【2027年版】マルタ・ワーホリの仕事探しと給料|求人の探し方と採用されるコツ
2026/09/17更新
マルタで仕事を探すなら、店頭の「アルバイト募集」を探して歩くのではなく、InstagramやFacebookで求人を見つけるのが主流です。日本の感覚のまま動くと空振りします。チェーン店は自社のウェブサイトに求人を出しています。まず情報を集めてから動くほうが、はるかに効率が良い環境です。
給料の水準も先に知っておきたいところです。ホスピタリティ系の時給は€6〜8程度で、マルタの最低賃金に近い水準です。ただしレストランなら「賄い」がほぼ付くため、実質的な手取りは見た目の数字より良くなります。
この記事では、どんな職種があるのか、求人はどう探すのか、採用されやすくなる要素は何かをまとめました。あわせて押さえておきたいのが、マルタの語学学校に有給求人を紹介・保証する仕組みはないという点です。仕事探しは自力で行うのが前提になります。
マルタ・ワーホリは始まったばかりの制度です。本記事は2026年9月時点で、すでに渡航している少数の日本人からの情報、学生ビザなど他のビザでの傾向、マルタの一般的な就労事情をもとにした内容です。現地での運用は今後も変わる可能性があります。

観光立国だから、ホスピタリティの求人が強い
マルタは観光立国です。そのため飲食業やホテルなど、ホスピタリティ系の仕事が見つけやすい環境です。
カフェやレストランでは多くの外国人が働いているので、日本人でも仕事はあります。鍵になるのはコミュニケーション力と、飲食業での経験です。
マルタ・ワーキングホリデーの仕事探し|職種と時給の実情から、求人の探し方と採用のコツまで
マルタで仕事を探すなら、店頭の「アルバイト募集」を探して歩くのではなく、InstagramやFacebookで求人を見つけるのが主流です。日本の感覚のまま動くと空振りします。チェーン店は自社のウェブサイトに求人を出しています。まず情報を集めてから動くほうが、はるかに効率が良い環境です。
給料の水準も先に知っておきたいところです。ホスピタリティ系の時給は€6〜8程度で、マルタの最低賃金に近い水準です。ただしレストランなら「賄い」がほぼ付くため、実質的な手取りは見た目の数字より良くなります。
この記事では、どんな職種があるのか、求人はどう探すのか、採用されやすくなる要素は何かをまとめました。あわせて押さえておきたいのが、マルタの語学学校に有給求人を紹介・保証する仕組みはないという点です。仕事探しは自力で行うのが前提になります。
マルタ・ワーホリは始まったばかりの制度です。本記事は2026年9月時点で、すでに渡航している少数の日本人からの情報、学生ビザなど他のビザでの傾向、マルタの一般的な就労事情をもとにした内容です。現地での運用は今後も変わる可能性があります。
この記事の目次
ここからは仕事探しの実務に入ります。まずどんな職種があるのかを整理し、求人が増える時期と探し方を確認します。そのうえで時給・賄い・チップはどのくらいですか?の実情、業種ごとにシフトはどう違いますか?の組み方、採用されやすくなるのはどんな人ですか?、そして仕事選びで気をつけたい点をまとめます。
どんな仕事がありますか?
マルタは観光立国なので、求人の中心は飲食業とホテルです。カフェやレストランでは多くの外国人が働いているため、日本人が入る余地も十分にあります。
| 職種 | 実情 |
|---|---|
| カフェ・レストラン | 季節やタイミングによりますが、多くの外国人が働いています。コミュニケーション力と飲食業での就労経験が見つけやすさにつながるのは他国と同じです |
| ホテル | 観光客の受け入れが軸の産業なので、求人は安定しています |
| 日本食レストラン | 日本人経営の店や日本食専門店は多くありません。ただし寿司をメニューの一つとして扱うレストランは多いため、そこで雇われやすいことはあり得ます |
| ホスピタリティ以外 | 求人自体はありますが、採用されるかは本人の経歴と職歴によります。ワーホリビザは1年限定なので簡単ではありません |
職種によってはフルタイムの仕事が得られ、その後に就労ビザへ切り替えられる可能性もあります。1年で帰る前提でなく、マルタでのキャリアを視野に入れる選択肢も残されています。
求人が増えるのはいつですか?
観光客が増えるのに合わせて、6〜8月ごろの求人数が最も多くなります。とはいえ観光客そのものは年間を通じて訪れているため、それ以外の時期でも求人はあります。
おすすめは春に渡航して語学学校を終え、夏の繁忙期に働き始める形です
この順番だと、学校の費用は通常料金で済み、仕事を探すタイミングで求人が最も多くなります。逆に夏に渡航すると、学費と滞在費がいちばん高い時期に授業を受けながら、炎天下で仕事探しをすることになります。渡航時期と学費の関係はマルタ・ワーキングホリデー徹底ガイドで詳しく比較しています。
求人はどうやって探せばいいですか?
ここが日本と最も違うところです。店頭に「We're Hiring」のような表示が出ていることもありますが、それが主流ではありません。
職種やエリアが決まっている場合はどうしますか?
多くの飲食店はInstagramやFacebookに、チェーン店の場合は自社のウェブサイトに求人情報を掲載しています。行きたい店が決まっているなら、まずそこを見てください。
闇雲に履歴書を配り歩かない
飛び込みでCVを配るより、先に求人情報を集めてから動くほうが効率が良い環境です。とくに夏は炎天下を歩き回ることになり、疲労で体調を崩す可能性もあります。求人が最も多い時期がいちばん暑い時期でもあるので、屋内で情報を集める時間を作ってください。
まずどんな仕事があるか見たい場合は?
マルタで仕事探しをしている人が集まるFacebookグループがあります。実際に求人情報を出す飲食店もあるので、相場感をつかむのに向いています。
情報源の使い分け
- 個店のInstagram・Facebook:働きたい店が決まっているとき
- チェーン店のウェブサイト:採用ページに募集が出ます
- 仕事探しのFacebookグループ:全体の求人状況を眺めたいとき
- 公式求人サイトJobsplus:ワーホリでは登録できませんが、現地の仕事の相場感を知るのに役立ちます
Jobsplusは登録できない点に注意してください。それでも、どんな職種にどれくらいの条件が付いているかを見られるので、面接で提示された条件が妥当かを判断する材料になります。
時給・賄い・チップ
ホスピタリティ系の時給はマルタの最低賃金に近い水準で、職種に応じて€6〜8程度が一般的です。
| 項目 | 水準 | 円換算 |
|---|---|---|
| 時給(ホスピタリティ系) | €6〜8 | 約 1,080〜1,440円 |
| チップ(任意) | 会計額の10%程度 | — |
| 賄い | レストランならほぼ提供 | 食費の削減に直結 |
※2026年8月時点の目安です。1ユーロ=180円換算。
賄いはどのくらい家計に効きますか?
レストランで働く場合、勤務時間帯に応じて食事が提供されることがほとんどです。マルタは日本より外食が割高で、スーパーの惣菜も日本ほど普及していません。賄いが付く職場を選べるかどうかで、生活費が変わります。求人を見るときは時給だけでなく、この点も確認してください。
チップはどのくらい入りますか?
マルタにもチップの文化はありますが、北米のようなほぼ強制のものではなく任意です。目安は会計額の10%程度。カフェで飲み物だけ、軽食だけという利用では払わないことも多く、逆にレストランや高級店では10%以上を残す人もいます。
チップの扱いは店によって違います。従業員に均等に分けられる店、フルタイムの従業員にのみ支払われる店など様々です。仕事を「選べる」立場にあるなら、面接で確認してみてください。ただしチップはあくまで臨時収入と考えて、収入計画には入れないほうが安全です。
業種別の営業時間とシフト
語学学校に通いながら働くなら、営業時間を知っておくとシフトの組み方が見えてきます。
| 業種 | 営業時間の目安 |
|---|---|
| レストラン | 昼12〜15時ごろまで営業し、いったん閉めて夜19時ごろに再オープン。ラストオーダーが23時になることもあります。高めの店は夜のみの営業も多いです |
| カジュアルレストラン | バーガーやピザが中心の店、観光地立地の店は昼から夜まで通し営業が多いです |
| カフェ | チェーン店でも朝7〜8時ごろから夜21時ごろまで。ローカルカフェはもっと早く開くこともあります |
| ファストフード | 朝8時ごろから夜23時ごろまで。深夜過ぎまで営業する店舗もあります |
| スーパーマーケット | 朝8時ごろから夜21〜22時ごろまで。24時間営業のミニスーパーも珍しくありません |
| ショップ(服飾・日用品) | 朝10時開店、夜19時閉店が多く、日本の感覚に近い時間帯です |
レストランの主戦場は夕方から夜。時間割が確定してからシフトを組むのが確実です
ディナーの開始が20時、21時という客も珍しくないため、稼げるシフトは自然と夜に寄ります。ただし語学学校は午前・午後のどちらのクラスになるかが時期によって変わる場合があり、確約のオプションを用意していない学校もあります。コース期間中は学校に集中し、修了後に本格的に働き始めるほうが計画は立てやすくなります。受講期間の組み方はマルタ・ワーキングホリデー徹底ガイドで解説しています。
朝型の生活を崩したくない方は、カフェやスーパー、ショップのほうが生活リズムに合います。マルタにはシエスタが残る個人商店もありますが、ほとんどの店は朝から夜まで通しで営業しています。
採用されやすくなる要素
経験やスキルがある人のほうが採用されやすいのは、他国のワーホリと同じです。ただしマルタにはマルタならではの効きどころがあります。
アルコールを扱えると有利ですか?
マルタにはイギリスの影響を受けたパブ文化と、ヨーロッパに共通するワイン文化の両方があります。パブは昼間から営業していて、ランチタイムにワインを注文する人もいます。
日本以上に評価されるスキル
- タップからビールを上手に注げる
- ワインの種類について少し詳しい
- ワインボトルを上手に開けて正しく注げる
- カクテルを作れる
コーヒーも同じです。マルタはエスプレッソベースが基本で、エスプレッソやマキアート、カプチーノがよく飲まれます。ローカルカフェではボタン一つで抽出する機械はほとんど使われていません。つまり手で淹れられる人が求められます。
渡航前に経験を積む時間がなかった方へ
日本でカフェや飲食店のアルバイトを数か月でも経験しておくと、応募時の材料になります。エスプレッソマシンを手で扱った経験、ビールの注ぎ方、ワインの基礎知識のどれかがあるだけで、書類の見え方が変わります。渡航前の数か月が、そのまま現地での選択肢の広さになります。
有給の仕事とは別に、無給でも職務経験と推薦状を得たい場合は、Easy School of Languagesが運営するインターンシッププログラムという選択肢もあります。ホスピタリティ以外の分野も対象で、英語コース2週間以上の同時申込が条件です。
英語力はどのくらい必要ですか?
英語力はワーキングホリデービザの正式な要件ではありません。ただし接客の現場では、コミュニケーション力が採用の決め手になります。飲食業での就労経験があれば、そこも評価されます。日本での経験は堂々と書いてください。
仕事選びで気をつけることはありますか?
条件が良く見える求人は、業種と職種を確認する
マルタにはオンラインカジノに関連する求人があります。マルタで従事すること自体は合法ですが、条件が良く見える求人であっても、どんな業種のどんな職種なのかをしっかり確認して慎重に判断してください。時給の数字だけで決めないことが大切です。
覚えておくとよいこと
- ソーシャルセキュリティ番号は仕事と紐づくものなので、入国後すぐ取得に行く必要はありません。仕事が決まってから動けば大丈夫です
- 給与の受け取りには現地で使えるオンラインバンクの口座が必要です。日本で作った口座はEU圏で機能が制限されるため、現地での開設が前提になります
- マルタでの納税や雇用に関する登録は本人の責任とされています
- 就労は認められていますが、ビザ上の主目的は休暇と文化体験という位置づけです
よくある質問
Q. 時給はいくらくらいですか?
ホスピタリティ系はマルタの最低賃金に近く、職種に応じて€6〜8程度(約1,080〜1,440円)が一般的です。レストランでは勤務時間帯に応じて賄いが提供されることがほとんどで、その分の食費が浮きます。
Q. 求人はどこで探せばよいですか?
店頭の掲示ではなく、多くの飲食店はInstagramやFacebook、チェーン店は自社ウェブサイトに求人を出しています。全体の状況を見たい場合は、マルタで仕事探しをしている人が集まるFacebookグループが役立ちます。
Q. 履歴書を直接配り歩くべきですか?
飛び込みで配るより、先に求人情報を集めてから動くほうが効率的です。とくに夏は炎天下を歩き回ることになり、体調を崩す可能性もあります。
Q. 求人が多いのはいつですか?
観光客が増える6〜8月ごろが最多です。ただし観光客は年間を通じて訪れるため、それ以外の時期にも求人はあります。春に渡航して学校を終え、夏の繁忙期に働き始める形が費用面でも有利です。
Q. 日本食レストランの仕事は見つけやすいですか?
日本人経営の店や日本食専門の店は多くありません。ただし寿司をメニューの一つとして扱うレストランは多いため、そうした店で雇われやすいことはあり得ます。
Q. チップはもらえますか?
チップ文化はありますが任意で、会計額の10%程度が目安です。分配の仕組みは店によって異なり、従業員に均等に分ける店、フルタイムの従業員のみに支払う店などがあります。臨時収入として考えるのが現実的です。
Q. 語学学校と仕事は両立できますか?
レストランは夜が主戦場でラストオーダーが23時になることもあるため、夕方以降のシフトなら両立の余地はあります。ただし語学学校は午前・午後のどちらのクラスになるかが時期によって変わる場合があるため、コース期間中は学校に集中し、修了後に本格的に働き始めるほうが計画は立てやすくなります。朝型の生活を保ちたい場合は、カフェやスーパー、ショップのほうが生活リズムに合います。
Q. 経験がないと採用されませんか?
経験があるほうが有利です。マルタではビールを上手に注げる、ワインに詳しい、カクテルを作れるといったスキルが日本以上に評価されます。渡航前に日本でカフェや飲食店の経験を積んでおくのが、いちばん確実な準備です。
Q. ホスピタリティ以外の仕事に就けますか?
求人自体はありますが、採用は本人の経歴と職歴によります。ワーホリビザは1年限定なので簡単ではありません。ただし職種によってはフルタイムの仕事が得られ、その後に就労ビザへ切り替えられる可能性もあります。
Q. 公式の求人サイトは使えますか?
マルタの公式求人サイトJobsplusには、ワーキングホリデーでは登録できません。ただし現地の仕事の相場感を知るのに役立つため、条件の妥当性を判断する材料として見ておく価値があります。
渡航前に何をやっておけばいいですか?
仕事探しは現地に着いてから始まりますが、勝負が決まるのは渡航前の準備です。日本にいるうちにできることを整理します。
1 渡航時期を「求人の多い時期」から逆算する
夏に働きたいなら春の渡航です。学校の費用も通常料金で済みます。
2 飲食の経験を作っておく
短期間でもカフェや飲食店で働いた経験があれば、応募時の材料になります。時間が取れない場合は現地でコースを受ける選択肢もあります。
3 英文の履歴書を用意しておく
現地で慌てて作るより、渡航前に骨組みを作っておくほうが確実です。マルタの語学学校に有給求人の紹介制度はないため、履歴書は自分で用意する前提で考えてください。日本人スタッフのいる学校なら、書き方の相談に応じてもらえる場合があります。
4 働きたいエリアの店をリストにしておく
InstagramやFacebookは日本からでも見られます。行きたい店を先に見つけておけば、着いてすぐ動けます。
5 学校と滞在先を押さえる
到着直後の拠点がないと、仕事も部屋も探せません。ビザ申請にも滞在先の情報が関わります。
仕事につながる学校選びから相談できます
skyticket留学は学校手配・滞在先・保険・航空券を一本で扱っています。日本人スタッフのいる学校の選び方や、求人が増える時期に合わせた渡航日の決め方まで、まとめてご相談いただけます。年間100名の枠なので、早めの着手が有利です。
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