ブレーメン空港について

ブレーメン空港はドイツ連邦共和国のブレーメン州にある国際空港です。ただし滑走路の最西端だけは、ニーダーザクセン州にあります。ブレーメン市内中心部から南へ約3.5km程の場所に位置し、空港からはトラムやバスといった公共交通機関が市内各地区へ接続しています。

空港の面積は約314ヘクタールで、滑走路が長短2本あり、長い方が約2040m、短い方は約700mの距離です。また長さ約30mのヘリパッドも設置されています。空港には3つのターミナルビルがあり、そのうち最南端にあるカーブ状の建物が本館です。

開港は1913年と古い歴史があり、1920年には早くもオランダとの国際便が運行しています。第2次世界大戦時は空軍の基地になり、終戦後はアメリカ軍に占領され、占領後も空軍基地として運用されました。商業空港として再開されたのは1949年からのことです。空港から観光に行くなら、約3.5km北東にある旧市街地エリアがおすすめです。ここにはブレーメンを象徴する数々の歴史的スポットや自然のスポットが集まります。