アメリカ - グランドジャンクションについて

グランドジャンクション市は、コロラド州の西側に位置し、「川の町」というニックネームをもつ自然豊かな町です。州都デンバー市より、およそ400㎞西南西にあります。市名の由来は、町を流れるグランド川（現在のコロラド川）とガニソン川であり、この二つの川が合流（ジャンクション）するというところから名前が付けられました。この町の標高は、およそ1,400mあるため、「ハイデザート（高原砂漠）」と呼ばれ、その標高差に驚かされます。「メサ」と呼ばれる浸食によって形作られたテーブル状の大地と、「グラントバレー」と呼ばれる全長50kmのアーチ状の谷の中間に町があります。果物の産地としても有名で、1880年代以降に入植した白人によって、ワイン醸造所も作られました。気候については、亜乾燥気候に属し、一年を通して乾燥しています。冬も寒く乾燥し、12月から2月までの中で10℃を超える日はたったの18日、1月の平均温度はー2.6℃です。ロッキー山脈のおかげで雪は、あまり降りません。夏も暑く乾燥し、7月の平均気温は25.7℃、32℃を超える日は年平均64.5日です。一年を通して、降水量は少なく、季節によっての変化ありません。秋が短く、例年10月15日には氷がはり始めます。宿泊施設群は、主に2か所です。一つは川の近くでルート70沿い、そしてもう一つはハイウェイ70沿いのゴルフコースの近くです。金額は季節によって前後しますが、平均一泊約5,000円～15,000円前後で選択肢も多く、旅行者に重宝されています。どちらのエリアとも、ロケーション、環境ともに甲乙つけがたい場所です。「ウォルター・ワーカー・ステート・ワイルドライフ・エリア~Walter Walker State Wildlife Area」手つかずの西コロラドの自然を体験できる場所です。鹿や鳥、うさぎやヘビなど日本でもお馴染みの動物から、コヨーテなどのワイルドアニマルの象徴のような動物にも出会える素敵な場所です。すごく大きなエリアですが、きれいなトイレも完備されているので、お手洗いの心配は無用です。「オゥドゥボン・ネーチュアー・プレサーブ～Audubon Nature Preserve」開発をせず、自然を維持するためのプレザーブ地区は、大通りから離れており、たくさんの鳥やカエルなどの小さな小動物に出会うことができます。自然が作り出した景色そのものの中に、人間が手を加えることもなく咲く花たちが可憐で、気持ちが温まります。「クリフトン・ネーチュアー・パーク～Clifton Nature Park」このパーク内には川もあるため、鳥やカエル、ウサギなどの小動物に出会うだけでなく、釣りも楽しむことができます。散歩もできますが、広いパーク内を自転車で颯爽と走り楽しむこともできます。「西コロラド博物館～Museum of the West, Museums of Western Colorado」この博物館は、コロラド州の歴史を見て知るだけでなく、実際に体験することができます。例えば、開拓時代に使われていた馬が引く馬車に乗ったり、1958年のセスナ機に乗ることもできるため、貴重な体験もできます。「マウンテンバイクの聖地」マウンテンバイク愛好者に愛される町として有名です。州内だけでなく、遠くカリフォルニア州など他地域からやってきて、豊富なバイク道を駆け抜け、腕を上げて帰ります。タベグァシュ・トレイルやココペリ・トレイルが有名で、そのうちココペリ・」トレイルはユタ州モアブまで通じているというほど、長いバイク道（トレイル）になっています。「野球チーム：グランドジャンクション・ロッキーズ」マイナーリーグのチームであるグランドジャンクション・ロッキーズがサプリチオフィールドをホームとして、活躍しています。マイナーリーグのため、シーズンは短く、4月から7月です。子ども連れOKとなっているため、ファミリーで楽しめます。「アメリカンフットボールチーム：グランドジャンクション・グラディエーターズ」セミプロのチームのグランドジャンクション・グラディエーターズが、ストッカー・スタジアムをホームに活躍しています。セミプロながら、アメリカンフットボールの醍醐味を体験できる良いチームです。12歳以下は無料で入場でき、また遊ぶ場所も無料で使えるため、小さなお子さんを連れてもファミリーで楽しめます。