ベンガジの概要
ベンガジまでは飛行機でおよそ16~17時間で行くことができます。ベンガジの歴史や経済、気候、主な交通手段を事前に調べてベンガジ旅行を有意義に楽しみましょう。
トリポリに肩を並べるリビアの重要都市「ベンガジ」
リビア東部キレナイカ地方の中心都市、ベンガジ。現地の発音ではバンガージーと呼ばれるこの町は、弧を描いて何層にも重なる大通りが特徴的。ギリシャ時代から続く交易都市として、市内にはかつての遺跡が少ないながらも残されています。旧市街の中心に位置するマイダン・アルシャジャーラ地区には、オリエントと近代建築が融合したような町並みが見られます。王宮やベンガジ動物園なども、この街を観光で訪れるなら立ち寄っておきたい名所。リビアの経済と金融の中心として発展が目覚ましいベンガジは、古代と現代の入り混じった独特の都市空間を醸し出しています。
ベンガジの歴史
ギリシャ時代ごろから、アラブ隊商による東西貿易の中継点として栄えてきました。西方のトリポリが繁栄すると、相対的にその地位を弱めましたが、20世紀初めにイタリアが港を建設したことで港湾都市として新たに発展。1949年にキレナイカ首長国が建国されるとその首都となりましたが、カダフィ大佐がクーデターによりリビア共和国を打ち立てると首都はトリポリに移されました。
ベンガジの経済
キレナイカ地方の経済の中心ベンガジ。とくに、内陸地域の農産物や原油などがこの街に集積され、海路を通じて海外へ輸出されます。また、同国の金融の中心地でもあり、リビア中央銀行はベンガジに置かれています。近年は観光業に力が入れられていて、ホテルなどの観光インフラの整備が進められています。
ベンガジ行きの格安航空券について
日本からベンガジのベニナ空港への直行便はありません。ベニナ空港へはトリポリはもちろんのこと、隣国の首都チュニスやカイロ、イスタンブールやドバイなどから定期便が就航しています。中でも日本からはイスタンブールやドバイへのアクセスが比較的容易です。格安航空券としてイスタンブールへは、成田空港からアエロフロート・ロシア航空を利用しモスクワを経由する方法があり、ドバイへは中国東方航空で2回乗り継ぐ方法があります。どちらの都市へも直行便の就航があるので便利。両空港からベンガジへは、国内のメイン航空会社リビア航空のチケットを別途お求めください。
ベンガジの気候について
周囲には砂漠地帯が広がり、年間を通じてほとんど雨が降りません。とくに4月から9月にかけては月間降水量が一桁となります。夏場の最高気温はしばしば30度を超えますが、冬季には20度を下回ることが多くなります。観光で訪れるのであれば、夏の盛りを避けて10月から3月の間に渡航するのが良いでしょう。
ベンガジの主な交通手段
アフリカ大陸の地中海岸ルート上に位置し、東西を結ぶ鉄道や高速道路が敷設されています。市内の移動はミニバスかタクシーが一般的。ミニバスは決まったルートを走行しますが、バス停はなく経路上であればどこでも乗り降り可能です。ただし、ベンガジの道路は渋滞が多いので移動時間には余裕をもたせるようにしましょう。
ベンガジ旅行 よくあるFAQ
陶器を機内に持ち込みたいのですが。
はい、可能です。機内持ち込みの重量制限があるので、ご注意ください。
搭乗手続きにはどの位時間がかかりますか?
通常空港には到着2時間前に到着していることを推奨されています。
ビジネスクラスでは優先搭乗できますか?
はい、優先搭乗になります。また小さなお子様とご一緒の方や、高齢またはお身体の不自由な方の場合も、優先搭乗可能です。
ビジネスクラスを使う場合、ラウンジは使用できますか?
はい、使用できます。またクレジットカードによっては会員で利用できるラウンジもあります。