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ハルツーム
2024/07/15 01:01時点
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スーダン旅行へ行く前に確認するポイント
Republic of Sudan
画像の出典元: istockphoto.com
正式名称 | スーダン共和国 |
---|---|
人口 | 約3,400万人 |
首都 | ハルツーム |
国コード | SD |
言語 | アラビア語、英語。部族語も多数点在します。 |
国番号(電話用) | 249 |
スーダンまでは飛行機でおよそ18~19時間で行くことができます。スーダンの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なスーダン旅行を楽しみましょう。
北アフリカに位置する国です。チャドや中央アフリカ共和国などと隣接しており、東は紅海に面しています。
日本からスーダンへの渡航について
直行便と飛行時間
日本からスーダンへの直行便はありません。成田空港から上海浦東国際空港まで約3時間45分、上海浦東国際空港からアブダビ国際空港まで約11時間、アブダビ国際空港からハルツーム(スーダン)まで約4時間30分です。乗り継ぎ時間が約10時間程あるので、総移動時間は29時間30分かかります。
日本との時差
日本とスーダンの時差はマイナス6時間です。サマータイムの導入はなし。
スーダンにおけるビザ・入国手続きについて
日本人がスーダンに入国するにはビザが必要です。取得の際にはパスポートの残存有効期間が入国時に6ヶ月以上あることが条件になります。また、イスラエルへの渡航記録があると、ビザの発給および入国を拒否されるので要注意です。 入国審査ではパスポートと入国カードを係官に提示します。入国カードは機内で配布されるので、ミスや漏れのないように記入して下さい。また、入国してから3日以内に外国人登録をするよう義務付けられているので、忘れないよう気を付けましょう。
スーダンの気候について
10月から3月は気温が安定するので観光シーズンとなっています。雨はほとんど降らないです。乾燥して湿度が低いため、気温が高くて過ごしやすい反面、日差しが強いのでサングラスや帽子などを用意すると良いでしょう。5月から10月ごろにかけては雨季となります。
スーダンの免税について
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必要最低払い戻し購入額 | ー |
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VAT税率 | 17% |
払い戻し率 | ー |
税関スタンプ受領期限 | ー |
免税書類申請期限 | ー |
免税条件 |
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必要な税関スタンプ | ー |
特記事項 | ー |
スーダンの通貨とチップ
通貨について
通貨はスーダン・ポンドが使用されています。補助単位はピアストルです。紙幣は1、2、5、10、20、50ポンド、硬貨は1、5、10、20、50ピアストルです。
チップについて
チップの習慣はないです。少額のお釣りなどを受け取らない事があります。レストランやタクシーの場合もチップを渡さなくても大丈夫です。外国人が使用するホテルでは荷物を運んでもらったりした場合に、ボーイに1ドル程のチップを渡すと良いでしょう。
旅のお役立ち情報
スーダンの電圧とコンセント
スーダンの電圧は230v、周波数は50Hzです。スーダンのコンセントタイプはB3、BF,Cタイプです。日本の電気製品では、場合により変圧器が必要でしょう。またコンセントタイプが違うため注意してください。
スーダンのネット環境
日本のような有線接続の環境はなく、インターネット接続が一般的です。現在はポケットWi-Fiなども普及していて、契約はダウンロード量を制限したものや、無制限のものまであります。価格は日本より安いか、もしくは同額ぐらいになります。通信速度は時間帯によって異なり、場合によっては終日通信ができない日もあります。
スーダンの飲料水
水道水は、煮沸して飲むことができたり、料理として使うこともできます。ただ、濁度が高いのでそのまま飲むことは控えた方がいいでしょう。ミネラルウォーター(600mL、1.5L)も手軽に買うことができます。
文化・宗教・マナーについて
スーダンの文化
スーダンは北アフリカの文化と南アフリカの文化が混合している国です。スーダンには全部で570の民族があり、言語も100を超えると言われています。また、スーダンの人々は笑顔で温厚な性格で知られています。
スーダンの宗教
イスラム教が73%、アニミズムなどの伝統宗教20%、キリスト教7%の割合です。尚、現在ではキリスト教徒への迫害が強まっていて、市民権を失いつつあるようです。
スーダンのマナー
イスラム教が浸透しているので基本的には右手でご飯を食べます。左手でものを掴んで食べるのも良くないとされ、コップなどを左手で持ってしまったら、生理的に不快感を感じるようです。ビジネスマナーとして、オフィスなどの部屋に入る際も右足から入るという決まりがあるようです。
スーダンの食文化
スーダンの一般的な食材は、小麦と羊肉、牛肉、トマト、ゴマ、米などです。特にゴマはスーダンの代表的な輸出品です。 一般的に食べられている料理は焼いた肉のケバブや仔羊の肉入りスープのショルバなどがあります。 地方によって食文化に違いがあり、砂漠気候のスーダン北部ではグラーサーという小麦で作ったパンをよく食べます。東部では隣接しているエチオピアの影響からムクバサと呼ばれる潰したバナナを食べる文化があります。そして西部では乳製品が主要となっています。 スーダンではクリームキャラメルというデザートが人気です。飲み物ではスパイスをきかせた、ガハアやお茶が飲まれています。
スーダンの主要観光地と世界遺産
スーダンの主要観光地
スーダンの主要観光地は、スーダン国立博物館、首都ハルツーム、カッサラ(スーダン東部)、オールド・ドンゴラの遺跡、オムドゥルマン(スーダン西部)などがあります。 国立博物館では、遺跡、土器などが展示されていてスーダンの歴史を感じることが出来ます。カッサラ(スーダン東部)ではコーヒーが人気です。ドゥルマン(スーダン西部)にはラクダ市があり、犠牲祭の前にはたくさんのラクダが売られてます。ラクダ購入は難しいですが、貴重なラクダ市場を見学できるだけでも一生の思い出になるかもしれませんね。
スーダンの世界遺産
スーダンには世界遺産が2つあります。 ひとつはメロエのピラミッド群です。エジプトのピラミッドより傾斜が急で細長い形をしています。観光客が比較的少ないのでゆっくり観光が出来ます。 そして、ゲベル・バルカルとナパタ地域の遺跡群。こちらは13の神殿と3つの宮殿、墓所遺跡を見ることが出来ます。
スーダンのお土産について
スーダンは観光客が少ない事もあり、お土産の種類もあまり豊富ではありません。お土産にするのであれば、皮に描かれた手描きスーダンの絵地図の壁掛けなどがいいいでしょう。また、オンドルマンの市場ではオールドビーズのネックレスがあります。ビーズ細工は豊富にあり、1スーダンポンド(日本円で約40円)から売られています。他にはカルカデと呼ばれるハイビスカスティー、木彫りの人形、ジャラビアと呼ばれる民族衣装も人気がありますよ。