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シリア・アラブ共和国旅行へ行く前に確認するポイント
Syrian Arab Republic
画像の出典元: pixabay.com
正式名称 | シリア・アラブ共和国 |
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人口 | 約1800万人 |
首都 | ダマスカス |
国コード | SY |
言語 | 公用語は現代標準アラビア語。その他アラビア語の方言、シリア語、クルド語などがあります。 |
国番号(電話用) | 963 |
シリア・アラブ共和国までは飛行機でおよそ----時間で行くことができます。シリア・アラブ共和国の気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なシリア・アラブ共和国旅行を楽しみましょう。
シリアはトルコやイラクなど5か国と隣接しており、東地中海に面した共和制の国家です。
日本からシリアへの渡航について
直行便と飛行時間
日本からシリアまでの直行便は、2016年現在就航していません。アジアや中東、ヨーロッパの主要都市を経由する必要があり、所要時間はおよそ16~18時間です。
日本との時差
日本とシリアの時差は7時間で、日本の方が7時間進んでいます。サマータイムを採用しています。期間中、時差は6時間に縮まります。
シリアにおけるビザ・入国手続きについて
入国の際には前もって大使館に出向き、ビザを取得する必要があります。原則として、パスポートの有効期間が6ヶ月以上残存していることが条件です。なお、イスラエルへの出入国記録があると、ビザの発給および入国が拒否されますので要注意。 入国審査ではパスポートと入国カードを提示しましょう。入国カードは機内で配布されるので、ミスや漏れのないように記入して下さい。ビザやパスポート情報は予告なく変更されることがあるので、大使館や領事館、旅行会社などで事前に確認することをオススメします。 また、シリアにおいては全域に「退避勧告」が出されているので、どのような理由であっても渡航・滞在は見合わせるようにしましょう。
シリアの気候について
国土の多くを砂漠が占めていますが、地中海沿岸部、山岳地方など地域ごとに多彩な気候をもっています。夏と冬の寒暖の差が激しく、春と秋の非常に短い変則的な四季が特徴です。冬場は雪が降ることもあり、時に数10センチに達する大雪に見舞われる日もあります。夏季は高温乾燥、冬季は温暖多雨です。乾季は内陸に進むほど乾燥しています。
シリアの免税について
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必要最低払い戻し購入額 | ー |
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VAT税率 | ー |
払い戻し率 | ー |
税関スタンプ受領期限 | ー |
免税書類申請期限 | ー |
免税条件 |
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必要な税関スタンプ | ー |
特記事項 | ー |
シリアの通貨とチップ
通貨について
通貨の単位は、シリアン・パウンド(SP)です。紙幣は8種類、硬貨は5種類が使用されています。25シリアン・パウンド、10シリアン・パウンド、5Sシリアン・パウンドの紙幣は、ほとんど出回っていません。
チップについて
気持ちのいいサービスを受けたときにはチップを渡しましょう。レストランは店によって異なりますが、高級店でサービス料が加算されていない場合は、10%程度を渡したほうがいいでしょう。ホテルではあくまで目安ですが、25~50シリアン・パウンド程度となります。ベルボーイやルームメイドには、コインで渡すのはあまりよくないとされているそうなので、紙幣を渡しましょう。
旅のお役立ち情報
シリアの電圧とコンセント
シリアの電圧は220v。プラグはBタイプとCタイプが一般的です。日本の電化製品でも240vまで対応しているものに関してはシリアでも使用可能です。それ以外を使う場合には変圧器が必要となります。
シリアのネット環境
お店などでWi-Fiを利用できるところはほとんどありません。まれに利用できるお店があるので店員に聞いてみるのもいいかもしれませんね。無線LANスポットもほとんどないため、日本から持参したほうがいいでしょう。
シリアの飲料水
水道水を飲むことは可能です。しかし、ミネラルウォーターも一般的に売られているため、ミネラルウォーターを購入したほうがいいでしょう。値段は1.5Lのボトルで25シリアン・パウンドです。
文化・宗教・マナーについて
シリアの文化
国内のいたるところでアッシリア帝国時代の遺跡を発見できます。古代より文明が栄えた土地として、高度な文化が発達してきました。シリア人はこの伝統を誇りにし、世代を超えて受け継いでいるそうです。
シリアの宗教
イスラム教が全体の約90%(スンニー派約74%、その他約16%)を占めています。キリスト教は約10%とマイノリティになっています。
シリアのマナー
シリアはイスラム教徒のため女性の肌の露出は厳禁です。半袖で外を出歩くとムスリムの人々の目には非常識な女性と映ってしまうでしょう。なお、ムスリムの女性は原則、身内以外に肌を見せません。過度に露出をした服装をしていると事件に巻き込まれる可能性もあるため、服装には十分な注意が必要でしょう。
シリアの食文化
シリア料理は隣国のレバノンや他の中東諸国と似ている点が多いです。中東諸国でポピュラーなケバブのような肉料理もありますが、野菜を使った料理も一般的です。主に使用されているのはゴマやレモン、オリーブ油、ハーブ類、ヨーグルトなどの食材です。また、シリアの食卓にはマッセが出されます。マッセとはフムスというひよこ豆のペーストやババガヌーシュというナスのペースト、きゅうりを刻んで入れたヨーグルトといった多種の味を楽しめるペースト状の食べ物。よくパンに付けて食べられます。
シリアの主要観光地と世界遺産
シリアの主要観光地
古都ダマスクス、パルミラの遺跡、クラック・デ・シュヴァリエとカル-エッサラー・エル‐ディン、シリア北部の古村落群(シリア北部の古代集落)、古都アレッポ、ヘリオポリス、クラック・デ・シュヴァリエとカラット・サラーフ・アッディーン、古代都市ボスラなどが人気です。
シリアの世界遺産
文化遺産として古都ダマスクス、パルミラの遺跡、古代都市ボスラ、古都アレッポ、クラック・デ・シュヴァリエとカラット・サラーフ・アッディーンが登録されています。 なお現在イスラム国により多くの遺跡が破壊されました。
シリアのお土産について
オリーブ石鹸、バラ水、干したサフランなどがお土産として人気です。