アメリカ - マッカレンについて

マッカレンはアメリカテキサス州南部の都市です。周囲にはエディンバーグにミッション・レイノサといった街があります。ヤシの都市とも言われるこちらですが、熱帯の植物は一部で繁殖しているだけで温暖湿潤気候のエリアなのです。降水量が少なく夏の最高気温はやや高めで、冷涼な冬場はほとんど雨が降ることがありません。3月には平均して僅か18mm程度しか降らないのです。逆に雨が多いのが9月で北大西洋ハリケーンシーズンのピークで平均降水量は104mmと大違いです。熱指数も高く湿気がちになるのでこの時期もあまり快適とは言えず、訪れるのであれば春か秋をおすすめします。そんなマッカレンは10万人以上が暮らす大都市ですから魅力的な観光スポットもたくさんあり毎年多くの方が訪れています。マッカレンミラー国際空港は、2009年にはリオグランデ・バレーでは最も繁忙な空港とも言われるようになったのです。おすすめスポット1つ目はマッカレン公共図書館、日本にも数多くの素晴らしい設備の図書館がありますがまた違った魅力があり、建物の構造はもちろんアートから水が流れ出ていくような美しい演出が心憎いです。ソファーも設置されているのでのんびりと寛げて、癒される空間で、本館だけでなくラーク・バームビューと2つの支所まで運営しているのですから、かなりの規模になります。蔵書数も揃っているので、せっかくやってきたマッカレンという都市について勉強してみるのも良いかも知れません。様々なイベントが行なわれるのがマッカレンコンベンションセンターで、人工の池や自然・ライトアップされた夜の風景も美しいです。何か専用の施設というわけではなくその時々で行なわれているイベントは様々で、お子さんが喜びそうなものが行われている時を見越してやってくるのも良いでしょう。国際芸術科学館もおすすめで、まるで博物館のように様々な展示物を見ることが出来ます。人の顔がモチーフの像・面白い形の石など多種多様で、飽きることはありません。特に特徴的なのは絵画のフロアで、ベンチも用意されているのでゆっくりと眺めることが出来ます。大聖堂などでガラス部分に描かれているような神秘的な絵が飾られています。マッカレンで自然が楽しめるのが自然センターで、鮮やかな色の鳥など日本では見られない珍しいものもいっぱいです。どちらかと言うと自然にある姿をそのままにと言うよりも動物園のようなイメージが、都会の一角にあるのがよく分かります。北アメリカから南アメリカへと飛んでいく渡り鳥たちの道筋でもあり、鳥や蝶たちが移動する様子も観察できるのです。北米自由貿易協定が批准される前は農業も経済活動の中心だったマッカレンは、山林や河川には今も尚様々な野生生物だって生息しています。子連れでの観光であればおすすめはジニアパークで、水の遊び場や滑り台など様々な遊具がある公園です。もちろん地元マッカレンの子ども達からも大人気で、言葉の壁の無い子供同士であればいつの間にかお友達になって一緒に遊び始めるかもしれません。現地の方と触れ合えるよい機会となります。アメリカでも南の端にあるマッカレンは、南側の市境を越えるとそこはメキシコです。中米からの不法入国者を防ぐために国境には鉄柵の壁が建てられており、国境警備隊が目を光らせています。周辺の草地には入国しようとした方たちの落としていったセーターや帽子・靴などもあり異様な雰囲気ですが、そこに近づくことが無ければ特に問題はないでしょう。2015年の民間会社調べの安全都市ランキングでは7位に選ばれています。自然慣用も大切にしながら、博物館や図書館・公園といった文化的な生活をする為に必要となる施設はきちんと揃ったこちらの都市は観光は勿論住むにも最適なところといえるでしょう。実際に雑誌「フォーブス」のウェブサイトにて、マッカレンがアメリカ合衆国の中でも最良の不動産市場の一つとなっています。都市にはリオグランデトネリコやシーダーエルム・シュガーベリーにハニーメスキートと落葉樹が多く立ち並んでいて、冬になると一斉にこれらの木々が葉を落とすこととなるため、夏場と冬場で景色は様変わりします。宿泊施設も多数あり、大都市ならではの居心地の良い旅を楽しんでみてはいかがでしょう。高速輸送機関もあり、バスターミナルでは1日60本ものバスがターミナルを出発しているのですからアクセスも抜群です。