アメリカ - チャールストン(ウエストバージニア州)について

チャールストン(ウエストバージニア州)はアメリカウエストバージニア州の州都で、同州最大の都市です。人口は2000年の国勢調査では約5300人でアパラチア山脈の西縁、エルク川とカナワ川の合流地点にあります。歴史は古く1788年に創設され1794年に正式な町として認定されました。
アパラチア山脈の美しい森に囲まれた都市でスキー、ロッククライミング、ホワイトウォーターラフティングなどのアウトドアアクティビティを楽しむのに最適な場所であり、ダウンタウンでは美術館や博物館、人気のコメディショーなど観光スポットが豊富にあります。
さらにおすすめなのがドライブで、壮大で穏やかな山々が続く道はまさにカントリーロードの世界観があり秋の紅葉は特に見ものです。自然の中にすぐ出ていくことができる都市で最高の立地と言えるでしょう。
歴史情緒が溢れた街は小規模ながらよく整備されていて散策がしやすく、訪れた人を楽しませ安らぎを与えてくれます。おしゃれで洗練された雰囲気も観光として楽しむことができます。
そんな歴史が古く美しい自然も魅力的なチャールストンのおすすめスポットをご紹介します。
・ウエストバージニア州議会議事堂
金色のドームが美しいシンボルの人気の観光地であるウェストバージニア州議会議事堂は、カナワ川に面した場所にあります。アメリカ国会議事堂のドームより1.5メートル高い約89メートルもの高さがあり内装も必見。大理石の装飾をはじめ、中央にあるクリスタル製のシャンデリアは一見の価値があります。
中央のホールは個人でも見て回れますが、上院、下院をよく鑑賞したいのであれば30分間のツアーがおすすめ。議事堂の古い歴史をはじめチャールストンについても詳しくわかります。また、州知事公邸はジョージア様式の素晴らしい建築の一つで見どころのひとつです。
夜はライトアップし昼間の美しさとはまた違う幻想的な姿。昼と夜の美しさを両方鑑賞してみるのもおすすめです。
・ウエストバージニア州立博物館
ウエストバージニア州の歴史を知ることができる人気の観光スポット。チャールストンやウエストバージニア州の産業、歴史について非常に濃い内容を展示しており見応えがあります。難しそうと思われるかもしれませんが、探検するように楽しく見て回る工夫がされていてファミリーの観光にも最適。しかも嬉しいことに無料で入場できます。
どのように女性が社会進出をしていったかなど大人も興味を掻き立てられる内容があり子供から大人まで年齢を問わず楽しめる博物館です。
・クレイ芸術科学センター
アメリカンアートや舞台、科学を学べる観光施設。24万平方フィートもの広大な敷地でゆっくりと時間をかけて楽しむのがおすすめです。チャールストンのアート観光をしたい方や、ファミリーで科学に触れる旅をしたい方などにぴったりのスポットでしょう。
アバンパトディスカバリー博物館は体でエンジニアリングや想像力を学べる博物館。最先端技術を駆使したプラネタリウムもあり見どころが多くあります。ジュリエット美術館にはガラスをたくさん使った建造物があり、目で見て触れて体験してアクティブな芸術観光が十分楽しめるでしょう。
・キャピトルマーケット
チャールストンでの旅の思い出の品やお土産を買うならキャピトルマーケットがおすすめ。小規模ながらワインやチーズ、野菜などの美味しい出会いがあり、屋内にはウエストバージニア州ならではの特産品を売るお店などもあります。手造りジャムなど観光土産にぴったりの品も勢揃いしています。
屋外はファーマーズマーケットになっていて散策するだけでも楽しいでしょう。シーフード店、イタリアンレストラン、寿司バーなど美味しいグルメも充実していて、空いた時間で回ると得した気分になること間違いなしです。

チャールストンのおすすめの宿泊エリアは郊外にあるイェガー空港周辺で、10km圏内にホテルが数十件あります。周辺は森林公園や議事堂、芸術科学センター、博物館などいろいろな観光地へ行きやすい立地です。空港のシャトルサービスが利用できるホテルもあり、散策しやすいエリアにホテルが数多くあるので行きたいスポットと照らし合わせて選ぶと良いでしょう。
まずは歩いてダウンタウンの文化施設を楽しみ、その後レンタカーで郊外の美しい風景を見ながらドライブするのもおすすめ。チャールストンの情緒溢れる街並みと文化、歴史を満喫してください。