アメリカ領ヴァージン諸島 - セントトーマス島について

セント・トーマス島はカリブ海のアメリカ領ヴァージン諸島にあり、アメリカ領ヴァージン諸島の中心地の島です。セント・トーマス島は火山性の島で面積は82平方キロメートル、人口は約48,000人、中心地はシャーロット・アマリーです。セント・トーマス島（セントトーマス島）の気候は1年を通して温暖なことで知られています。基本的に時期によって多少気温の変化はありますが、おおむね20度から30度の間の気温です。そのため、旅行に行く場合にも半そでか長そで1着を持って行けば体調を崩すようなことはまずないでしょう。セント・トーマス島（セントトーマス島）は北半球にある島のため7月から9月は比較的気温が高く、30度近くになることが多いため夏場は日本と同じような恰好で問題ありません。天気は晴れが多いですが、時折晴れの日でも雨が降ってくることがあります。そういう意味では天候の予想がしにくい島の一つです。気温が高い5月から9月ぐらいにかけてはよく雨が降りますが、それ以外は特別に雨が降るようなこともありません。セント・トーマス島（セントトーマス島）のランドマークの一つはマウンテントップと呼ばれるところです。これは名前の通り山の頂上、つまり一番標高の高いところを意味しています。島自体はそれほど大きくなく、マウンテントップに行ったとしても標高自体は実はそこまで高くありません。それにもかかわらずマウンテントップがランドマークとされているのは、山の頂上から見える景色がほかの地域とは全く違うものだからです。エメラルドグリーンの海が大きく広がっており、日本では決して味わうことができない景色を深く目に焼き付けることができるでしょう。そして世界でも10本の指に入るぐらいの美しいビーチとして知られているメーゲンズベイビーチを広く見渡すことができます。手前の海岸沿いから奥の方の海が深くなっていて色が濃くなっているところまで、すべてを自分のものにすることができるのはやはり海外ならではの魅力と言えます。このランドマークに来た時にはぜひバナナダイリキを飲んでおきましょう。なお基本的にアルコールが入っていますのでアルコールが飲めない人や酔い易い人などは避けた方が無難です。展望台にバーがあり、そこで注文すれば飲むことができます。メーゲンズベイビーチもランドマークの一つとして数えられています。マウンテントップから見渡すことができるメーゲンズベイビーチが気に入ったのならば一度足を運んでみると良いかもしれません。このビーチでは近くで見てもきれいなエメラルドグリーンの色を味わうことかできます。もともと海の水がきれいなこともありますが、白い砂浜が一層海のエメラルドグリーンを引き立てています。このビーチは有料となっていますが、美しいビーチの管理費と考えておけばよいでしょう。トイレや更衣室あるいはシャワーなども完備されています。6月から9月ぐらいまでは気温の高いシーズンになるため海水浴をして楽しむのも良い思い出になるでしょう。海水浴だけでなくシュノーケリングをすることで日本ではなかなか見ることができない魚を見ることもできます。南の島にきたと感じるのは海や白い砂浜だけでなく、ヤシの木の魅力も欠かせません。この周辺はヤシの木が生えており、いかにも南の島のイメージを強く持つことができるはずです。この島は砂浜自体も非常に柔らかいことで有名で、小石や貝殻などはほとんどなく、子供が裸足で歩いても安心できる場所の一つです。セント・トーマス島（セントトーマス島）の観光スポットの一つがブラックピアーズ城と呼ばれるところになります。これは日本のお城をイメージすると全く違ったものが視界に入ってきて驚くことでしょう。どちらかといえば丘の上に立つ灯台のようなものです。アメリカの国定歴史建造物に指定されているこの建築物は、1679年に建築されました。船に場所を知らせるために造られた灯台ではなく、当時この島に住んでいたデンマーク兵士が敵の船を発見するために建築されたものとされています。周辺はホテルに囲われており、ホテルまでの距離も近いことから訪れてみるのもよいでしょう。また、観光スポットとして潜水艦に乗れる場所があります。潜水艦の名前をアトランティス号と呼びますが、この潜水艦に乗って1時間ほど海底のサンゴ礁や魚などを見学することができます。海の深さは30mほどで特別に深い訳ではありませんが、スキューバダイビング経験者などでなければなかなか自分の肉眼で見ることができない景色を堪能できるのは素晴らしい、の一言です。