフェには自然と一体型オペラハウスも存在し、激しく変化する空気感や、その日しか体験できない、1度きりのオペラと自然の融合を目にすることができます。サンタフェオペラハウスは、屋外に建設されたオペラハウスです。客席には屋根があり濡れないものの、風がダイレクトに吹き抜けるため、寒さを感じることもあります。上映時期や日時によって、異なった背景によるオペラを体験することができるため、複数回訪れ楽しむことができるスポットです。サンタフェを訪れた際は、伝説の螺旋階段も見てみるといいでしょう。ロレットチャペルと呼ばれる修道院には、不思議な螺旋階段が存在します。通常の螺旋階段とは違い、支える支柱が一切ないにもかかわらず、まるで宙に浮いているかのように数百年も崩れることなくあり続けた螺旋階段です。建築学上、存在しえない構造であり、さらに誰がどのようにして作成したのかもわかっていません。神秘的な代物として、現在も大切に扱われています。この不思議な螺旋階段を登ることはできませんが、近くで観察したり、触れることは可能です。また、螺旋階段の他にも美しいステンドグラスや、天使をかたどった白い銅像などが飾られてあり、観光客が途絶えない名所となっています。サンタフェは、宿泊ホテルでも独自の文化を堪能することができます。イン&スパ・アット・ロレットは、外見からはホテルと判断しづらいアドビ建築のモダンな宿泊施設です。前項でご紹介したロレット・チャペルに併設されています。ホテル内はアート作品のような魅力あふれる仕様となっていますし、美術館や博物館、その他サンタフェの主要スポットにもアクセスしやすいことから、おすすめのホテルです。カウンターには日本語のパンフレットも用意されているため、安心して利用することができます。サンタフェに滞在する際は、このように宿泊場所にもこだわってみましょう。多くの施設、アクティビティを体験するには、それぞれの場所にアクセスしやすいこと、そして安全に利用できる土地柄であることが必須条件となります。サンタフェでおすすめの宿泊地区は、サンタフェのダウンタウン近郊や歴史地区、もしくはジョージア・オキーフ美術館徒歩圏内です。セリリョス・ロード近辺にもホテルが点在していますが、ホテルによっては観光地や主要スポットから離れすぎていたり、徒歩圏内に何もないといった恐れがあります。宿泊場所を選択する際は、ホテルの内装以上に、観光スポットへのアクセス時間を確認しておきましょう。サンタフェは、アメリカの中でも比較的治安の良い地区です。日中、女性1人で出歩くこともできますし、安全に利用できるホテルも数多く存在します。しかし、サンタフェが存在するニューメキシコ州は、決して治安の良い場所ではありません。窃盗などの軽犯罪から、殺人や強姦などの重罪まで発生している州です。サンタフェを満喫するためにも、犯罪への警戒心、夜道の出歩きなど、注意を怠らないようにしましょう。