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カーブルの概要

カーブル

画像の出典元: iStock

人口-
都市コードKBL
人気の航空会社
  • エアインディア
  • エミレーツ航空
  • ターキッシュ エアラインズ
飛行時間14~17時間

カーブルまでは飛行機でおよそ14~17時間で行くことができます。カーブルの歴史や経済、気候、主な交通手段を事前に調べてカーブル旅行を有意義に楽しみましょう。

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悠久の歴史を刻む都市「カーブル」

カーブルは中央アジアにあるアフガニスタンの首都。周囲を高い山に囲まれた標高1.800mの盆地に位置し、カーブル川沿いに開けた町です。市の北部にはカーブル国際空港を有しています。3,500年以上もの長い歴史があり、ユーラシア大陸東西の交通路として発展。「文明の十字路」と呼ばれていました。国内で最大の経済・文化の中心地であり、国を代表する国立カーブル大学があります。商業も発達しており、家具・皮革・ガラス工業なども活発です。また考古学的にも貴重な遺跡が沢山あり、特に世界遺産に指定されているバーミヤン遺跡は有名。過去の戦火で破壊された部分の修復が行われています。魅力的な遺跡が多い地域でもあり治安の安定が望まれています。

カーブルの歴史

紀元前255年頃からのバクトリア時代には、都市としての営みがありました。9世紀頃、この地の支配者がイスラム教へ改宗。イスラム化が進みます。その後、徐々に交易都市として栄え、16世紀には経済、軍事の拠点とてして繁栄。ムガール帝国の支配下に入ります。その名残は現在の観光名所であるバーブル・ガーデンで垣間見ることができます。1700年代、アフガン帝国の支配下となり、文化・ビジネス都市として躍進。1838以降のアフガン戦争では戦場となった後、ソ連の軍事介入、諸勢力の争い、タリバンの支配下に置かれました。2004年にはアフガニスタン・イスラム共和国が設立し、現在に至ります。

カーブルの経済

カーブルの特産品はナッツやドライフルーツ、飲料、また革や羊の皮製品や伝統的なアフガン絨毯、家具や衣料品です。また、2001年以降は、ショッピングセンターが地域の発展に貢献してきました。またカーブルのあるアフガニスタンとしては、米や小麦などの農業が盛んで、他国に一部の作物を輸出しています。近年の紛争により破壊された交通機関の修復などを、各国の支援を受けながら復興しており高層ビルも建設されています。

カーブル行きの格安航空券について

カーブルへの直行便はなく乗り換えが必要です。ドバイで乗り換えするエミレーツ航空の航空券がおすすめです。ドバイへの便は成田、羽田、関西から毎日、運行されています。機内サービスも好評で、航空業界ではいくつもの賞を受賞。機内食やエンターテインメントサービスは、長時間のフライトを楽しいものにしてくれるでしょう。日本人の客室乗務員が搭乗していたり、日本語のホームページも充実しており、言葉の面でも安心感を得られます。

カーブルの気候

カーブルはステップ気候に属します。4月~11月が乾期、12月~3月が雨期。年間降水量の大部分は12月から2月にかけての冬に集中します。この時期は積雪もあり気温は-10度位まで下がることもあります。夏は5月~8月で雨がほぼ降らず、気温は30℃~40℃になることも。3月~4月に短い春があり、その時期には杏の花が咲き街を彩ります。

カーブルの主な交通手段

カーブルの主な交通手段

画像の出典元: Step

カーブルではバスの路線網が豊富で便利です。現在、約200以上の路線が運行されていますが、今後もさらなる増便が計画されています。また、タクシーは市内のどこでも利用することが可能。運賃も安く利用しやすいですが、念のため郊外での利用は控えた方が良いでしょう。鉄道はありませんが、将来的には建設する計画が進められています。またかつて運行されていたトロリーバスの再開も期待されています。

バス カーブルには公営のバス会社(Millie Bus)が運営されています。定時運行がされていますが、さらなる台数の需要が求められています。ラッシュ時は大変混雑するので注意してください。
タクシー タクシーは外国人に人気ですが、夜間にタクシーを探すのは難しくなります。予約できるよう、予めタクシー会社の電話番号を控えておくことをおすすめします。乗車時に料金の確認をするようにしましょう。