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ベトナム旅行へ行く前に確認するポイント
Socialist Republic of Vietnam
画像の出典元: istockphoto.com
正式名称 | ベトナム社会主義共和国 |
---|---|
人口 | 約9000万人 |
首都 | ハノイ |
国コード | VN |
言語 | ベトナム語 |
国番号(電話用) | 84 |
ベトナムまでは飛行機でおよそ5~6時間で行くことができます。ベトナムの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なベトナム旅行を楽しみましょう。
ベトナムはインドシナ半島東部に位置し、東辺は南シナ海に面しています。北は中国、西はラオスやカンボジアと隣接しています。南北に細長いベトナムは、大きく北部、中部、南部の3つに区分されます。1960~70年代のベトナム戦争の結果、北ベトナムが南ベトナムを併合し社会主義共和国として現在まで続いています。
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日本からベトナムへの渡航について
直行便と飛行時間
日本からはハノイとホーチミンへの直行便が就航しています。成田空港や羽田空港からハノイまでは約5時間半、同じくホーチミンまでは約6時間かかります。
日本との時差
ベトナムとの時差は日本時間からマイナス2時間です。サマータイムはありません。
ベトナムにおけるビザ・入国手続きについて
■ パスポート残存有効期限
入国時、6カ月以上有効なパスポートが必要となります。往復、または別の国へとフライトする航空券を所持していることも条件になります。
■ ビザ観光目的の場合、45日以内の日程ならば査証は不要です。
■ベトナム入国の流れ1.入国審査(Immigration)
パスポート、eチケット控えを用意し、入国カウンターへ進みます。
2.荷物の受け取り(Baggage Claim)
搭乗した飛行機・便名のターンテーブル待機し、荷物を受け取ってくさだい。
3.税関(Customs)
申告するものがない場合、そのまま通過が可能となっています。
■ベトナム出国の流れ1.チェックイン(搭乗手続き)
各航空会社のカウンターで、パスポートや持ち込みの手荷物以外の荷物を提出してください。
2.出国審査
税関の審査が終わったら、出国審査のカウンターへと進みましょう。
ベトナムの気候について
ベトナムは南北に細長い国土のため、地域によって気候は大きく異なります。北部には四季のようなものがあり、5月~10月が夏にあたります。湿気も多く、スコールのような雨が降り続く時期もあります。冬でも平均13度ほどで寒さは厳しくありません。中部は8月~10月に台風が発生することが多く、その影響でしばしば洪水が起こります。3月~8月は暑くなり、特に5月は蒸し暑いので水分補給が十分必要です。南部は5月~10月が雨季、11月~3月が乾季となります。1年を通して気温が高く、蒸し暑い時期もありますが、乾季は比較的過ごしやすいです。
ベトナムの免税について
免税店で、パスポートを提示して申請書をもらいます。通関で免税書類兼インボイス、未使用の購入品を提示。あとは還付カウンターで還付金を受け取るだけです。
必要最低払い戻し購入額 | 200万ドン |
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VAT税率 | 10% |
払い戻し率 | 還付率10%(還付額から最大15%が手数料として差し引かれる) |
税関スタンプ受領期限 | |
免税書類申請期限 | 購入から60日以内 |
免税条件 |
|
必要な税関スタンプ | |
特記事項 | 空港免税店でも、ぼったくり被害があり問題になっています。購入した際は必ずレシートや値札を見て、支払った金額と合っているか確認しましょう。 |
ベトナムの通貨とチップ
通貨について
通貨は、「ドン」を使用しています。紙幣では100、200、500、1000、2000、5000、1万、2万、5万、10万、20万、50万ドンが発行されています。硬貨は200、500、1000、2000、5000ドンがありますが、ほとんど流通していません。スーパーなどでも1000ドン未満は切り捨てで清算するのが一般的です。
チップについて
ベトナムではチップの習慣はありません。高級レストランであっても、サービス料を含む場合には、チップを渡す必要はありません。ホテルでは1万ドン程度、タクシーはチップ不要です。
旅のお役立ち情報
ベトナムの電圧とコンセント
ベトナムの電圧は220Vです。日本から持ち込んだ電化製品を使用する際は、変圧機能が備わっているかどうか確認しましょう。プラグはA型とC型が多く、SE型とBF型も使用されています。
ベトナムのネット環境
ベトナムのインターネット通信普及率は良く、Wi-Fi普及率も高いです。インターネットの接続速度は東南アジアで一番早いと言われています。カフェやレストランでは基本的にWi-Fiが設置されているので、パスワードが必要な場合は店員に尋ねましょう。
ベトナムの飲料水
ベトナムの水道水は絶対に飲用してはいけません。ミネラルウォーターを買いましょう。レストランや屋台で出される氷も同様です。水は500mlあたり、3000~6000ドンで購入できます。
文化・宗教・マナーについて
ベトナムの文化
ベトナムでは、イベントなどは盛大に華やかにお祝いをします。お葬式も日本の静かな雰囲気とは真逆です。お正月は旧暦で祝います。そして、ベトナム人は昼寝の習慣があり、昼間の暑い時間は町中でも横になっている人を見かけることがあるでしょう。また、時間にこだわらない面があるので、日本の感覚でみると驚くことがあるかもしれません。
ベトナムの宗教
ベトナムでは仏教が80%を占めており、その他にはカトリックやカオダイ教などが信仰されています。
ベトナムのマナー
ベトナムは右側通行で、右折は赤信号でも行って良いというルールがあります。日本とは違い歩行者よりも、車やバイクが優先なので注意が必要です。道路を横断する時は、車やオートバイの隙間を見つけて真っ直ぐ横切りましょう。このとき、立ち止まりさえしなければ轢かれることはありません。食事の際、お皿に口をつけてスープを飲むことは下品とされています。おしぼりは有料、お会計はテーブルで行うのが基本です。女性の喫煙は好まれませんので気配りを忘れずに。
ベトナムの食文化
ベトナム料理といえば、フォー(米粉から作られた麺料理)、バインセオ(ベトナム風お好み焼き)、コム(ベトナム風どんぶり)、フーティウ(麺料理)、春巻き、パイン・ミー(ベトナム風バケットサンド)など日本でも人気の料理が多々あります。ベトナムコーヒーも有名です。またデザートにはココナッツミルクを使ったお菓子もよく食べられています。屋台も多く、リーズナブルで美味しいので試してみてください。フランス領だった頃の影響でフレンチレストランも数多くあり、ベトナム中部で生産されるダラットワインは近年高い評価を得ています。
ベトナムの主要観光地と世界遺産
ベトナムの主要観光地
首都ハノイには、世界遺産のタンロン遺跡や大教会、ホー・チ・ミン廟、市民劇場などの観光名所があります。ハノイから日帰りのバスツアーが多数出ている美しいハロン湾には、世界中から多くの観光客が訪れます。また、南部の最大都市ホーチミンでは戦争証跡博物館やベンタイン市場などがおすすめ。中部の古都ホイアンなも日本人に人気の観光地です。
ベトナムの世界遺産
ベトナムには8か所の世界遺産があります。自然遺産はハロン湾トフォンニャ-ケバン国立公園の2か所があります。そして文化遺産にはフエの建造物群、ホイアンの古い町並み、ミーソン聖域、ハノイのタンロン皇城の中心区域、胡朝の城塞の5か所が登録されています。複合遺産はチャン・アンの景観美関連遺産群があります。そして、ベトナムの雅楽にまつわ、ベトナム中央高原のゴングの文化的空間が無形文化遺産に指定されています。
ベトナムのお土産について
ベトナムのお土産はインスタント麺、ライスペーパー、ベトナムコーヒー、調味料などが人気です。コーヒーは人に渡すにも便利でしょう。アオザイ(民族衣装)、サンダル、ノンラー(ベトナム風麦藁帽子)などはベトナムならではのお土産として有名です。最近は新しいテイストの雑貨がたくさん増え、バッチャン焼きの陶器やプラカゴ、ランタンなども女性に人気があります。
ベトナム旅行 よくあるFAQ
Q:ベトナムでは英語は通じますか?
A:ベトナムは観光地や外国人が多いエリアでは英語が通じることが多いでしょう。
Q:ベトナムへ飛行機で行く場合、最も人気があるのはどの空港ですか ?
A:旅行者向けな空港はハノイのノイバイ空港(HAN)、ダナンのダナン国際空港(DAD)、ホーチミンのタンソンニャット空港(SGN)です。
Q:ベトナムの主な交通機関は?
A:市内であればタクシー、シクロ(人力車)やローカルバスがあります。長距離の移動は国内線飛行機、ベトナム南北統一鉄道や観光客向け船との選択があります。
Q:ベトナムの治安は?気を付けた方がいいことは?
A:他の東南アジア国と比べて治安がより安定ベトナムは、観光客を狙ったひったくりや置き引きなど軽犯罪が多発しているので、夜間一人で外出することは避けましょう。町歩きの際には貴重品管理に十分注意してください。
Q:ベトナム旅行で持って行ったほうがいいものは?
A:1年中暑い印象のベトナムは虫除け、常備薬、汗拭きシート、晴雨兼用の傘、帽子や日焼け止めを携帯することをオススメします。