アメリカ - グランドフォークスについて

グランドフォークスはアメリカノースダコタ州にあり、ミネソタ州とのボーダー、北東部にある町です。ノースダコタ州最古の大学であるノースダコタ大学がある街で、文化やアートなども育っている場所です。現在5万人ほどの人口であるグランドフォークスが、アメリカとして独立するのが1881年のことです。それ以前は、フランスの植民地であった土地で、「ル・グランド・フルシュ」呼ばれていました。これが、「グランドフォークス」の名前の由来となっています。グランドフォークスの中心部には歴史的な建築物が多く残っています。そのような建物の中から、グランドフォークスを代表するようなランドマークをご紹介します。・メトロポリタンオペラハウスメトロポリタンオペラハウスあるいはThe Metと呼ばれる建物は、1890年に建てられました。建築家は、ウォーレンドンネルというアメリカ人で、ミネソタを中心に仕事をしていました。そんな彼が作ったメトロポリタンオペラハウスは、まだ人口が5000人ほどしかいなかったグランドフォークスで、今後さらにこの町が発展していくだろうということを見越して作られて文化施設でした。オペラは残念なことに、1940年代には映画という新しいエンターティメントに負けてしまいますが、映画が世に台頭してくるまでの50年間というもの、多くの人を魅了してきました。そんなメトロポリタンオペラハウスは、「リチャードソン・ロマネスク調」と呼ばれるスタイルの建物です。石造りの壁が特徴的です。これは、建築家のヘンリーホブソンリチャードソンから名づけられたリバイバルスタイルのロマネスク様式です。イタリアのロマネスク様式から影響を受けながらも19世紀の前半にはやった建築様式です。このリチャードソンが行ったリバイバルなロマネスク様式は、現代建築に多大な影響を与えます。ダウンタウンにあるこのオペラハウスは、2005年と翌年2006年に改修工事が行われました。・グランドフォークスヘラルド時計塔ヘラルドは1879年にグランドフォークスで創立された新聞社です。ヘラルド新聞社の建物は、グランドフォークスのダウンタウンにありましたが、1997年の洪水と火災によって破壊されてしまいました。幸いなことに、建物の一部は火災から逃れており、その中には特徴的な時計塔もありました。再建築されたヘラルド社にはその火災から逃れた時計塔があり今も見ることができます。・ノースダコタ大学UNDもしくはノースダコタと略されることがあるノースダコタ大学は1883年に創立された歴史ある大学です。前述したようにノースダコタ州で最も古い最高教育機関です。大学のニックネームは時代とともに変わっています。かつては「ノダックス」と呼ばれていたこともあります。現在はFighting Hawksというニックネームで呼ばれることが多いです。これはノースダコタ大学持っている男女のスポーツチームに関係があります。大学の建物でも最も古いがセントラルキャンパスです。キャンパスの中心部にはチェスターフリッヅ図書館があり、これはノースダコタ内で最も大きな図書館です。図書館には25ｍほどの塔があり、建物のランドマークとなっています。図書館の裏にも歴史的な建築物「マリーフィールドールド・ホール」があります。この建物は、1929年に大学の西側に作られました。様々なランドマークがあるグランドフォークスに滞在する場合、おすすめの宿泊エリアが下記のとおりです。・レッド川沿い中心部にも近く、古くから開発が進んでいたグランドフォークスのレッドリバー沿いには歴史的なランドマークを見て歩くのが便利でおすすめの宿泊エリアといえます。グランドフォークス国際空港からでも車を使って20分ほどでおすすめです。・ノースダコタ大学そばレッドリバー周辺のホテルも値段はピンキリですが、確実に安い滞在先を探している場合は、最初から狙いをノースダコタ大学に近いエリアで探すのがおすすめです。どの国も大学の周辺にはお得なホステル、宿泊施設があります。ノースダコタ大学のあたりも例外でありません。また、ノースダコタ大学から市内中心部の歴史的建築街やレッドリバー沿いのランドマークまでは車を利用しても10分ほどです。FBIの犯罪レートなどからみても、ノースダコタのグランドフォースは安全なコミュニティが形成されていますので、どこのエリアでも比較的安心して滞在ができます。