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イエメン旅行へ行く前に確認するポイント

Republic of Yemen

画像の出典元: istockphoto.com

正式名称イエメン共和国
人口約2400万人
首都サナア
国コードYE
言語アラビア語、英語
国番号(電話用)967

イエメンまでは飛行機でおよそ----時間で行くことができます。イエメンの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なイエメン旅行を楽しみましょう。


紅海とインド洋に面しており、アラビア半島の南西端に位置しオマーンとサウジアラビアに隣接しています。日本の1.5倍程の大きさの国です。

日本からイエメンへの渡航について

直行便と飛行時間

日本からの直行便はないので乗り換えが必要です。乗り換え地としてはドバイ、アブダビ、カイロ、ドーハなどのアラブ圏のほか、ヨーロッパから直行便が出ています。一般的にはドバイやアジアの都市に行き、そこからサナアやアデン行きへ乗り継ぎます。所要時間は経由地によっても異なりますが、ドバイ経由ならば14時間程かかります。

日本との時差

日本との時差はマイナス6時間です。日本が午後12時の時に、イエメンは朝6時です。サマータイムはありません。

イエメンにおけるビザ・入国手続きについて

入国する際にはビザが必要です。観光ビザの場合は1カ月以内の滞在が可能。取得の際は、パスポートの有効期間が3ヵ月以上残存していることが条件です。その際は日本のイエメン大使館で申請する必要があります。その際の費用として6000円がかかります。イスラエルへの入国記録があると入国できなくなるので注意する必要があります。 入国審査の際は、パスポートと入国カードを提示します。入国カードは機内で配布されるので、ミスや漏れがないように記入しましょう。なお、ビザ・パスポート情報は予告なく変更されることがあるため、前もって大使館や領事館、旅行会社などで確認しておくことをオススメします。なお、イエメン全域には現在「退避勧告」が出ているので、いかなる目的であっても渡航や滞在は見合わせるようにしましょう。

イエメンの気候について

イエメンは1年を通して気温が高く雨も滅多に降らないことが特徴。しかし地域によって気候は多少異なり、湿度が高い場所もあります。ベストシーズンも地域によって差異があり、サヌアですと高原特有の穏やかな気候となる4月~9月が過ごしやすいでしょう。その他、ソコトラ島のベストシーズンは11月~3月となっています。他の時期はモンスーンによる空の便の欠航や、気温が40℃以上に上がるため、ご旅行はシーズン期間を狙いましょう。

イエメンの免税について

免税情報なし

必要最低払い戻し購入額
VAT税率
払い戻し率
税関スタンプ受領期限
免税書類申請期限
免税条件
必要な税関スタンプ
特記事項

イエメンの通貨とチップ

イエメンの通貨とチップ

画像の出典元: 

通貨について

通貨単位は、リアル(YR)とフィルス(Fils)で、紙幣は1000,500,200,100,50リアルの6種類です。貨幣は20,10,5,1リアルです。普段の生活で、フィルスはあまり使われていません。

チップについて

基本的にはチップを必要としません。気持ちが良いサービスを受けたり、無理を通してもらった際には渡してもいいでしょう。

旅のお役立ち情報

イエメンの電圧とコンセント

イエメンの電圧とコンセント

電圧は220ボルト、50ヘルツです。日本の電化製品では、場合によっては変圧器が必要でしょう。プラグ形式はB3型、C型でまれにBF型も見かけます。万能な変換プラグがあると便利です。

イエメンのネット環境

イエメンのネット環境

サヌアのネット環境は非常に悪く速度も遅いです。都市部にはネットカフェも多いですが、回線が混み合っている場合は接続に時間がかかります。1時間40~80円程でネットカフェが使えます。

イエメンの飲料水

イエメンの飲料水

基本的にはミネラルウォーターを購入することをおすすめします。氷にも注意が必要です。水道水は必ず沸騰させてから飲むようにしましょう。飲料水は50mlで約50リアルくらいです。

文化・宗教・マナーについて

イエメンの文化

紀元前1000年頃のシバ王国の歴史を紡ぐ、古い歴史ある国です。国民のほとんどがイスラム教徒の為、イスラムの生活様式が目立ちます。砂漠には現在でもベドウィンと呼ばれる遊牧民が生活しています。成人男性はジャンビーヤと呼ばれる短剣を携えており、女性は宗教的な習慣から髪や体をスカーフや布で覆っています。イエメンにおいては恋愛結婚が認められておらず、親が結婚相手を決めることが一般的です。恋愛結婚をするのは1~2割程だそうです。

イエメンの宗教

ほぼ100パーセントがイスラム教です。その他に300人ほどユダヤ教を信仰している人もいます。

イエメンのマナー

イエメンの服装マナーとして男女共に長袖や長ズボンを着用し、肌の露出を控えます。特に女性はボディラインが目立つ服装も避け、髪の毛の露出も極力控えましょう。また、飲酒や豚肉を食べることも禁じられています。

イエメンの食文化

イエメンの食文化

画像の出典元: 

イエメンには、食材をターメリックやクミンなどで味付けし、石鍋で煮たサルタと言う料理もサヌアの郷土料理として有名です。元々東南アジアとヨーロッパを結ぶスパイスやコーヒー、香乳などの貿易ルートとして発展した背景があり、「ギシル」と呼ばれる、カルダモンやシナモンのスパイスとコーヒーの殻を一緒に煮だしたコーヒー飲料にその影響が見受けられます。お酒が禁じられている一方で、趣向品としてカート(アカネ科の葉)を噛む文化があります。

イエメンの主要観光地と世界遺産

イエメンの主要観光地と世界遺産

画像の出典元: istockphoto.com

イエメンの主要観光地

サヌアの旧市街はユネスコ世界遺産に登録されており、穏やかな気候で過ごしやすいです。その他にも岩壁にへばりつくように建てられた住宅があるサヌア郊外の山岳地帯、サヌアから車で5時間の場所にあるタイズ、シバの女王の王国として栄えたマーリブ、インド洋のガラパゴスと呼ばれるソコトラ島があります。文化遺産に登録されたシバ-ムやソコトラ島のソコトラ群島は自然遺産として登録されています。ソコトラ島ではキノコのような形をした「竜血樹」という植物が有名です。

イエメンの世界遺産

文化遺産はシバーム旧城壁都市、サナア旧市街、古都ザビードがあり、自然遺産ではソコトラ群島 があります。紀元前8世紀~3世紀ごろの王国、「ハドラマウト王国」首都跡、「シバームの旧城壁都市」は、ユネスコ世界遺産として登録されており、「最古の高層ビル群」、「砂漠のマンハッタン」と呼ばれています。

イエメンのお土産について

イエメン特産品のモカコーヒーが有名で「モカ」はイエメンの地名から来ています。その他には、イエメン原産の蜂蜜やティハマ特産の織物を使った小物やアラビア感漂うアクセサリーなども人気です。