スリナム行きの飛行機・航空券を検索

日本からスリナムへの渡航について

直行便と飛行時間

日本からスリナムへの直行便はありません。アメリカのニューヨークやマイアミなどの都市を経由したあと、カリブの島で乗り継いで行くことになります。所要時間は乗り継ぎ時間を除いて22時間前後かかります。また、スリナムは旧オランダ領ということから、アムステルダムからKLMオランダ航空とスリナム航空のコードシェア便が週5便運航しています。所要時間は約9時間25分。ブラジルのベレンからは向かうスリナム航空の便も週3本あり、約1時間45分かかります。

日本との時差

日本との時差はマイナス12時間となっています。サマータイムは採用していません。

スリナムにおけるビザ・入国手続きについて

■ パスポート残存有効期限

6カ月以上有効なパスポートを用意しましょう。

入国時、条件を満たすことでビザ不要で滞在できます。
就労意外を目的とした渡航であること(観光目的など)
帰宅時の航空券、滞在費及び滞在先の確保ができていること。これらの条件を満たしている場合は90日間の滞在許可が得られます。それ以外の場合はビザ(E-Visa)の取得が必要です。

1.入国審査(Immigration)

空港到着後、「Arrival」に従って入国審査のカウンターへ。審査官に電子入国カードやパスポートを提示してください。

2.荷物の受け取り(Baggage Claim)

搭乗した飛行機・便名のターンテーブル待機し、荷物を受け取ってくさだい。

1.チェックイン（搭乗手続き）

各航空会社のカウンターで、持ち込むもの以外の荷物などを提出してください。

2.出国審査

係官にパスポートを提示し、審査を受けます。時期によって混み合う場合もあるので注意が必要です。

3.手荷物検査

手荷物検査とボディチェックを受ける場合があります。

※実際の空港施設と入国・出国の流れが異なる場合があります

スリナムの気候について

スリナムは亜熱帯気候に属し、平均気温は26～28℃で年間を通してほとんど差がありません。海岸部では貿易風の影響により、そこまで蒸し暑く感じないでしょう。年間雨量は2340mmで、4～7月と11～2月が雨期にあたります。

スリナムの免税について

スリナムの通貨とチップ

画像の出典元: 

通貨について

通貨はスリナム・ドルが使用されております（2003年まではスリナム・ギルダーが使われていました）。紙幣は1、2,5、5、10、20、50、100ドル。硬貨は1、5、10、25、100、そして250セントです。

チップについて

基本的にスリナムにはチップを渡す習慣はありませんが、高級レストランなどで請求額にサービス料が含まれていない場合、代金の5～10％程度を支払った方が良いでしょう。

旅のお役立ち情報

スリナムの電圧とコンセント

スリナムの電圧は127Vで、日本の電化製品ではものによっては変圧器が必要になります。プラグタイプはCまたはSEです。

スリナムのネット環境

スリナムではWi-Fi環境がほとんど普及していません。またWi-Fiスポットがあったとしてもネットの通信速度は期待できないでしょう。 首都パラマリボも例外ではなく、 気軽にインターネットができる環境ではありません。

スリナムの飲料水

水道水の飲用は控えましょう。水を飲む際は、水道水を煮沸するか商店などでミネラルウォーターを購入しましょう。

文化・宗教・マナーについて

スリナムの文化

スリナムはもともとオランダの植民地だったこともあり、オランダ流の文化がしばしば見受けられます。そのほか、アフリカ各地から連れてこられた奴隷、同じくオランダの植民地だったインドネシアやインドからの労働者、そして先住民や中東の迫害を受けた人々など多数の民族が集まったことから、多文化の融合（クレオール）がみられます。

スリナムの宗教

キリスト教（プロテスタント、カトリック等）、ヒンドゥー教、イスラム教など。

スリナムのマナー

スリナム国民に共通する食事の習慣やマナーはそれほどかしこまったものはありません。ただ、牛肉を食べないヒンドゥー教徒や豚肉を食べないイスラム教徒、食事に左手を使わない文化の人や菜食主義の人もいるので、食事を共にする際は気を付けてください。

スリナムの食文化

画像の出典元: 

スリナムの料理は他のカリブや南米諸国とは異なり、多くのアジア系住民が母国の食文化を持ち込み、それぞれがミックスされた多彩なものになっています。

スリナムの主要観光地と世界遺産

画像の出典元: istockphoto.com

スリナムの主要観光地

スリナムの政治はここ20年は安定しており、観光業にも力を入れ始めています。スリナム川沿いに位置する首都パラマリボには近世からの建築が比較的よく残っています。代表的なものは、1667年に建設されたパラマリボ最古の建築物ゼーランディア要塞や周辺の統治時代の歴史的建造物群、1730年建造の大統領官邸、ウァーテルカント（水辺地区）の街並みなどがあります。また、モスク、シナゴーグ、教会などの宗教建築も多く、1837年完成の改革派教会の教会堂や1885年落成の大聖堂なども重要な観光名所です。

スリナムの世界遺産

スリナムの世界遺産としては、近世コロニアル様式を残す文化遺産「パラマリボ市街歴史地区」と、熱帯の動植物相が豊かな自然遺産「中央スリナム自然保護区」の2件があります。

スリナムのお土産について

スリナムのお土産としては、オランダの影響を受けた民族音楽のＣＤや民族楽器がおすすめです。また、砂糖やバナナ、柑橘類といった農産物の加工品も、お持ち帰りには手ごろです。

スリナム旅行 よくあるFAQ