アメリカ - サクラメントについて

サクラメントは、アメリカ西部、カリフォルニア州の北部の街です。サンフランシスコから車で約1時間半ほどの距離にあり、コンパクトながら見所もたくさんある観光地です。ここに移住したスイス人ジョン・サッターの手によって発展を遂げ、1849年のゴールドラッシュ以降、アメリカを代表する大都市へと成長しました。近年は、おしゃれなレストラン、カフェも増え続け、人気の観光スポットとしても注目を集めています。また、アメリカの歴史も感じる博物館や史跡もあり訪れたい街の一つになっています。今回は、サクラメントの魅力的な観光スポットをご紹介いたします。旅をより一層思い出深いものにしてくれる場所が揃っていますよ。
カリフォルニア州会議事堂
「カリフォルニア州会議事堂」は、ダウンタウンなどに囲まれたキャピトル・パークの西側にあります。ワシントンD.C.の連邦議会議事堂をモデルにして作られたという新古典主義の建築様式の建物で、完成までに15年の歳月をかけました。（1860年～1874年）1973年に、国家歴史登録財指定を受けた歴史ある建築物です。1階は博物館になっており、当時の知事や州会議員のオフィス、地元の芸術品や彫像の展示もあります。上品な内装や、ガス灯のシャンデリアを復元した電灯もあり、とても美しいつくりになっています。毎日無料見学ツアーも開催されているので、内部をより詳しく知りたい方にはおすすめです。
サクラメント・タワーブリッジ
「サクラメント・タワーブリッジ」は、旧市街オールドタウンにあります。金色に輝く大きな橋は、1935年に建設された歴史あるもので、街の象徴とされる名物となっています。特徴は、橋の真ん中のが上下に動く昇開橋で、大きな船が通るたびに動く仕組みです。この橋は何度か塗り替えが行われていて、建設当初は前面銀色、その後、1976年にはオークイエローと金色、そして2001年に前面ゴールドとなりました。一際目立つ街のシンボル橋として存在感も抜群です。
カリフォルニア州立鉄道博物館
サクラメントにはたくさんの博物館や美術館がありますが、こちらも特におすすめしたいところです。「カリフォルニア州立鉄道博物館」には、あらゆるタイプが集結してファンには見逃せないスポットとなっています。内部には、1862 年製ガバナー・スタンフォード号、サザン・パシフィック鉄道というかつて存在したアメリカ南部の鉄道会社のキャブフォワード型蒸気機関車など、この地を実際に走った名車を見学が可能です。また、鉄道郵便局のレプリカに乗ることもでき、郵便の仕分け方法も学べます。その他、寝台列車や食堂車など数えきれないほどの鉄道を見ることができ、その迫力にも圧倒されるはずです。こちらでは、ガイド付きのツアーも毎日行われており参加するのもおすすめです。より深くアメリカの鉄道の歴史を知る事ができます。
オールドサクラメント
古き良き街並みを現代に再現したのが、「オールドサクラメント」です。通りがゴールドラッシュ時代を忠実に再現していて、まるで西部劇のセットに迷い込んだかのような感覚を体験できます。当時の衣装によるストリートパフォーマンスも見れ、街歩きも楽しめますよ。また、馬車に乗って観光もできるので、歩き疲れたら利用してみるのもおすすめです。より街の雰囲気を感じられます。通りには、お土産屋さんや昔ながらのレストランが並び、買い物や食事も楽しみながらアメリカの楽しい歴史散策の旅ができます。
サクラメント歴史博物館
この街のヒストリーを知る上で欠かせない場所が「サクラメント歴史博物館」です。オールドサクラメントの一角、カリフォルニア鉄道博物館の隣にあります。こちらでは、ゴールドラッシュ時代以降、街がどのように発展してきたのかをわかりやすい展示物とともに紹介されています。博物館の外観は、旧市街にあるだけあってレトロな雰囲気が印象的な作りです。館内ツアーも開催しているので、より詳しく街の歴史を学ぶ事ができますよ。
宿泊施設は、観光地という側面もありたくさんのホテルが点在していて、比較的選びやすい土地です。街の中心地には、有名高級チェーンからリーズナブルな価格帯の施設まで揃っているので、予算やニーズによって選べます。行動範囲と、治安の面を考えて、博物館などがある観光エリアはおすすめです。お土産から日用品まで買えるショップやレストランも揃っているので滞在も快適なものにしてくれます。