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ラボックへの航空券+ホテル 格安旅行

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アメリカ - ラボックについて

ラボックはアメリカ合衆国のテキサス州にある都市です。市域は州の南西部に位置し、ラボック郡の郡庁所在地としても知られます。また面積は約320キロ平方メートルを有しており、地理的にはサウスプーレンズの中央部、ペルム紀盆地の北側に位置します。
このため平原地帯と盆地ならではの乾燥したステップ気候を特徴としており、年間を通じて降水量もさほど多くはありません。ただし初夏と秋にかけては激しい雷雨を経験することもあり、平均で約60ミリから70ミリ程度の降水量が観測されます。また日照時間は年間を通じて長く、冬場でも日中の気温は比較的温暖です。その一方で夜間や早朝は極端に冷え込みやすく、冬の寒暖差が激しいエリアといえます。なお、このエリアは竜巻の通り道としても知られ、特に春は最も竜巻が発生しやすく、過去にも度々被害に遭っています。ちなみにラボックは、この乾燥した気候とオガララ帯水層の豊かな水資源を活用して、世界最大クラスの綿花栽培地域に発展しました。
ラボックにはいくつもの魅力的なスポットがありますが、最も有名なのが「ラボック湖ランドマーク(LubbockLakeLandmark)」でしょう。ここはもちろん合衆国内でも考古学的に重要なランドマークとして知られ、国立の史跡(NationalRegisterofHistoricPlaces)に登録されています。湖という名称があるものの、すでに1930年代初頭に水は枯渇しており、その湖底や周辺から数多くの化石や遺跡が発掘され、考古学的な価値が見いだされました。現在でもラポック湖の一帯は「考古学および自然史保護区」として、テキサス工科大学博物館による管理や運営、さらに発掘作業が続いています。また博物館やビジターセンターの屋内では、旧石器時代から先史時代に至るまで、パノラマ画や人形を使ったユニークで分かりやすい展示を目にすることができるのが特徴です。考古学や歴史に詳しくない方であっても、湖の周辺にいた動植物の生態や先住民の暮らしについて、詳しく学べる仕組みになっています。
ラボック市内で最も目立つ有名なランドマークといえば、NTSタワーでしょう。通称「メトロタワー」として知られ、市内で最も高い約84メートルを誇ります。完成は1955年と歴史的にも古く、名実ともに市内を代表するランドマークタワーです。この20階建てのタワーは、過去に何度か竜巻の被害に遭遇しています。特に1970年の竜巻では大きなダメージを受け、いったんは取り壊しされる予定でしたが、そのまま放置されました。しかし1975年に大規模なメンテナスンを経たことで生き残り、現在に至るまで市内有数のオフィスビルとして機能しています。
ラボックにはもう一つランドマークと呼ぶのにふさわしい、象徴的かつ歴史的な建物があります。それが、「ラボック郵便局と連邦ビル(LubbockPostOfficeandFederalBuilding)」です。この建物はラボックに新しい連邦裁判所を設置するために、1932年に完成しました。その後、国立の史跡に登録されたのは1995年のことです。そしてテキサス州北部地区連邦地方裁判所として使用された後、郡庁舎や郵便局へと変遷しましたが、老朽化により1998年に閉鎖されました。建物は3階建てで、新古典主義建築の外観デザインとなっています。1階部分は石灰岩を素材に使用し、2階と3階にはイタリアのルネッサンス様式の宮殿を思わせるバフレンガを取り入れています。重厚感がある一方で、華やかさも感じさせる建物です。
ラボックでおすすめしたい観光エリアは、テキサス工科大学のキャンパス周辺です。先述したラボック湖ランドマークのように、大学が管理や運営を行う施設が充実しています。例えば、大学のキャンパス内にある「国立牧場遺産センター(NationalRanchingHeritageCenter)」もその一つです。テキサス工科大学博物館の一部として運営されており、ここで地域一帯の牧場の歴史をたっぷり学ぶことができます。広大な敷地内には、納屋や鍛冶屋をはじめ、鉄道の駅舎や学校の校舎、さらに風車や郵便局など、8世紀後半から20世紀半ば頃まで牧場やその周辺に存在していた約50もの建造物が実物展示されています。この場所からはラボック湖ランドマークへも近いため、移動に時間をかけることなく、1日で2カ所を観光することも可能です。

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