アイルランドの歴史と今をかねそなえた都市「コーク」

古き良きヨーロッパの姿を残しながらモダンさも兼ねそなえるコーク。アイルランド2番目の都市ですがダブリンほどの大都市ではなく、落ち着いた雰囲気を持っています。街に点在する教会の威厳ある姿には神聖さを感じずにはいられず、言うなれば日本の京都のようです。街の中央をゆうゆうと流れるリー川、世界を代表する市場オールド・イングリッシュ・マーケット、19世紀に建てられたコーク大学で鑑賞するモダンアート、散策した後にアイリッシュパブで飲むコークの地ビールはまさに極上と言えるでしょう。

コークの歴史

コークはアイルランドはもとより、ヨーロッパのなかでも古い歴史を持ち、コークの街を流れるリー川南岸に建つケルト修道院の設立時期は6世紀とも7世紀とも言われています。ヨーロッパ全体が動乱をしていた時期は、コークも同じく戦争、飢餓などの悲しい歴史を繰り返しましたが、19世紀の産業革命や鉄道の開通を機に大きく変わっていきます。そして現在では歴史と同時にハイテク産業都市の一面も持ち合わせる、アイルランドにとって重要な都市となっています。

コークの経済

世界的な製薬会社やアップル社の欧州本部などがコークを拠点に活動しています。市をあげてハイテク産業を誘致した結果多くの会社が工場を設立され、コークの経済を活発化させました。インフラ整備は加速され、ショッピングモールの建設やスタイリッシュなブランド店の進出はコークを鮮やかに彩っています。それでも古い街並みを大切にしているところが素敵で、世界が注目する旅先10に選定されるほどの魅力ある都市には観光客もあとをたちません。

コーク行きの格安航空券について

コーク国際空港への日本からの直行便はなく、ヨーロッパ経由で入ることが一般的です。そこでおすすめしたいのはKLMオランダ航空を使ってアムステルダム・スキポール空港での乗り継ぎ便です。こちらの空港は乗り継ぎを積極的にサポートしており手続きもとてもスムーズと好評です。日本人のスタッフも常駐しているのが心強いですね。KLMオランダ航空の日本語サイトから格安チケットの予約も可能です。アムステルダムからコークへは直行便で約1時間50分、エアリンガス航空から毎日4便ほどが運航されています。また首都ダブリンからは、1日4便から8便が約1時間のフライトで運航されています。