ヴヌーコヴォ国際空港があるロシアのモスクワへご旅行をするならスカイチケットのセット旅行プランがお得です。ホテル+国内・海外の航空券を同時セットにご予約いただけるので面倒な手間も省けて、簡単に旅のプランをつくることができます。ご利用されるシーンにあわせてさまざまなご利用をカスタマイズすることができるのでスカイチケットのセット旅行はおすすめです。ヴヌーコヴォ国際空港は、ロシア連邦の首都として機能してるモスクワ市にある空港です。市街地から南西部19kmの位置にあり、空港総面積が840ヘクタール、年間の利用者数は約910万4,000人で国内第2位の規模の空港になっています。ヴヌーコヴォ国際空港が開港したのは1941年で、もともとは旧ソ連軍の空軍基地だったところです。東ヨーロッパ圏内の防衛と侵攻に備えた前線基地だったため、最大で計6,200機もの戦闘機を配置していたこともあります。1945年の終戦後も空軍基地のまま使われていましたが、1950年頃から世界各地で航空機需要が高まりだしたことで、旧ソ連の空の玄関口を担う空港が必要となり、1958年に軍民共用のヴヌーコヴォ国際空港が誕生します。開港前の1953年から1957年の間に空港敷地面積の拡張と旅客ターミナルビルの建設などが行われ、長さ4,100m・幅50mの滑走路が4本と計4棟のターミナルビルが設置されました。ヴヌーコヴォ国際空港はアメリカ・スペイン・イタリア・日本・アラブ首長国連邦など、世界51か国260都市とつながった直行便が乗り入れており、1日230便の離発着があります。旅客機だけの離発着数では世界一の本数で、2001年にギネス記録に登録されました。2010年からラメンスコエ空港とビゴヴォ空港の国内線過密状況を打開するために、ヴヌーコヴォ国際空港はハブ空港機能も有するようになってさらに利用者数が増加しています。A・Bターミナルは国際線専用、Cターミナルは本拠地としているロシア航空専用で、Dターミナルが国内線用です。保安検査や出入国手続きを行う施設はAターミナルの2階に集約されているのが特徴で、手続き後は専用連絡通路を利用して各航空会社専用フロアに移動することになります。搭乗ゲートは65か所にあり、ボーイングブリッジで航空機に乗り込みますが、国内線は小型機しかないのでタラップを使用します。ヴヌーコヴォ国際空港周辺で観光するのにおすすめの地域は、モスクワ市の北東区です。ロシア帝国時代の旧市街地が広がっている一帯で、世界遺産に指定されている大聖堂や運河などがある観光スポットになっています。中心部から離れているため車の通りも少なく、散策を楽しめる場所です。ヴヌーコヴォ国際空港周辺の主なランドマークは、「赤の広場」「ドヴェルスカヤ通り」「聖ワシリイ大聖堂」「ボリジョイ劇場」「トレチャコフ美術館」「ベラルースキー駅」の6か所です。「赤の広場」はモスクワ市の中央区にある広場で、連邦議会堂や国立図書館など数多くの官庁施設が周囲にあります。毎年11月の建国記念日の時は、この広場で式典が催されます。ロシア帝国時代の礼服を身に付けた人々が約40万人集まり、観光客も数多く集まって式に参加することも可能です。「ドヴェルスカヤ通り」はモスクワ市の目抜き通りで、大通り周辺は繁華街になっているところです。デパートやレストラン、観光案内所などが点在しており、観光客だけでなく現地市民も各種商店を利用しています。この大通りから市内各所に向かう循環バスに乗車することもでき、タクシーも頻繁に行き交うので移動手段を見つけやすいです。「聖ワシリイ大聖堂」は1640年に建設されたロシア正教の教会です。ロシア帝国第5代皇帝キーウ・モロゾフによって建設され、ロマネスク様式の豪華絢爛な建物になっています。1994年にユネスコ世界遺産に登録されたことで、モスクワ市を代表するランドマークとなりました。一般公開されており、自由に内部を見て回ることができます。「ボリジョイ劇場」は東区にあるサーカス劇場で、1830年に建設されました。当初はオペラが催されていましたが1921年からサーカスが開催されるようになり、現在は世界に名を馳せるボリジョイサーカスの聖地になっているほどです。「トレチャコフ美術館」は1886年に建設され、ロシア連邦だけでなく世界各地の美術品を収蔵しているのが特徴です。ゴッホやダヴィンチの名画も展示されているため、世界各地から観光客が訪れています。「ベラルースキー駅」は世界最長路線のシベリア鉄道の始発・終着駅です。1日120本の列車が運行されており、ベルリンやパリ、ワルシャワに向かう国際列車に乗ることも可能です。国内の主要都市にも行けるため、毎日大勢の利用客がいるターミナル駅になっています。