アメリカ - ジェームズタウンについて

ジェームズタウンはイギリスが北アメリカに建設した最初の永続的植民地で、イギリス帝国の広い植民地の端緒になった場所です。集落は現在はなく歴史的遺構となっていて、ウィリアムズバーグとヨークタウンと作る歴史三角形として知られている重要な国家資産の一部で、三つの史跡を結ぶ植民地道路の西終端です。ロンドン・ヴァージニア会社が1607年に、3隻の船の植民団として北米植民地開拓に送りこんで、船長クリストファー・ニューポートの指示で、4ヶ月の航海した後にプエルトリコを経由してヘンリー岬に上陸しました。現在のハンプトン・ローズ地域を探索してから、ジェームズ川の島内に砦に囲まれた入植地を建設し、5月4日にジェームズ砦としてジェームズタウン植民地が出来ました。彼らをポウハタン族インディアンが手厚く歓待して食料を分けてくれ、英国最初の北米植民団は1585年に送り込まれていますが、これは全滅していて、ジェームズタウンが最初の永続的な植民地です。気候ですが、夏は快適で一部で曇り、冬になると凍えそうになるほど寒くほとんどが曇っています。1年を通して気温は-8°Cから26°にまで変化しますが、-17°C未満または30°Cを超えることはめったにないです。1年の中で観光に適した時期は6月下旬から9月上旬までです。ジェームズタウンはアメリカバージニア州のコロニアル・パークウェイを通って入る島の玄関口にある都市で、ジェームズ川河口付近にあって古くはイギリスの永続的な植民地でしたが、現在は集落がなくなって当時の要塞や建物などが残り、街並みの様子や木造船などが再現されています。先住民たちの生活も再現されていて当時を知る観光地としても知られています。主な観光スポットですが、街の最南端にある展望台で、眼下に広がるごつごつした岩や草原は、映画に出てくる場面のようです。波が岩に当たって砕ける様子もニューイングランドの海岸線らしく、ビーバーテールライトハウスには博物館が併設されていて、ロードアイランドの原住民のナラガンセットについての歴史や、展示物も見学出来ます。難破船やハリケーンの情報もあって幅広い年代が楽しめると好評で、眺望を楽しむだけでなく歴史についても触れられますし、ギフトショップもあるので観光のお土産にも便利です。すぐ隣にはビーバーテール州立公園があって、自然がいっぱいの公園は車で全て周れるので小さい子供がいても安心です。ここは美しい景色を堪能出来て、ランチや椅子などを持参してゆったりと過ごす人も多いです。展望ポイントが4つあり、釣りやハイキングトレイル、波や岩などの自然学習が出来るプログラムもあり、潮だまりもあって植物や生き物などの観察も出来ます。ジェームズタウンのダウンタウン北にあるワトソンファームも人気で、ここは先住アメリカ人が土を慣らして作物を植えました。ヨーロッパに植民地にされたときに、魅力的な牧草地だったので1789年にワトソン氏が買い取ってからその後もワトソン家が5代にわたって所有していて、長い歴史を感じられる牧場です。牧場内は自由見学が可能で、畑の探検や海岸沿いのウォーキングも楽しめますし、農作業なども観察できます。1796年に建築された家は今でも使われていて農家の日常へ触れることが出来るのも魅力です。ニューイングランドの海上を見たいならジェームズタウン＆ニューポートフェリーが最適で、景色を眺めながらレストランの食事が食べられます。片道だけのチケットも購入出来て、往復チケットだといつでも乗り降りが自由です。ローズアイランド島への停泊や夏なら海水浴も楽しめて、最終便に乗船するとサンセットが大変美しいと好評です。船内にはバーがあってワインを味わいながら美しい景色を眺めると日常を忘れられます。人気の散歩コースにもなっている「FortWetherillStatePark」は、元は第二次世界大戦中のジェームズタウン周辺の沿岸防衛とトレーニングキャンプ場として使われていたもので、今でも公演の随所に砲床が残ってます。広い公園内でおすすめなのは、シュノーケリングやスキューバダイビングで、緑色に透き通った海が大変綺麗でアメリカ国内からも観光客がたくさんこのために集まってきます。ボートや釣りを楽しむ人も多く、ピクニックやハイキングなども出来ます。高さ100フィートの花崗岩の崖の上に立てばスリル満点で、海に入らなくても貝やカニなども見られます。