アメリカ - アイダホフォールズについて

アイダホフォールズはアメリカのアイダホ州東部にあるボンネビル郡に属す都市で、郡内では最大であり州内で見ても5位にランクインする規模を誇ります。都市圏の主要都市としても知られており、都市圏では3位となっていますが、独立性や経済の発展という視点でみた場合には2位にランクインします。アクセスは市の中心部から3キロほどのところにある、アイダホフォール地域空港が便利です。野球のマイナーリーグの本拠地や、博物館など見どころも多い場所は、茨城県東海村と姉妹都市であるのも特徴的です。

アイダホフォールはその昔、モンタナ・トレイルの川に架かる木で造られた渡しでした。橋は1865年に地元の運送業者によって建設されましたが、移民や地域を旅行する人々に大変重宝がられた事で注目され、鉱山師や運送業者にも利用されるようになります。1879年に鉄道が開通し新しい鉄製鉄道橋が建設されると、橋周辺の小さかった街は一気に活気づき成長を遂げます。1891年に住民投票により町名を決める際、橋の下にあった早瀬を指すアイダホフォールズに決まります。

標高4,700フィートに位置していますが、5月～9月までの間は最高気温が35度を超え、冬は氷点下30度以上になるという、暑さ寒さが厳しい地域でもあります。真夏や真冬に訪れる場合は、気温に合わせた対策を考えておくと安心です。

・スネークリバーグリンベルト
スネーク川沿いにある、緑地公園です。美しい池を眺めながらのんびりと過ごせる、地元住民の憩いの場所としても知られています。遊歩道から見える美しい池は、実は人工池というのも特徴的です。公園の近くには真っ白い外観の教会があり、美しい景色は写真撮影スポットとしても人気があります。

・イエローストーン国立公園
1872年に世界初の国立公園となったスポットです。広大な自然を感じられるスポットの見どころは、世界最大の規模を誇る間欠泉です。高温の熱水が勢いよく吹き出す光景も迫力がありますが、周辺に生息するバクテリアによって、虹のような様々な色に輝くのも特徴となっています。広大な公園内には、野生生物も生息しているので珍しい生き物に出会えるかもしれません。

・リバーウォーク
地域の中心部を流れる川沿いを散策できる、人気スポットです。イエローストーン国立公園に行く途中に立ち寄れるので、観光スポット巡りのプランにも組み込みやすいでしょう。地元の人も散歩したり、遊歩道にあるベンチに座ってサンセットを眺めたりして過ごすので、旅の途中にのんびりしたい時におすすめです。

・アイダホフォールズ動物園
子供連れの家族に人気のスポットです。園内には、北アメリカや南アメリカを始めとして、アフリカやアジア、オーストラリアにニューギニアなど世界中の動物が暮らしています。小さい子供も安心して遊べるこども動物園は、動物と触れ合ったり餌やり体験をしたりという楽しいイベントが人気です。

・ジャパニーズ・パビリオン
スネークリバー沿いにある、日本庭園を再現した場所です。瓦屋根の東屋や石の灯籠、池や松のある庭園など、アメリカにいながらにして日本を感じられる場所となっています。観光客にも大変人気があり、冬には雪景色の日本庭園も見られます。

・アイダホ醸造会社
地元で製造されている、クラフトビールが飲めるスポットです。クラフトビールは地元の醸造所以外の物も飲み比べできるとあって、ビール好きに注目されています。試飲できるスペースと、ビール片手にライブを楽しめるスペースなどが設けられているので、目的に合わせて使い分けできるのもポイントです。季節限定ビールなども登場するので、ビール好きな人はぜひ訪れてみてください。

・コレクターズ・コーナー博物館
オーナー夫婦が、コツコツと収集したコレクションを展示しているアットホームな博物館です。125種類ものコレクションは、アンティークのテディベアやバービー人形に始まり、世界の王室のアイテムやコインに切手まで、様々なジャンルがあります。おみやげショップでは、オリジナル商品などもあり旅のいい記念になります。

アイダホフォールズは、市内中心にホテルが集中しています。料金も格安から少し高級なホテルまで種類は豊富に揃っているので、ニーズに合わせて選べます。アメリカではペットと一緒に旅行を楽しむ人が多いので、ペットと一緒に泊まれるホテルも充実しています。市内中心にはレストランも多いので、食事する場所にも困りません。